グレイズアナトミー6 WOWOW オンライン

海外ドラマNAVI

NEWS

COLUMN

ABOUT グレイズ・アナトミーについて

CATEGORY カテゴリー

WRITER ライター

ライター画像HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


【曲情報】#24「永遠の別れ」で使われていた曲は?

♪ "All Love" Ingrid Michaelson
冒頭、アレックス、メレディス、クリスティーナ、ジョージが、イジーの病室で朝を迎えるシーンで。
♪ "The Battle" Missy Higgins
身元不明の男性(実はジョージ)のオペが行われるシーンで。
♪ "Flashdance…What A Feeling" Hollywood, Mon Amour featuring Yael Naim
メレディス&デレクが、病院のロッカールームで結婚の儀式を行うシーンで。
♪ "Off I Go" Greg Laswell
イジーと身元不明者が、それぞれ意識不明の重体に陥るシーンで。

2010.3.30|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(2)トラックバック(0)

3月29日(月) #24「永遠の別れ」

Greysanatomy5_bamen24_4

オペの翌日、意識を取り戻したイジーに記憶障害の症状が現れる。アレックスは人間らしい生活を希望していた彼女のため、記憶力を取り戻そうと猛トレーニングを開始。しかし、強引なやり方ゆえにイジーに反発されてしまい、つい逆切れして結婚に対する後悔や安楽死について口走ってしまう。一方、女性をかばったためバスにはねられた身元不明の男性がERに搬送されてくる。身元不明者は頭や内臓、腕に重傷を負っていて…。

今回のエピソードは…「衝撃度★★★★★」
外傷外科医として陸軍に入隊したと宣言し、シアトル・グレースの仲間たちに大きな衝撃与えたジョージ。ところが、彼が与える衝撃はこれにとどまらなかった! 何と、女性をかばってバスにひかれた身元不明の男性の正体こそがジョージだったのだ!
一方で、術後に記憶障害が現れてしまったイジー。彼女を元の状態に戻してやりたいというアレックスの必死の思いが通じたのか、ほどなくして記憶力を取り戻す。これには一同、心からホッとするが、そんな矢先にイジーの容体が急変! リチャードはDNRを無視して、イジーに蘇生処置を行うことを許可する。
こうして、生死の境をさまようことになったジョージとイジー。2人の運命は!?


【STORY】
イジーの2度目となる脳のオペの翌日。目覚める気配のないイジーのそばで、アレックス、メレディス、クリスティーナ、ジョージは不安な夜を過ごす。「目を覚ませ、目を覚ませ」とイジーの枕元で念じ続けるアレックス。そんなアレックスの声が届いたのか、イジーはようやく意識を取り戻す。
そんな中、ジョージは外傷外科医として陸軍に入隊したことをオーウェンに報告。オーウェンはジョージの決断をたたえてハグをする。その様子を見て、なぜ2人がハグしているのか首をかしげるクリスティーナ。その後ジョージはベイリーにも入隊の件を報告し、彼女を怒らせる。
一方、目を覚ましたイジーに言語障害の症状はなく、一同はホッと胸をなで下ろす。けれども、それもつかの間、すぐに記憶障害が現れ始める。記憶が数分と持たないイジーの様子に、事故で記憶力を失った患者の姿を重ねてすっかり落ち着きを失うアレックス。何とかイジーの記憶力を取り戻そうと、あらゆる出来事を付箋に書いて病室中に貼り付け、猛トレーニングを開始する。クリスティーナは、イジーを休ませてやるべきだとアレックスに助言するが、人間らしい生活を望んでDNRにサインをしたイジーのためだと言ってアレックスは譲らず。「あいつの将来は俺に懸かってる」と語気を強めて、トレーニングを継続する。
けれども、次第にイジーはアレックスの強引なやり方に反発するように。「辛いなら気持ちをぶちまけてくれて構わない。5分もすればどうせ忘れるんだから」と発言する。イジーのために奮闘していたアレックスは、結婚に対する後悔や安楽死のことをイジー本人の前でつい口走ってしまう。
その頃、ERにはバスにひかれそうになったアマンダという女性をかばい、逆にバスに引きずられて頭、内臓、腕などに重症を負ってしまった身元不明の男性が運び込まれていた。オーウェン、カリー、マーク、メレディス、レクシーは、早速男性への処置を開始。そこに、ジョージの入隊の件でベイリーがオーウェンに文句を言いにやってくる。オーウェンは「俺が勧めたわけじゃない」と反論するが、ベイリーはオーウェンのせいだと言わんばかりの態度。一方的に、ジョージを引き留めるようオーウェンに命じる。ジョージの元妻であるカリーも、ベイリー同様ジョージの入隊には大反対。「引き留め作戦」を先導し、この日、ジョージが入る予定のオペが終わる午後6時、オペ室前の廊下に集合するようメレディス、クリスティーナ、アレックスにも指示をする。
メレディスは、応急処置を終えた身元不明の男性に励ましの言葉をかける。男性は、メレディスに筆談で何か伝えようとするが、手に力が入らない様子。一方で、男性に助けられたアマンダは、男性のことを「運命の人」だと感じて好意を持ち始める。メレディスはそんなアマンダの気持ちをくみ取り、彼女が男性に付き添うのを許す。
その後、オーウェン、カリー、マークのほかにデレクも加わり、男性のオペが行われることに。医師たちはあらゆる手を尽くすが、術後の男性の容体は依然として芳しくない。今にも死にそうな男性の姿を目の当たりにしたメレディスは、記憶力を失ったイジーの姿も見ているだけに、チャンスがあるうちに「愛している」という気持ちを相手に伝えることが大事だと痛感。何としても今日デレクと結婚したいとクリスティーナに話し、「大好きよ、クリスティーナ・ヤン!」と言って彼女に対する愛情も言葉で表現する。そんな、メレディスの前向きな姿勢に驚いたクリスティーナは、柄にもない“ハグ”でその気持ちに応える。

Greysanatomy5_bamen24_a

その後、いざ結婚式のために市庁舎に向かおうとするメレディス&デレク。けれども、身元不明の男性に2度目のオペが必要な事態になる。デレクは日を改めようと提案するが、メレディスはどうしても今日結婚したいと懇願。そこでデレクは、ある妙案を思いつく。それは、その場で結婚式を挙げることだった。2人は病院のロッカールームで結婚の決め事を付箋に書き留め、2人きりで誓いを立てて晴れて夫婦となる。
式を終えたメレディスは、すぐに仕事に戻って身元不明の男性のオペの準備に取りかかる。すると、男性が再びメレディスに筆談で何かを伝えようとする。ペンを握る力もなく、指先でメレディスの手のひらに文字を書き始める男性。メレディスは今回、はっきりと感じ取る。彼が書いた「007」という数字を。「007」はジョージのあだ名。つまり身元不明者はジョージだったのだ! メレディスは、男性がジョージだったことを慌ててオーウェンらに告げに行く。そして、オペ室に移されたジョージは、オーウェン、デレクらの手で2度目のオペを受けることになる。

Greysanatomy5_bamen24_3_2

そんな中、アレックスの一種の荒治療が功を奏する結果となる。安楽死のことまで言及されてよほどショックだったのか、イジーはアレックスの暴言を忘れることができず。これをきっかけに、記憶を保てるようになる。これにはアレックスも心底安堵するが、そんな矢先に彼女の容体が急変する。すぐに蘇生を開始しようとするアレックス。イジーはDNRにサインをしていたが、駆けつけたリチャードもDNRを無視することに同意。一同は、イジーの蘇生処置を開始するが…。


【その他のキャラクターたちの動き】
ベイリーは、小児科のフェローシップ・プログラムに合格したとの知らせを受ける。けれども、なぜかベイリーは浮かない顔。それもそのはず、小児科のプログラムを受けるなら離婚すると夫のタッカーから最後通告を突きつけられてしまったのだ。結局、ベイリーは一般外科のアテンディングのオファーを受けたいとリチャードに申し出る。タッカーとは別れてシングルマザーになる覚悟を決めた以上、新しい専門を持つ余裕などないと判断したのだ。ただでさえ、イジーの病状や陸軍に入隊したジョージのことが気がかりなベイリーは、心の整理がつかずにリチャードの前で思わず涙を流す。リチャードは、何も言わずにそんなベイリーを受け止める。
レクシーに同居を断られたマークは、すっかりへそを曲げている状態。自分の意志で前に進んでいると見せつけたい一心で、住宅の購入を検討し始める。一方のアリゾナは、ジョージの入隊を「素晴らしいこと」と賞賛し、入隊に大反対するカリーと意見を対立させる。カリーにはアリゾナの言うことが到底理解できなかったが、実は彼女の弟がイラクへ派遣されて死亡していたことを知り、自分の言動を反省。アリゾナに謝罪する。
今という時を大切にし、デレクと夫婦としての道を歩もうとするメレディスに刺激を受けたクリスティーナは、オーウェンに「愛してる」と告げる。オーウェンは、「俺たちはやり直せる」とクリスティーナを説得。最終的には、クリスティーナもオーウェンの言葉に応じるのだった。


【医学用語豆知識】
DNR

「Do not resuscitate」(蘇生するな)の略。容体が急変して心停止に至っても心肺蘇生を行わないで静かに看取ってほしいという意思表示を記載する用紙を、病院では「DNRシート」と呼ぶ。


【メレディスの一言】
気持ちを伝えた?
「愛してる」
「あなたなしじゃ生きられない」
「出会って人生が変わった」
そう伝えた?
計画を立て、目標を作り、そこを目指す
でも目の前のことも見るべき
そして味わう
チャンスは今だけ
明日になれば消えているかも


【今回のゲスト】
アマンダ役は、「プリズン・ブレイク」トリシェン役や「The O.C.」のリンジー・ガードナー役などで知られるシャノン・ルシオ。


陸軍に入隊しただけでも驚きだったのに、何とジョージが女性をかばってバスにひかれて重体になるとは! あまりにも意外&ショックな展開に、度胆を抜かれた方も多かったのでは? 一方で、イジーのオペは無事成功。いったんは記憶障害が疑われたものの、無事に回復してアレックスらを喜ばせたのもつかの間、今度は意識不明に! メレディスたちの同期2人が、揃って生死の境をさまようという衝撃的なシーズン・フィナーレ。2人が今後どうなるのか、その答えは次シーズンまで持ち越しとなりました(辛い…)。
今シーズンは、これまでのシーズンにも増して脚本が面白く、まさに涙あり笑いありで、たくさんの感動を与えてくれた「グレイズ・アナトミー」。次シーズンでは、再び「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」とのクロスオーバーが待っているほか、新キャラも登場するなど新たな展開が期待できそうです。
みなさん、次の第6シーズンはこの秋放送予定! どうぞお楽しみに。

2010.3.29|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(19)トラックバック(0)

【曲情報】#23「未来のために」で使われていた曲は?

♪ "Charmed Life" Joy Williams
冒頭、メレディスとデレクが一緒に朝を迎え、イジーがアレックスを癌患者仲間に紹介するシーンで。
♪ "Where the Road Meets the Sun" Katie Herzig & Matthew Perryman Jones
植物状態になったアリソンの姿をイジーが目の当たりにするシーンで。
♪ "Hold On to Me" Sugarplum Fairies
ベイリー、カリー、スウェンダーの3人が小児科ICUの喜びに触れ、ジョージが陸軍の新兵採用所に行き、オーウェンがクリスティーナとともに母親に会いに行くシーンで。

2010.3.23|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

3月22日(月・祝) #23「未来のために」

Greysanatomy5_bamen23_a脳に腫瘍が再発したイジー。デレクは海馬の一部を切除するオペを提案。免疫療法を勧める腫瘍科医スウェンダーは、海馬を取れば記憶をなくす恐れがあると指摘。2人は真っ向から意見を対立させる。メレディスは当初オペ賛成派だったが、脳の一部に麻酔をする術前検査でイジーの記憶が途絶える様子を目の当たりにすると、認知症になった母エリスのイメージをだぶらせて突如オペ反対派に

転じる。一方で、晴れてイジーの夫となったアレックスは、苦悩の末、イジーを救うにはオペしかないと決断するが…。

今回のエピソードは…「決断のギャンブル度★★★★★」
腫瘍が再発したイジー。オペをすれば記憶を失う可能性があるけれど、免疫療法に賭ければ癌が進行して命を落とす可能性が高くなる…。どちらを選んでも大きなリスクがともなう決断。どうすればいいのか分からなくなり、彼女は戸惑う。
一方、戦地に戻るため痛みの癒えない脚を切断してほしいと希望するローウェル中尉が、オーウェンを頼りに来院する。彼は脚を切断してイラクに戻ることを望むが、もし脚を切っても痛みが消えなかったとしたら…。脚を失うこと、そのリスクはあまりにも大きい。
最終的にイジーはオペを、ローウェル中尉は脚の切断の道を選んだ。この決断、果たして正しかったのだろうか?


【STORY】
晴れてアレックスと夫婦になったイジー。日々、体調が悪化していくが、同じ癌患者の友人たちにアレックスを夫として紹介するなど、慎ましく新婚気分を味わう。
そんな中、デレクは何とかしてイジーの脳の腫瘍を取り除けないか検討。海馬を片方切除する方法を提案する。しかし、記憶を司る海馬を切除すれば、記憶を失ってしまう可能性も。インターロイキン2による免疫療法で、イジーと同じ転移性メラノーマである22歳の患者アリソンの転移巣を消滅させることに成功している腫瘍科医のスウェンダーは、オペに猛反対。結論はともかく、術後の記憶への影響を予測するためにも、必ず術前テストを行うようデレクに指示する。

Greysanatomy5_bamen23_2

当のイジーは、オペをすべきか免疫療法でいくか、自分でもどうすべきか分からない状態。アレックスに夫としての意見を求めるが、アレックスにもまだ答えは見つからない。そんな中、アリソンの症例を知ったクリスティーナは、むやみにオペをするより薬が奏効するのを待つべきだというスウェンダーの意見に賛成する。メレディスは、腫瘍からいつ出血が始まってもおかしくない状況を考えると、デレクに任せてすぐにオペを受けるのが懸命だと判断するが…。
その後、イジーの術前検査が行われる。脳の一部に麻酔をされたイジーは、事前に見せられたカードの内容を覚えているか問われるが、スウェンダーが恐れていた通り、途中で何も思い出せなくなってしまう。目の前にいるメレディスはおろか、夫となったアレックスのことすら分からなくなってしまったイジーの姿を見て認知症だった母エリスをだぶらせたメレディスは、検査を終えて正常に戻ったイジーに「オペは受けるべきではない」と忠告する。それは、あくまでも医師としてではなく、友達としての意見だった。
一方、アレックスは友人としてデレクに意見を求める。メレディスがイジーの立場ならどうするかとアレックスに聞かれたデレクは、「オペを受けてくれと頼む」と返答する。
メレディスにオペを止められたイジーは、患者仲間のアリソンにも相談。スウェンダーの治療で癌がなくなるのを身をもって体験したアリソンは、当然ながらオペに反対する。イジーは、先に言われたメレディスの言葉と、同じ癌患者であるアリソンの意見に影響され、免疫療法の道を選ぶ。

Greysanatomy5_bamen23_3

その頃、アレックスはようやくイジーにオペを受けさせようと決断。ところが、免疫療法でいくことに決めたイジーは、スウェンダー、クリスティーナとともに、早速インターロイキン2の投薬スケジュールについて相談を始めていた。また、クリスティーナの入れ知恵のせいでイジーが免疫療法を選んだ思い込んだデレクは、興奮して彼女を責める。けれども、オペをやめろと勧めたのがメレディスだと知ると「イジーとエリスは状態が違う、腫瘍を放置しておけばイジーは死ぬ」と彼女を諭す。
そんな中、アリソンの容体が急変。免疫療法による合併症で腸から出血してしまった彼女は、緊急オペで腸の一部を切除することで一命を取り留めるが、オペの途中で心停止したことが影響し、植物人間状態になってしまう。人工呼吸器につながれたアリソンの姿を目の当たりにしたイジーは、ジョージを呼んでアドバイスを求める。そして「怖がっているだけで、どうすべきかはもう決めてるはずだ」と彼に励まされ、やはりオペを受けようと決心。ただし、蘇生処置は拒否すると言って書類にサインをする。
こうして、再び脳のオペに臨むこととなったイジー。アレックスは、最後まで蘇生処置を拒否する旨の書類は破棄しろとイジーに迫るが、すでに幻覚でアレックスの顔さえはっきり見えない状態のイジーは、「デニーが書類にサインした気持ちが今になって分かった。もしもの時は静かに逝かせてほしい」とアレックスを説得。涙をすするアレックスにキスをして、オペ室に向かう。
崖っぷちに立たされるイジーの様子を見ていたメレディスは、これ以上結婚を先延ばしにしたくないと考え、「明日、市庁舎に行こう」とデレクを誘う。
オーウェン、カリー、ジョージの3人は、オーウェンの軍の知人から紹介されたローウェル中尉を担当する。彼は、イラクで負傷した脚の痛みが取れず、歩行すらままならない状態。カリーは彼の脚の検査をするが、外科的な問題は見当たらなかったため疼痛管理を検討すべきだ話す。けれどもローウェルは、「イラクへ戻れるよう脚を切断して義足にしてほしい」と要求。カリーは、健康な脚を切ることなどできないと猛反対するが、ローウェルの意志は固く、「脚を切ってまで戦地に戻りたいのは、真の家族が向こうにいるから」と、脚の切断の必要性を強く訴える。
それでも、やはり脚の切断が正しい判断だとは思えないカリーは、「脚を切っても痛みは消えないかもしれない。脚を切断することを甘く見てはいけない」と再度ローウェルを説得しようとする。しかし、「戦地で戦うことこそ自分の仕事であり、何もできずにいる今の状態は地獄」「誰かを救うことに使命を感じているのは医者も軍人も一緒」と主張するローウェルの言葉に押され、渋々脚の切断に同意。ついにオペに踏み切るのだった。
そんなローウェルの姿に大きな影響を受けた人物がいた。それはジョージ。彼は密かに陸軍への入隊を決意。仲間たちに相談することもなく、1人、入隊志願のため陸軍の新兵採用所に向かう…。


【その他のキャラクターたちの動き】
マークは、デレクたちの結婚を機に一緒に暮らさないかとレクシーに持ちかけるが、まだ研修期間が何年も残っている彼女は、同棲という考えに乗り気になれない。
リチャードは、外科に手術支援ロボット「ダヴィンチ・サージカルシステム」を導入。このロボットを武器に、ベイリーを一般外科に引き留める作戦に出る。ベイリーはこの餌にまんまと釣られて、アリゾナに誘われた神経芽細胞腫の子どものオペへの立ち会いもそっちのけ。ロボットを使ったオペに挑戦して興奮する。リチャードの策略を知ったアリゾナは、彼のやり方に猛抗議。「小児科には、子どもたちが元気になった時の“喜び”がある」と言って、自分もベイリー獲得を諦めないと宣言する。
ロボットを使ったオペを存分に楽しんだベイリー。患者の希望とは言え健康な脚を切断したことで落ち込むカリーと、アリソンが植物状態となったことでショックを受けているスウェンダーの姿を見つけると、2人を小児科のICUに連れて行く。そこには、アリゾナがオペで救った男の子と、回復の喜びを分かち合う家族の姿があった。いつもこのようにうまくいくとは限らないが、この喜びのために自分たちは医者をやっているのだとベイリーたち3人は再確認する。
オーウェンは、戦場に戻りたがるローウェル中尉の姿を見て、自分もイラクにやり残したことがあると感じているから悪夢にうなされ、母親にも会いに行けないのだと考える。そしてイラクに戻ることを決意し、支えになってほしいクリスティーナに相談する。いったんはオーウェンの頼みをすげなく断るクリスティーナだったが、イジーやアリソンの状態を目の当たりにすると、「死んでほしくない」とオーウェンに本音を告げる。そんなクリスティーナの言葉に触発されたオーウェンは、ついに母親に会いに行くことに。クリスティーナも、オーウェンと一緒に彼の実家に同行するのだった。


【医学用語豆知識】
和田テスト

頸動脈から麻酔剤を注射して脳の半分を眠らせ、優位半球を調べる検査。主に、言語機能と記憶機能を調べるために行われる。


【メレディスの一言】
人はいつも先のことを案じている
プランを練ってみたり、予測を立てようとしたり
そうすれば痛手を負っても軽めで済むと思ってる
でも未来は常に変化する
未来は人に恐怖感を与える
希望を抱かせる
でもこれだけは確か
ついに明らかになった時、未来は常に予想を裏切る


【今回のゲスト】
アリソン役は「ギルモア・ガールズ」のパリス役で知られるライザ・ウェイル。彼女は、「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」のクーパー役、ポール・アデルスタインの奥様。
オーウェンの母は、「エバーウッド 遥かなるコロラド」でエドナ・ハーパー役を演じていたデブラ・ムーニー。「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の第1シーズン#4「ホーム・パーティーの行方」には、年配の新婚夫婦のシルヴィー役でゲスト出演している。


新婚早々、再発した脳の腫瘍の治療をめぐって、大きな決断を迫られることとなったイジー。最終的にオペを受けると決めるものの、蘇生についてはきっぱりと拒否。イジー本人の気持ちを尊重すべきとは分かっていても、そう簡単にイエスと同調できないアレックスの気持ちも分かる気が…。うーん、苦しい決断。
一方、ジョージが陸軍への入隊を志願! オーウェンの存在により、外傷外科の素質を見い出されたジョージだけれど、陸軍に入隊という決断にはビックリ。彼は、本当にシアトル・グレースを去ってしまうのか!? まだ彼の決断を知らない仲間たちが、次回どんな反応を見せるのかが見ものです。

2010.3.22|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#22「人生最大の日」で使われていた曲は?

♪ "First In Line" Matthew Mayfield
イジーが検査のためにデニーの幻覚を見ようとし、アレックスが術前のベッカに総代のスピーチを披露させるシーンで。
♪ "Another Likely Story" Au Revoir Simone
メレディスが執刀医デビューを飾った喜びをデレクに報告し、オーウェンがジョージにねぎらいの言葉をかけるシーンで。
♪ "Turn to Stone" Ingrid Michaelson
イジー&アレックスの結婚式のシーンで。

2010.3.16|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

3月15日(月) #22「人生最大の日」

Greysanatomy5_bamen22_3_2

いよいよメレディスとデレクの結婚式の日。デレクから結腸切除のウェディングプレゼントをもらったメレディスは、ついに執刀医デビューを果たす。そんな中、卒業式に向かう大学生が乗ったSUVにトレーラーが衝突する事故が発生。ERには続々と患者が運び込まれる。新しい門出を祝う晴れがましい日だったはずなのに、無念にも死亡していく学生たち。治療にあたったジョージは無力感にさいなまれ…。一方、イジーの前に再びデニーが姿を現す。それは、脳に新たな腫瘍ができたことを意味するのだった…。

今回のエピソードは…「感動の涙度★★★★★」
同期の中で最初に花嫁になるのは、メレディスではなくイジーだった! ベイリーの提案で結婚式をイジー&アレックスに譲ることにしたメレディス&デレク。この大きなサプライズは、闘病中のイジーを見守るみんなの心をも一瞬にしてバラ色に変えた。アレックスの誓いの言葉は患者ベッカの総代のスピーチを拝借したものだったけれど、その分、希望を前に命を絶たれた若者たちの思いも込められたものとなり、感動もひとしお。どんな状況でも前向きに生きることの大切さ、大切な人のために何かをしてあげたいという思いやりの尊さが詰まった結婚式には、思わず涙せずにはいられない!


【STORY】
いよいよメレディスとデレクの結婚式当日。すべてを完璧に準備してきたイジーは、主役のメレディス&デレク以上に興奮気味。式に出席するのが楽しみでならない。
病院では、カリーがERにシフトを入れる。勘当されて信託基金を受け取れなくなった彼女には、お金が必要なのだ。この日のERはいつになく静か。最初は余裕を見せるカリーだったが、卒業式に向かう大学生たちが乗るSUVにトレーラーが衝突する事故が起き、その患者たちが一気に搬送されることとなり、ERは修羅場と化す。カリーを始め、オーウェン、ジョージ、クリスティーナ、アレックス、レクシーは彼らの治療に奔走する。
患者は、勉強一筋で総代に選ばれたベッカ、彼女の憧れの存在だったデヴィッド、卒業を機に故郷のアルゼンチンに帰ることとなっていたジョーダンと彼の恋人のデイナ、その他、彼らの友達のピート、ミシェル。ジョージはレクシーとともにデヴィッドの治療にあたる。しかし、学生たちの状態はジョージらの手に負えるものではなく、続けざまに患者を失う。ジョージは「担当を外してほしい」とオーウェンに申し入れるが、、オーウェンはそのまま処置を続けるよう指示される。
クリスティーナはジョーダンを担当。恋人のデイナの姿が見えないと心配する彼は、アルゼンチンに帰ると決まっていても、デイナを愛する気持ちは止められなかったと語る。そんな中、息のない状態でデイナが病院に運び込まれる。無残な姿のデイナを見たジョーダンは、とっさに興奮して彼女に駆け寄ろうとして容体が急変。結局、彼自身も命を落としてしまう。
一方で、ベッカのオペに立ち会うことになったアレックスは、死んでいった友達を思って動揺するベッカを励まそうと、卒業式のために準備していた総代のスピーチをその場で彼女に披露させる。「今日から他の人に対し責任を持ちます。未来に対して、あらゆる可能性に対しても責任を持ちます。今日から私の人生が始まります。私としては待ちきれません」と、見事なスピーチをアレックスに聞かせるベッカ。
結局、ベッカのオペは成功するが、ミシェルも死亡したため助かったのは彼女1人。ジョージは、自分が治療にあたった全員が命を落としたことにショックを受け、無力感にさいなまれる。オーウェンはそんなジョージに対し、「ベッカを助けられたのはお前(ジョージ)がほかの患者を診てくれたからだ」とねぎらいの言葉をかける。外傷外科はチームプレイ。誰かがヒーローになる必要はないのだと…。

Greysanatomy5_bamen22_2

そんな中、化学療法の副作用で髪が抜け始めたイジーの前に、再びデニーが姿を現す。デニーが現れたということは、また脳に腫瘍ができたということを意味する…。イジーはこの件をデレクに報告。デレクはすぐにMRI検査を行うが、異常は見つからない。けれども、デニーの幻覚を確かに見ているイジーは、異常があるのは間違いないと主張。デレクは、幻覚と脳のニューロンの関係に着目し、幻覚を起こして脳波の発生部位を特定できないか試してみることにする。検査の最中、必死でデニーの幻覚を呼び起こそうとするイジー。時間はかかるものの期待通り幻覚が現れ、そのおかげで通常のMRI検査では発見できないほど小さな腫瘍が見つかる。しかし、今回の腫瘍が見つかった場所は左側頭葉。オペでは取り除けない位置だ。イジーの助けになりたいのに、オペすらできないという事実に落胆するデレク。しかし、ベイリーは「できることが1つある」と言う。それは…。
一方、デレクから結婚のお祝いとして結腸切除のオペをプレゼントされたメレディスは、晴れて執刀医デビューを飾る。オペに立ち会ったリチャードは、メレディスの様子が心配で、彼女の一挙手一投足に首を突っ込む。メレディスは、そんなリチャードの心配をよそに、落ち着いた態度でオペをやり遂げる。「執刀医デビューをした姿をお母さんに見せたかった。お母さんはきっと喜んだはずだ」とリチャードに言われ、素直に笑顔で「ありがとうございます」と答えるメレディス。その喜びをデレクに伝えに行くと、彼からある提案をされる。その提案とは、今日のメレディス&デレクの結婚式をイジー&アレックスの結婚式に変更するというもの。ベイリーが思いついたアイデアだった。
メレディスはデレクの提案に賛成し、アレックスに相談に行く。アレックスは、イジーの脳に見つかったインオペの腫瘍のことを知って絶望のどん底にいたが、イジーのために新郎になるのを承諾。タキシードを着て彼女を病室まで迎えに行く。イジーはこのサプライズに大感激。彼女は、ついに花嫁になる。

Greysanatomy5_bamen22_a

イジーは、病気の件で力になってくれたクリスティーナをメイド・オブ・オナーに指名し、美しいウェディングドレス姿で列席者の前に登場する。一歩一歩、アレックスが待つ祭壇の方へとヴァージンロードを進むイジー。途中でよろめいてしまうが、ジョージが彼女の手を取って支え、アレックスのところまで付き添う。突然のことに、誓いの言葉を用意していない2人だったが、アレックスは患者ベッカの言葉を借りて「今日からお前に責任を持つ。人生と愛と責任と可能性を引き受ける。今日から俺たちの人生が始まる。俺としては待ちきれない」と感動的なスピーチを披露。2人は晴れて夫婦となり、イジーはつかの間の幸せを味わう。
結婚式を終え、病室に戻ったイジー。ごっそりと抜け落ちていく髪を見て、現実に引き戻されて思わず涙する。アレックスは「髪なんかなくてもお前はきれいだ」と慰め、その後、髪を剃った彼女の頭に優しくキスをするのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
前夜、アリゾナと高級レストランでデートをしたものの支払いが気になってデートを楽しめなかったカリー。修羅場のERを仕切る最中、何度もアリゾナからデートで浮かない態度を取った理由を何度も聞かれてうんざり。最後には、理由は金欠だと正直にアリゾナに打ち明ける。アリゾナは、お金をかけずにカリーの部屋で楽しむデートを提案。2人は楽しいひとときを過ごす。
セラピーを続けているオーウェンは、クリスティーナの首を絞めた理由は、彼女の部屋のシーリングファンからヘリの回転翼を連想したからだとクリスティーナ本人に話す。オーウェンの苦しみを理解しつつも一線を引くクリスティーナだったが、イジーとアレックスの結婚式の後、家に戻ってシーリングファンを撤去する。


【イジーの一言】
人生最大の日が実際最大になるかは分からない
その時が来るまで
人生最大の日はいつの間にか訪れる
そういう状況になって初めて気付く
何かに、または誰かに身をささげる日
心が打ち砕かれる日
運命の人に出会う日
自分にはもう時間がないと気付く日
永遠に生きたいと思ってるのに
そういう日が最大の日
完璧な1日
そうでしょ?


【アレックスの誓いの言葉】
今日、俺の人生が始まる
これまで俺は変わらなかった、ずっと
生意気な若造
今日から一人前になる
今日から夫になる
今日から自分以外のほかの人に対して責任を持つ
今日からお前に責任を持つ
俺たちの未来に、結婚生活のあらゆる可能性に対しても
お前となら、この先どうなろうと覚悟を決める
何に対しても、どんな時も
人生を引き受け、愛を引き受け、責任と可能性を引き受ける
イジー、今日から俺たちの人生が始まる
俺としては待ちきれない


今回で通算100話を迎えた「グレイズ・アナトミー」。記念すべき100話目はメレディス&デレクの結婚式かと思いきや、みんなの計らいでイジー&アレックスの結婚式に! せっかくなのでアレックスの誓いの言葉も抜粋してみました(感動的!)。イジーの病状のことで不安を抱えながらも、堂々とこの誓いの言葉を披露したアレックス。今シーズン、もっとも成長したキャラの1人と言って間違いないでしょう。このまま、この2人には幸せになってもらいたいものですが、イジーの脳にはインオペの腫瘍が…。日に日に弱っていくイジーを見るのはアレックスでなくても辛いものです。
さあ、いよいよ今シーズンも残すところあと2話。イジーはどうなる!?
なお、「メイド・オブ・オナーって?」と思われた方に補足。メイド・オブ・オナー(maid of honor)は花嫁の付添人であるブライズメイド(bride's maid)の代表。花嫁ともっとも親しい立場の女性が務めます。
一方で、花婿側の付添人はグルームズマン(groom’s man)と呼ばれ、その代表がベストマン。通常、ベストマンは男性の友人が務めますが、今回はアレックスたっての希望により、メレディスがベストマンに。
ちなみに、デレク役のパトリック・デンプシーとオーウェン役のケヴィン・マクキッドが出演した映画『近距離恋愛』の原題も「MADE OF HONOR」。

2010.3.15|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(2)トラックバック(0)

【曲情報】#21「伝えられない想い」で使われていた曲は?

♪ "Brand New" Emilie Mover
冒頭、イジーがメレディスの結婚式用の料理のサンプルをみんなに味見させ、デレクがモーニングを試着するシーンで。
♪ "Stay Over" The Rescues
メレディスがリチャードへの怒りをデレクにぶつけ、結婚式にリチャードは呼ばないように告げるシーンで。
♪ "So Far From Me" Brett Dennen
ベイリーが「癌はなくなった」とイジーの母ロビーに嘘をついて安心させ、デレクがメレディスについてリチャードと話をし、メレディスが父親を撃った少女の母親に再び忠告するシーンで。
♪ "Turn and Turn Again" All Thieves
クリスティーナがオーウェンに噛みつき、リチャードがメレディスに謝罪するシーンで。
♪ "Wedding Ring" The Hard Lessons
エンディング、マークが、レクシーと父親のザッチャーが食事をしているレストランに行き、アレックスがオペ室に向かうイジーを送り出し、メレディスがリチャードに母エリスの日記を託すため梱包をするシーンで。

2010.3. 2|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

3月1日(月) #21「伝えられない想い」

Greysanatomy5_bamen21_2

禁酒中の父ザッチャーが病院を訪れ、リチャードはレクシーとメレディスを呼び出す。メレディスは表向きにはザッチャーの謝罪を受け入れるが、リチャードの父親ぶった態度が気に入らない。そんな中、彼女は父親を誤って銃で撃ってしまったという幼い少女を担当することになる。実は、少女とその母親は家庭内暴力の犠牲者。母親は「娘はその暴力を止めるために発砲した」と主張し、父親に謝るよう娘を促すが…。

今回のエピソードは…「イジー母の強烈度★★★★★」
今シーズンは、デレク母に続いてイジー母も登場! 超若作りで、ちょっとおバカなロビーは、会話の内容もハチャメチャ。けれども、どこか憎めないところがある。イジーはそんな母の性格をよく知っているだけに、彼女に自分の病気のことを知らせずにいたが、ベイリーが良かれと思って連絡してしまったのが運の尽き…。
けれども、結局はイジーも母親と再会できて良かったような。癌が治ったと信じ込んで大喜びする母と抱き合った時のイジーの涙、複雑な思いもあっただろうけれど、母親への愛情も感じられて…。ちなみに、ロビー演じるシャロン・ローレンスは、この役で第61回エミー賞のゲスト女優賞にノミネートされた実績あり!


【STORY】
イジーは闘病生活を続けながら、それでもメレディスの結婚式の準備に奔走。転移巣を除去するオペを控えた彼女は、食事ができない自分に代わって、あちこちから取り寄せたパーティーの料理の試食品をアレックスやクリスティーナたちに味見させる。

Greysanatomy5_bamen21_a

そんなイジーの元には、母のロビーが訪ねてくる。ベイリーから知らせを聞いて駆けつけたのだ。彼女は娘の病状を心配するあまり、霊能者から得た助言やタロット占いで娘を励まそうとしゃべり続ける。そして、イジーの病気を「ただのホクロ」と思いたがる。イジーは、癌で亡くなった祖母の話を持ち出して事の深刻さを母親に伝えようとするが、その途端、ロビーはうろたえて泣き出してしまう。
その後、イジーは治療の効果を確かめるため検査を受ける。検査を担当したベイリーは、「母親は悪い人間ではないが、こういうことには耐えられない」とイジーが話すのを聞き、彼女が強がって母親に病気のことを知らせなかったのではないと知る。そして、イジーの気持ちをくみ取り「癌は良くなった。早期発見だった」とロビーに報告。けれども、実は検査では新たな転移が見つかっていた…。すっかり安心して帰って行くロビーとは対照的に、不安を抱えながら転移巣切除のオペに挑むことになるイジー。前回の脳の手術の際、イジーに付き添うのを避けていたアレックスも、今回はオペの直前まで彼女に寄り添う。
そんな中、メレディスとレクシーの父ザッチャーが、アルコール依存症の治療施設を出て病院にやって来る。禁酒のステップの一環で、過去に傷つけたメレディスとレクシーの2人に謝罪に訪れたのだ。

Greysanatomy5_bamen21_3

リチャードは、メレディスとレクシーを自分のオフィスに呼び出し、ザッチャーの話を聞いてやってくれと頼む。メレディスはリチャードの父親ぶったお節介への反発心と、ザッチャーを避けたい気持ちを抑え、とりあえずレクシーと一緒に父親と対面。表向きは謝罪を受け入れる。
そんなメレディスがこの日担当することになったのは、父親を銃で撃った幼い女の子マディ。母親のケイトは「娘は誤って撃った」と主張するが、マディは「どうして(パパは)死なないの? 私、何回も撃ったんだよ」と発言。実は、マディと母親は父親による家庭内暴力の犠牲者で、マディは父親を本気で殺そうと17発もの銃弾を浴びせたことが分かってくる。けれども、ケイトは「殺そうとしたんじゃない」と、娘の殺意を否定。父親の暴力を止めようとしただけだと言って、父親に謝るようマディを促す。しかし、ここで待ったをかけたのがメレディス。幼い頃、リチャードと不倫中の母親エリスに放置されていた経験がある彼女は、「この子は母親と自分の身を守るために立ち上がっただけ。父親に謝る必要はない」と断言。マディをかばうと同時に、娘に銃を手にとらせた母親ケイトの責任を指摘する。
リチャードはメレディスの態度を批判。「私に腹を立てるのは分かるが、家庭内暴力の被害者に追い打ちをかけるようなことを言うのは見過ごせない」とたしなめ、今度親子に近付いたら謹慎処分にすると言い渡す。メレディスはリチャードに対してますます反発心を強め、結婚式にはリチャードを呼ぶなとデレクに要求。デレクは、「あなたはメレディスの父親じゃないと言うが、彼女を家族と見なしている」とリチャードに忠告する。
その後、父親のマイクが命を取りとめたと知ったメレディスは、クビを覚悟で再度マディの母親ケイトに近付く。そして、先の無礼な発言を詫びつつも、マディを守ってやるべきだと繰り返し忠言。病院を辞めるつもりで、ロッカールームに向かう。リチャードは荷物をまとめるメレディスに対し、「幼いメレディスが母親に放っておかれるのを見て見ぬふりをした」と過去の過ちを認め、メレディスを擁護せず、責任は自分にないと言い訳したことを心から謝罪。メレディスはリチャードを許し、母エリスの日記を彼に託すことにする。そして、リチャードを結婚式に呼んでもいいとデレクに告げる。
また、メレディスの言葉を真摯に受け止めたケイトは、夫のマイクと別れてマディと2人で暮らす道を選ぶ。
一方、父親と絶縁したカリーは、突然仕送りを断たれて家賃の支払いにも困る状態。クリスティーナとマークから、家族にはアリゾナと別れたと嘘をついたらどうかとアドバイスされる。そんな彼女は、木から落ちて大ケガを負った“ウィロー”ことカレンを担当する。彼女は、森林を伐採して開発を行う企業から森を守ろうと、木の上での生活を続けるという抗議活動を行っていたが、相手企業はブルドーザーで彼女を木から揺さぶり落とすという強攻策に出たのだ。患者の姉のジュリーは、裁判沙汰にしないという誓約書を書けば医療費を持つとの言質を相手企業から引き出し、妹にサインさせようとする。しかしカレンはそれを断固拒否。環境保護のために今後も闘い続けると言って、姉と口論になる。
その後も、妹の行動を大人げないと非難する姉と、自分の言動に理解を示してくれない姉に反発する妹は、激しく意見を対立させる。カリーは、「私は木には興味ないけど、自分の信念を守り抜いたのは勇気ある行動だと思う」とコメント。そんな矢先、カレンの容体が急変していしまう。幸い、迅速な処置によりカレンの容体は安定するが、妹をこんな目に遭わせた企業が許せないと思い直したジュリーは、損害賠償請求を起こすと決めるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
ジュリーとカレンの姉妹愛を見たカリーは、「家族に嘘はつけない。あるがままの自分を受け入れ支えてくれるのが本当の家族」とマークに語る。
マークは、レクシーからザッチャーに会ってほしいと言われていたが、自分は父親に嫌われるタイプだからと尻込みしていた。しかし、カリーの言葉にをきっかけに、意を決してレクシーとザッチャーが食事をしているレストランに向かう。
オーウェン、ジョージ、クリスティーナは、娘のマディに撃たれた父親マイクの方を担当。オーウェンは、見事な処置で銃で17発も撃たれた彼の命を救うが、その間、オーウェンはジョージばかり指導してクリスティーナのことを無視。院内でばったり会っても「元気でな」などお愛想だけの短い言葉だけをかけるばかり。クリスティーナは、そんなオーウェンに食ってかかる。すると、オーウェンはポケットからメモを取り出して辛い胸の内を語る。「君に言いたくても言えない5音節(愛してる)の代わりに、何か声に出して言える5音節(「やあどうも」「元気でな」「よくやった」)をカウンセラーと一緒に考えてメモにした。自分がクリスティーナにふさわしくない限り、一番言いたい5音節は口にできない。精一杯自分の過ちを正す努力をしているんだ」と…。クリスティーナも、そんなオーウェンの心の苦しみに理解を示すのだった。


【観賞MEMO】
タイラ・バンクスの番組

ロビーがイジーを励まそうとして会話に取り上げた「大事なところにホクロができちゃった女性の話」。タイラ・バンクスの番組でやっていたと言っていたが、これは、アメリカの人気モデル、タイラ・バンクスが司会を務めるトーク番組「タイラ・バンクスショー」のこと。


【メレディスの一言】
医者は過ちを取り消さない
ミスをした自分を許せない
そういう因果な商売
でも人間としては、いつでもやり直せる
どうにもならないと思っても、改善する努力はできる
もちろん、謝罪が使えないケースもある
それが相手を攻め落とす武器や、言い訳になってしまう場合だ
でも、心から遺憾に思い、ちゃんと本気で気持ちを伝える時、言葉より行動で気持ちを示す時、ちゃんとやれたときの「ごめん」それは完璧
ちゃんとやれた時の「ごめん」、それは罪をあがなう


【今回のゲスト】
イジーの母ロビー役は、「NYPDブルー」でシルビア・コスタス検事補を演じていたシャロン・ローレンス。今回のロビー役で、第61回エミー賞のゲスト女優賞にノミネートされている。
ジュリー役は、「ER緊急救命室」の第5、6シーズンでルーシー役として活躍したケリー・マーティン。
ケイト役は、「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の第1シーズン#3「魔法を探して」で35歳の処女、キャスリーンを演じたニーナ・シーマズコ。


久々のザッチャー登場。リチャードは元妻エリスの不倫相手だったというのに、彼に断酒会を紹介すると言われて(リチャードもエリスの件をきっかけに、酒に溺れた経験がある)、「これでまた共通点が増えた」なんてニッコリ。この人の人間性、やや理解に苦しむ…。
一方で、今回はイジーの母も登場。ロビーママ、かなり強烈なキャラクターでした! イジーは、こういうタイプの母親に育てられながら自力でトレーラーハウスを出たのかと思うと、どんな病気にも打ち勝ってくれるだろうと思えるのですが…。
さあ、次回はいよいよ記念すべき通算100話目。WOWOWでの放送はスペシャルバージョンです。お楽しみに!

2010.3. 1|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(3)トラックバック(0)

【曲情報】#20「素直になれなくて」で使われていた曲は?

♪ "Vagabonds And Clowns" Mostar Diving Club
冒頭、メレディスとデレクが自分たちの結婚式について話すシーンで。
♪ "Sweetheart" Jont
ベイリーがジェシカを看取るシーンで。
♪ "Summer Came When We Were Falling Out" Shady Bard
ワイアットのセラピーでオーウェンが自分の感情を語り、デレクとマークが仲直りするシーンで。
♪ "Break Me Out" The Rescues
イジーを喜ばせようとメレディスがドレスを試着し、ジョーの店でアレックスがジョージに謝り、デレクとマークが仲直りしたと知ってレクシーがやけ食いをやめるシーンで。

2010.2.23|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(1)トラックバック(0)

2月22日(月) #20「素直になれなくて」

Greysanatomy5_bamen20_a_2

メレディスから結婚式の準備を任されたイジー。業者から試着用のウェディングドレスを取り寄せ、病室をブライダルショップのようにして張り切る。ところが、次第に化学療法の副作用が出始め…。そんな中、車にはねられたメロイと運転手のゲイツがERに搬送されてくる。事故の状況に対して言い分が食い違う2人。アレックスとジョージがオーウェンの元でメロイの治療を進めるが…。

今回のエピソードは…「降参度★★★★★」
ジミ婚を望むメレディス。豪華なドレスには興味がなくても、闘病中のイジーの希望の前には降参するよりほかなし。結局、自分の好みではないドレスを何着も試着するハメになる。そして、闘病中といえば6歳のテイ・サックス病患者、ジェシカ。何とか娘を助けたいという父親の思いは痛いほど分かるが、治療法がない不治の病の前に、やはり降参を余儀なくされる。最近、自分に自信を持ち始めていたアレックスも、自分にはない冷静さを持つジョージに降参する結果に。アレックスは、プレッシャーに弱い自分を認め、イジーが弱っていくことへの不安をジョージにさらけ出す。
降参…、一見みじめに思える言葉だけれど、抗えるものと抗えないものとを見極め、抗えないものを受け入れる勇気を持つことを意味する場合もあるのだ。


【STORY】
デレクとの結婚を決めたメレディス。闘病中のイジーの気を紛らわそうと、彼女に結婚式の準備を頼む。シンプルなジミ婚を望むメレディスに対し、イジーは「メレディスのようなタイプが結婚にこぎ着けたのは奇跡!」とハデ婚を計画。業者から試着用のウェディングドレスを取り寄せ、病室をブライダルショップのようにして張り切る。“いかにも”なウェディングドレスを着るつもりのないメレディスだったが、リチャードからその日の仕事としてドレスの試着を命じられ、イジーの要求を無碍にすることもできず…。渋々ドレスを試着する。

Greysanatomy5_bamen20_4

そんな中、イジーの体に化学療法の副作用が出始め、ついに彼女は病室で倒れてしまう。意識を取り戻したイジーは、自分の体調がどんどん悪化していくのを実感する。
ERには、車にはねられたアンソニー・メロイと、車を運転していたダン・ゲイツが運び込まれる。メロイはゲイツが無謀な運転をしたと主張。しかし、ゲイツはメロイの方が車に飛び込んできたと反論する。
アレックスとジョージはオーウェンの下についてメロイを担当。アレックスがERを監督することとなり、ジョージはメロイの検査結果を彼に報告する立場にされてしまう。ジョージは内心不服に思いながらもメロイを検査。傷は軽傷であるものの、メロイの言動に不審な点が多いことに気付き、彼が自殺願望者ではないかと疑いを持つ。そしてジョージは、メロイには精神科のコンサルが必要だとアレックスに進言。そのままメロイを帰らせるつもりでいたアレックスだったが、「自殺したらお前の責任だ」とジョージに言われ、精神科にコンサルを頼むことを許す。
ところが、ジョージとアレックスが目を離している隙に、メロイが姿を消してしまう。ジョージとアレックスは、駐車場で責任を押しつけ合って言い争うが、そんな最中、メロイが上階の窓を突き破って2人の目の前に落下してくる。再び自殺を図ったのだ! 車に叩き付けられたメロイは重体に。うろたえるアレックスのかたわら、ジョージは冷静さを失うことなく処置に集中。オーウェンはそんなジョージを褒め、外傷外科を専門にするよう勧める。
その夜。ジョージにありったけ暴言を吐いてしまったアレックスは、ジョーの店に行って1人で酒を飲んでいるジョージの隣に座る。そして、「今日はお前に負けたよ。完全に負けた」と降参を宣言。自分はプレッシャーに弱いタイプだと認め、イジーが衰弱していくことへの不安を打ち明ける。
一方、ゲイツの方は、頬骨上顎複雑骨折、脾臓周囲の出血、鼓膜破裂のほか顔面神経の損傷も見られるため、マークとデレクが協力してオペを行うことになる。けれども、何せ2人は今も喧嘩中の身。助手についたレクシーは2人の板挟みとなり、そのストレスからやけ食いに走る。レクシーのSOSを受けたメレディスは、いい加減仲直りするようデレクに忠告するが…。
オペでは、依然としてデレクとマークはいがみ合いを続ける。けれども、途中、マークが大量出血を手際よく処置するのを見たデレクは、彼の手技に感服。オペ後、ゲイツの妻に状況を説明する際、マークの処置のおかげでゲイツは助かったのだとマークを褒める。この件をきっかけに、ようやくデレクとマークの仲は元通りになる。
アリゾナのオペを見学するために病院にやって来た非番のベイリーは、アリゾナの担当患者で、テイ・サックス病を患っている少女ジェシカに出会う。テイ・サックス病は治療法がない難病で、彼女の余命はあと数時間。けれども、娘が死んでいくという事実を受け入れられない父親のマットは、メキシコに行って試験的な幹細胞治療を受けさせると言い出す。アリゾナは、「ジェシカの余命はわずか。すべてやり尽くした」と忠告するが、マットはメキシコ行きを実現させるため、病室を飛び出して金策に走る。

Greysanatomy5_bamen20_2

目を覚ましたジェシカは、父親の姿が見えないのを不安がる。ベイリーはそんなジェシカを放っておけず、オペの見学を諦めてとことん彼女に付き添う。次第に弱っていくジェシカ…。いよいよジェシカの死期が迫ると、ベイリーは病室に戻ってきたマットを優しく諭す。最期にジェシカの手を握るのは父親であるべきだと。マットはようやく現実を受け入れ、幼いジェシカは父親の腕の中で息を引き取る。アリゾナは、「小児外科医は切開することだけが仕事じゃない」と激しい徒労感に襲われるベイリーに声をかけ、彼女の行為をねぎらうのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】

Greysanatomy5_bamen20_3

カリーの父がシアトルにやって来る。彼は、ジョージの顔を見るなり「よくも浮気したな!」とすごい剣幕。カリーは、父を落ち着かせるため、付き合っている人がいると打ち明け、恐る恐るアリゾナを恋人として紹介する。娘が同性愛者になったと知った父は仰天。カリーをマイアミの病院に転属させ、実家に連れて帰る計画を推し進める。言うことをきかないなら、信託資金を受け取る権利を奪うと最後通告を突きつけられたカリー。本当の自分を受け入れてくれない父と縁を切る道を選ぶ。
PTSDと向き合うことに決めたオーウェンは、精神科医ワイアットのセラピーを受け始めるが、なかなかクリスティーナの件に関する感情を言い表せないでいた。けれども、自殺願望者のメロイが罪もないゲイツに犠牲を負わせたことと、自分がクリスティーナにしたことを重ね合わせると、自分は自分のことを「情けない」と感じているのだと認識。ワイアットは、感情に名付けをしたオーウェンを褒め、自分の感情と向き合うところがスタートなのだとオーウェンを励ます。
デレクとマークが仲直りしたことに安堵するレクシー。メレディスから、妹として結婚式に出席していいと言われて大いに喜ぶ。


【医学用語豆知識】
インターロイキン2

免疫系がん細胞を攻撃する際に中心となるT細胞の増殖を促進し、癌亜細胞を破壊するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きを高める効果がある化学療法剤。投与量が多いほど抗腫瘍効果が高まるが、副作用は強い。副作用は、発熱や悪寒、頭痛、発疹、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、体重増加、睡眠障害など。

テイ・サックス病
劣性遺伝により幼児期に発病する遺伝病。神発達遅延や視力障害、小脳失調をきたす。根本的に治癒させる方法はなく、たいていは5歳頃までに死に至ると言われている。


【メレディスの一言】
私たちは仕事上、敗北を選択肢に入れてはいけない
患者がどんなに重病でも希望はある
現実を前に希望が砕け、事実に降参しなければならなくなったとしても、今日の闘いに負けたというだけ
明日も闘いはある
降参とはこういうもの
負けを認めたら、完全に屈したら、そもそもなぜ闘っていたのか理由すら忘れる


【今回のゲスト】
メロイ役は「CSI:科学捜査班」のカヴァリエ刑事役や「CSI:マイアミ」のフアン・オルテガ役で知られるホセ・ズニーガ。
今回2度目の登場となるカリーの父親役は、映画『プリティ・ウーマン』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされ、「シカゴホープ」では外科部長のフィリップ・ウォッターズ役でエミー賞助演男優賞を受賞している名優ヘクター・エリゾンド。最近では、「名探偵モンク」でモンクのセラピスト、ドクター・ベル役を務めている。マット役は『バタフライ・エフェクト』や『デジャヴ』への出演で知られるエルデン・ヘンソン。「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の第1シーズン#7「ベビーラッシュ」では、妊婦の強盗犯サラの元恋人デイモンを演じた。


自身も幼い子を持つベイリーには、小児科医として天性の資質があるよう。死期が迫るジェシカを優しく抱き、寄り添い…。そして娘の死を見届ける立場に立たされる父親を、同じ子を持つ親としてどんな思いで見ていたのかと考えると本当に胸が詰まります。どんなに救いたくても救えない命がある。そんな厳しい現実の中で、ベイリーは最善のことをした。自信を持って小児外科医への道に進んでほしいです。
天性の資質という点では、ジョージにも進むべき道が見つかったよう。彼はこれから外傷外科医を目指すことになりそうです。ジョージをバカにするばかりだったアレックスも、ジョージの優れた点を認め、自分の弱さをさらけ出して…。
一方、ステージ4の転移性メラノーマと闘うため、過酷な治療を強いられているイジー。化学療法もスタートし、急激に体調の悪化を感じ始めている様子。次回は、そんな彼女に強力過ぎる助っ人が登場! 演じるゲスト女優に注目です。

2010.2.22|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(1)トラックバック(1)

【曲情報】#19「君の強さ」で使われていた曲は?

♪ "Little Pieces" Gomez
冒頭、カリーとアリゾナが踊りまくるシーンで。
♪ "The Weight Of Us" Sanders Bohlke
採精を迫られたアレックスが、メレディスに思いの丈をぶちまけるシーンで。
♪ "That Home" The Cinematic Orchestra
デレクがいよいよイジーのオペを始めるシーンで。
♪ "Rise Up" Ben Lee
ジャッキーたち3人がジョイスおばさんとの別れを惜しみ、ベイリーがオペの成功をオペ室前に集まった一同に伝えるシーンで。
♪ "With The Notes In My Ears" Peter Broderick
クリスティーナとオーウェンがついに一線を越えるシーンで。
♪ "We Do What We Want To" O+S
デレクがメレディスにプロポーズし、クリスティーナと別れたオーウェンが脳の検査を受けるシーンで。

2010.2.16|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

2月15日(月) #19「君の強さ」

Greysanatomy5_bamen19_4

転移性メラノーマと診断されたイジーの治療が始まり、仕事に復帰したばかりのデレクがまず側頭葉への転移を切除することに。放射線治療に備えて、卵子の採取も行われることになる。治療の指揮を執るのは腫瘍科医のスウェンダー。アレックスを始め、メレディスやクリスティーナらレジデントたちは、イジーのことを心配し過ぎるあまり、怯えて彼女の病室から足が遠のき…。そんな中、アレックスは死期が近付いた老婦人の担当になる。

今回のエピソードは…「勇気度★★★★★」
勇気を出して仕事への復帰を決め、見事イジーのオペを成功させたデレク。その陰には、デレクのことを信じて疑わなかったメレディスの強い思いが。そして、デレクはついにメレディスにプロポーズ! デレクと同じ言葉でYESの返事をしたメレディス。逃げるのが得意だったあのメレディスとは思えない勇気ある振る舞い。
また、不安のあまりイジーに避けていたアレックスも、自分の態度を反省して彼女に寄り添う勇気を持つ。一方、トラウマを抱えるオーウェンを受け止めようとしたクリスティーナの勇気もたたえてあげたい。たとえ、出した結論が別れだとしても…。


【STORY】
クリスティーナの部屋に訪れていたオーウェン。クリスティーナの横で眠りにつく。ところが、しばらくしてクリスティーナは苦しみのあまり目を覚ますこととなる。悪夢にうなされたオーウェンにいきなり首を絞められたのだ。クリスティーナは何とかオーウェンの手から逃れ、騒ぎに気付いたカリーはすぐにメレディスに連絡。駆けつけたメレディスは、オーウェンの行き過ぎた行為に警戒を強めるが、クリスティーナは必死に謝るオーウェンを許す。
翌朝、病院では転移性メラノーマと診断されたイジーの治療が始まり、仕事復帰を決めたデレクによる側頭葉への転移の切除が行われる運びとなる。デレクを励ますメレディス。ベイリー、リチャードはイジーの症例提示を行い、今後は肝転移の除去手術のほか、放射線治療に備えて卵子の採取が予定されていることなどが説明される。腫瘍科医として治療の指揮を執ることになったスウェンダーは、辛い治療になるので覚悟するようイジーに釘を刺し、今後はすべての処置に自分が立ち会うと名言する。
リチャードは、アレックスを呼び出して凍結卵子は受精させた方が生存率が上がると説明。イジーとの将来を見据えて精子提供に協力するよう言う。ただでさえ、医者でありながらイジーの病状に気付いてやれなかったことで自分を責め、心配と不安の極限にいるアレックスは、思わぬ形で「子作り」を迫られたことに困惑するばかり。メレディスは、そんなアレックスの心情に理解を示し、話し相手になる。最終的に、アレックスは精子提供に協力する。

Greysanatomy5_bamen19_a

その頃、イジーは1人でオペまでの時間を過ごしていた。アレックスはもちろん、メレディス、クリスティーナ、ジョージらは、心配のあまりかどう声をかけてやればいいのか分からず、彼女の病室から足が遠のいていたのだ。オペの助手やオペ前の準備を担当するベイリーは、少しでもイジーの不安をやわらげようと、温かい言葉で彼女を励ます。
一方で、マーク、アレックス、レクシーは、死期が近付いている老人のジョイスを担当。彼女の姪っ子、甥っ子にあたるジャッキー、トービン、ルークの3人は、ジョイスの死を待っているかのように「今日中におばは亡くなるか?」とマークに迫る。ジョイスは3年前に余命1カ月と宣告されたが回復。その後も、入退院を繰り返してはその度に回復してきたため、ジャッキーたちは何度も「最期のお別れ」を強いられてきたのだ。今回も2度心停止に陥るものの、いずれも蘇生措置で復活。アレックスは、自分たちの都合ばかり気にしてジョイスの死を望んでいるかのような発言を繰り返す3人に憤慨していたが、意識を取り戻したジョイスが、「誰も来てくれないよりずっといい」と語るのを聞き、怯えてイジーに寄り添おうとしなかった自分の態度を反省。急いでイジーの病室に向かう。けれども、彼女はすでにオペ室に向かった後だった。
そして、いよいよイジーのオペの時。デレクは直前に怖じ気づいて、「何があろうと結婚には同意すると言ってくれ」とメレディスに迫る。けれでもメレディスは、「イジーが死んでも構わないという話なら同意できない」と拒否。その代わり、「あなたならやれる」と真摯な言葉でデレクを勇気づける。メレディスの言葉に背中を押されたデレクは、意を決してメスを手に取る。
オペ室前でアレックス、メレディス、クリスティーナ、インターンの面々がイジーのオペが終わるのを祈るような気持ちで待っていると、そこにカリーとジョージもやって来る。カリーは、かつてイジーなど死ねばいいと思っていた自分を猛省。だからこそ、イジーから相談されなかったといじけているジョージに「一緒にイジーが出てくるのを待ちに行こう」と言って説得し、この場に連れてきたのだ。そして、ついにはリチャードもオペ室前にやって来る。リチャードは、「怖いか?私もだ」とアレックスに胸の内を明かす。
オペ室では、デレクの状態に不安を抱くスウェンダーにいちいちデレクの処置に口を挟んでいた。しかし、徐々に自信を取り戻したデレクは、堂々とした態度で自分の判断の正当性をスウェンダーに主張。そして、見事に腫瘍の摘出に成功する。オペ室を出たベイリーは、イジーが出てくるのを待つ一同にオペの成功を告げる。そして、心配するだけで病室に顔を出そうとしなかった同僚たちに対し、明日は友達らしいことをするようにと忠告する。
そんな中、ジョイスはついに絶命。生前の悪態とも取れる態度と裏腹に、ジャッキーたち3人は涙を浮かべながらおばとの別れを惜しむ。
その後、デレクはリチャードに後押しされ、ついにメレディスへのプロポーズを決意。エレベーターの中に、これまでメレディスと一緒に救ってきた患者たちの画像を所狭しと貼り、一生共にいたいと彼女に告げる。メレディスも同じ言葉でデレクのプロポーズに応じるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】

Greysanatomy5_bamen19_3

アレックスは、オペ前にイジーを避けていた時間を埋めるかのように、オペを終えたイジーの横に寄り添う。
クリスティーナの首を絞めてしまったことでショックを隠しきれないオーウェン。救急ヘリの到着時にも、トラウマのせいで一時的に正気を失ってしまう。その場に居合わせたデレクはオーウェンを心配して力になろうとするが、オーウェンは、オペでのミスやその後に仕事を放棄したことなどを取り沙汰し、デレクに暴言を浴びせて突っぱねる。

Greysanatomy5_bamen19_2

その後、オーウェンは当直室でついにクリスティーナと一線を越える。ところが、オーウェンの腕の中で安心して眠りにつけない自分に気付いたクリスティーナは、彼の苦悩を受け止めきれない気持ちを認め、彼に別れを告げる。クリスティーナに拒まれたオーウェンは、問題を1人で抱え込むのはやめようと思い直し、デレクに謝罪して助けを求める。


【アレックスの一言】
タフかどうかは関係ない
傷を負えば跡が残る
家へ帰ってもうずく
人生を変えちまう
傷つけば皆とっ散らかる
でも、それでいいのかもしれない
苦痛だとか恐怖心だとか、そういうものをくぐり抜けることで人は前へ進んでく
背中を押される
ちょっとはとっ散らかってみないと、進歩できないのかも


【今回のゲスト】
スウェンダー役は、映画『クライシス・オブ・アメリカ』や『ジョンQ-最後の決断-』のキンバリー・エリス。


ついに、メレディスとデレクが婚約! ここまでくるのに、どれだけ紆余曲折があったか…。メレディス、よくぞここまで成長した! 花とキャンドルを飾った王道のシチュエーションづくりもいいけれど、脳の写真を飾ってのプロポーズは、いかにも2人らしくて。
一方で、イジーの過酷な治療がスタート。心配のあまり、怯えて彼女の病室に寄りつこうとしなかった同僚たちの気持ちも分からないでもないけれど、その点、ベイリーは本当に強くて優しい女性。イジーが編んでいたマフラーがベイリーのものだったというのも納得です。
さて、来週以降はいよいよメレディスとデレクの結婚式に向けてまっしぐらか!?

2010.2.15|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(1)トラックバック(0)

【曲情報】#18「そばにいるから」で使われていた曲は?

♪ "Everywhere" Common featuring Martina Topley-Bird
冒頭、メレディスの家でイジーとクリスティーナが治療方法についてこっそり話をするシーンで。
♪ "A Mirror Without " Royal Wood
クリスティーナが初執刀の直前、イジーの病気のことをアレックスたちに打ち明けるシーンで。
♪ "Driveway" Great Northern
エンディング、メレディスがデレクのトレーラーにイジーの脳の写真を届けに行き、その後、治療を始めるイジーの回りに仲間たちが集まるシーンで。

2010.2. 9|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

2月8日(月) #18「そばにいるから」

Greysanatomy5_bamen18_3

世界的にまだ症例が少ない顔面移植手術が行われることになる。患者は以前、交通事故で顔面損傷を負ったデヴィッド。ネットで知り合った友人たちに術後のサポートを頼み、生まれ変わった新しい顔で会うのを楽しみに待っていたが…。
一方、クリスティーナはイジーの病気の治療法を調べたり、腫瘍科の診察予約を取ったりするなどして奔走。念願の執刀医デビューが決まっても、イジーのことが気がかりで集中できず…。

今回のエピソードは…「思いやり度★★★★★」
決して相性抜群という関係ではなかったクリスティーナとイジー。けれども、イジーの病気を知ったクリスティーナは彼女のために奔走。本心では助けを求めているのだと気付き、病気の件をアレックスらに話した上で「闘ってほしい」とイジーを励ます。
一方、顔面に重傷を負ったデヴィッドにも、力になりたいと願ってやまない心優しい友人たちが。そして、すっかり気力を失っているデレクにも、彼の復帰を待ち望む仲間がいる。彼らの熱い思いに、デレクは応えることができるのか!?


【STORY】

Greysanatomy5_bamen18_a

病院では、12年前に飲酒運転の被害に遭って顔面に重傷を負ったデヴィッドの顔面移植術の準備が着々と進められる。世界的に見てもまだ症例が少ない顔面移植術とあって、浮き足立つメレディスたち。執刀医のマークは、イジーとレクシーを助手に指名。ドナーの顔面組織の採取を担当することになったオーウェンは、アレックスを助手につける。メレディスとジョージは、顔面移植術に関わるアテンディングの穴を埋めるため、術前術後患者のフォローに回ることに。一方のクリスティーナは、ついに念願の執刀医デビューが決まる。
オーウェンとアレックスは、早速ドナーから顔面組織を採取。その頃マークは、術後のサポートをしてくれる人は来ているかとデヴィッドに確認を取っていた。というのも、顔面移植は術後の変化にいかに対処できるかが重要なポイント。術後にサポートをしてくれる人がいることが手術の絶対条件なのだ。デヴィットは、チャットで知り合った友人たちが来てくれることになっていると話すが、少しでもデヴィッドの力になりたいと考えた友人たちは、予定より早く病院に到着。デヴィッドは、意に反して現在の顔を友人たちに見られてしまったことに激しく動揺し、彼らを追い払ってしまう。
そんな中、デヴィッドの顔を「穴ぼこ」とあだ名するアレックスやインターンたちの姿を目の当たりにしたイジーは、病気のことが知れたら自分もみんなの冗談のネタにされるのではないかと危惧する。そして、すっかりデヴィッドに感情移入したイジーは、デヴィッドに対するインターンたちの不謹慎な態度に激怒。事情を知らないマークは、個人的な感情をあらわにするイジーを、デヴィッドのオペから閉め出す。イジーは、見込みのない治療を受けても無駄だと考えるようになり、クリスティーナが無理をして入れてくれた診察の予約もすっぽかしてしまう。
マークとレクシーは、友人たちを呼び戻すようデヴィッドへの説得を試みる。「友達はたじろがなかった。目をそらしたのはあなたの方」とデヴィッドに苦言を呈するレクシー。デヴィッドは、友達から目をそらされることだけは避けたくて臆病になったと反省し、手術を受けるために友人たちを呼び戻すことに同意する。病室に戻ってきた友人たちは、無礼な態度を取らざるを得なかったデヴィッドの心情に理解を示し、彼の顔をコリアンテス・スペキオサという珍しい蘭の花に例えて敬意を示す。
こうして、友人たちのサポートを得られることになったデヴィッドは、顔面移植術に臨む。そしてオペは成功。新しい顔を手に入れたデヴィッドは、新たな人生の一歩を踏み出すのだった。
クリスティーナが執刀することになったのは、サリーという女性患者のヘルニア修復術。しかし、せっかくの執刀医デビューだというのに、クリスティーナはイジーのことが気がかりで心ここにあらず…。治療法の研究や腫瘍科の診察予約の段取りなど、イジーのために奔走し、サリーからオペについて質問されても対応を後回しにしてしまう。しかし、オペの直前、サリーから「先生にとってくだらない手術かもしれないけれど、大丈夫だって言ってほしい」と言われたクリスティーナは、「くだらない手術じゃありません。安心して任せてください」と返答。オペに集中するため、そして、助けを求めるイジーの心の叫びに応えるため、イジーが転移性メラノーマにかかっていることをアレックスらに告げる。そして、無事に初執刀を終えた後で、イジーにもアレックスたちに病気のことを打ち明けたことを伝える。病気のことは誰にも言わないでほしいと口止めしていたイジーだったが、「おこがましいけど、闘ってほしい」というクリスティーナの言葉に励まされ、病気と闘うことを決意。知らせを聞いたメレディスたち仲間に見守れながら、治療への道を歩み始める。

Greysanatomy5_bamen18_2

デレクはいまだ欠勤中で、メレディスも彼と連絡を取っておらず。デレクを気にして上の空になっているリチャードを心配したベイリーは、カリーをデレクの元に送り込む。ところが、トレーラーハウスに到着したカリーは、過去に自分が救えなかった患者について語るうちに暗い気分に…。デレクを連れ戻すどころか、一緒にビールを飲む結果になってしまう。
カリーが戻らないのを心配したベイリーは、今度は、ドナーの顔面組織の剥離を終えたオーウェンをつかまえてデレクの元に差し向かわせる。しかし、オーウェンもカリー同様、患者を亡くした経験を語るうちに励ましの言葉を失い、デレク、カリーの2人とビールを飲み始めてしまう。
ベイリーは、カリーもオーウェンも戻ってこない状況に不安を募らせ、ついにリチャードに事情を説明。最終的に、リチャードは自らトレーラーハウスに向かい、病院に戻るよう直接デレクを説得する。しかしデレクは、プロポーズの件をメレディスに話したリチャードのことを激しく非難。「帰れ!」とリチャードを追い払う。けれども、リチャードは決してひるまず、「立ち直るのを待っている」とデレクに宣言。デレクはリチャードの助言に従ってメレディスに電話をかけ、医師を辞めるつもりだと口にする。
デレクからの電話を受け、メレディスはデレクの元へ。デレクはメレディスに「愛してる」と告げ、医者を辞めても愛してくれるか問うが、メレディスは「いいえ」と返答した上で、イジーの癌が脳に転移していることをデレクに告げる。そして、彼女を救ってほしいと懇願し、イジーの脳の写真を置いて帰って行く。メレディスが去った後、デレクは写真を手に取って…。


【その他のキャラクターたちの動き】
術前術後患者のフォローにまわったメレディスとジョージは、インターンのミーガンを巡って同じくインターンのスティーヴとピアースがケンカをしているのに気付く。しかし、一刻も早く顔面移植術の見学に入りたいメレディスとジョージは、彼らのトラブルを見て見ないふり。しかし、ベイリーに諭されて3人の間に介入。トラブルの解決に一役買う。
マークの顔面移植術で助手に抜擢されたレクシーは、インターンたちから白い目で見られる。インターンたちは、マークとレクシーの関係を互いに利用し合う不純なものと見なして軽蔑していたのだ。しかし、レクシーはインターンたちの前で堂々とマークにキス。自分たちはいい関係を築いているのだとアピールする。


【医学用語豆知識】
顔面移植術

劇中でも過去に4例しかないと紹介された顔面移植術。このエピソードがアメリカで放送された直後、世界で5例目となる顔面移植術がフランスで行われている。ちなみに、初めての顔面移植術は2005年。患者は犬にかまれて顔に大ケガを負ったフランス人女性のイザベル・ディノワールさん。なお、2006年に顔面移植術を行った李国興さんは2008年に死亡している。
2005年 イザベル・ディノワールさん(フランス)
2006年 李国興さん(中国)
2007年 29歳の男性(フランス)
2008年 コニー・カルプさん(アメリカ)
2009年 28歳の男性(フランス)


【メレディスの一言】
医療に携わると友達を作りにくくなる
それは多分、生と死にいつも直面しているから
毎日死を見つめていると嫌でも思い知る
人生は一瞬一瞬が猶予の時間
大事な人ができたとしても、そのうち期限が来れば失ってしまう
そういう理由で、一部の医者は友達を1人も作らない
でも、私たちは期限を延ばす仕事をやる
失う経験をできるだけ遠ざけようとする


【今回のゲスト】
デヴィッド役は、「CSI:科学捜査班」の第5シーズン以降、エーカーズ巡査役で複数話出演中のラリー・サリヴァン。
サリー役は、「ギルモア・ガールズ」のキム夫人役で知られるエミリー・クロダ。


仲間を必死に支えようとする人々の心に胸が熱くなった今回のエピソード。すっかり廃人のようになってしまったデレクを病院に連れ戻すため、トレーラーハウスに送り込まれたカリーとオーウェン。彼らが語る過去の経験から、医師という職業の過酷さ、そして辛さを共有する仲間の愛情が伝わってきました。
そして問題のイジー。クリスティーナの適切な判断と友情に救われ、ついに病気と向き合って闘うことを決意。今後は、彼女の治療経過から目が離せそうにありません。
さて、そんなシリアスな状況に反して、エピソードに笑い与えてくれたのがベイリーの存在。デレク、カリー、オーウェンの3人が死んでいる気がするって!? ちょっと想像が飛躍してしまった昼メロ好きの彼女だけれど、インターンたちのトラブルから目をそむけようとするジョージが「僕たちの方が(今のインターンより)マシだった」と発言したことに対して、「どこが?」と反応するあたりはさすが。確かに、メレディスもクリスティーナもアレックスもアテンディングと寝るし、イジーはデニーの補助心臓のコードを切るし、ジョージはベガスで電撃結婚した揚げ句に不倫して離婚するし、めちゃくちゃでしたもんね。
なお、今回インターンの3角関係の中心になったのはミーガン。もしや、アメリカにもメガネ女子ブームが到来!?

2010.2. 8|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

【曲情報】#17「暗い影」で使われていた曲は?

♪ "Front Row " Metric
冒頭、メレディスの家でデレクが自暴自棄になるシーンで。

♪ "Duet" Rachael Yamagata
“患者X”への告知についてイジーとレクシーが話をし、アリゾナたちに褒められたアレックスがそれをイジーに報告するシーンで。

♪ "Treeology" Shady Bard
デレクを連れ戻してほしいとリチャードがメレディスに頼むシーンで。

♪ "A Storm Is Going To Come" Piers Faccini
イジーがクリスティーナに病気のことを告白し、メレディスがトレーラーハウスに戻ったデレクに会いに行くシーンで。

2010.1.26|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

1月25日(月) #17「暗い影」

Greysanatomy5_bamen17_2 ベイリー、メレディス、クリスティーナは、胃癌になる遺伝子を保持している3兄弟を担当する。身内のほとんどを癌で失っている彼らは、3人揃って予防的胃切除を受けることになっていたが…。一方、アレックスは発作を起こしてERに運ばれた患者ベスに心臓の検査が必要だと主張。アリゾナと意見を対立させる。そして、インターンたちはついに“患者X”の診断に結論を出し…。

今回のエピソードは…「大人げなさ度★★★★★」
シアトル・グレースの評価が落ちたショックを引きずり続けているリチャード。デレクがオペを拒んで欠勤していることで、ベイリーに八つ当たり! レジデントの前でこき下ろすだけでは済まず、小学生のケンカのごとく無視を決め込むとはいかにも大人げない…。
そして、“大人げない”という表現では生ぬるいのがデレク。ジェンを死なせてしまったことをきっかけに、これまで自分が“救えなかった命”にしか目を向けられなくなった彼は、メレディスに対してあり得ないほどの罵詈雑言を浴びせる。母親からもらった大切な指輪まであんな風に扱って…。完全に自分の殻に閉じこもってしまったデレク。誰が、どんな形で、彼をその殻から救い出すのか!?


【STORY】
ジェンを死なせてしまったデレクは、仕事への意欲を失って病院を欠勤。リチャードは、腕利きの脳神経外科医が不在な上に、頼みの綱であるベイリーは小児外科医のフェローシップに応募、さらに新しい心臓外科医も決まっておらず人手不足という病院の状況にいら立ちを募らせる。
Greysanatomy5_bamen17_3 そんな中、ベイリー、メレディス、クリスティーナの3人は、トリシア、メグ、マイクの3兄弟を担当することになる。彼らの家系は、胃癌になる遺伝子を持つ者が多く、身内の大半が癌で死亡。そして、遺伝子検査の結果、トリシア、メグ、マイクの3人も遺伝性びまん性胃癌の遺伝子を保持しており、4分の3の確率で癌になる恐れがあると判明。3人は、揃って予防的胃切除を行う予定で病院にやって来る。ところが、オペ後の副作用や合併症のことを知った弟のマイクは、これまでの生活が一変するのを嫌がり、オペは受けないと宣言。これ以上、姉トリシアの指図は受けないと言い放つ。結局、妹のメグもオペを躊躇したため姉のトリシアが1人でオペを受けるが、オペの最中、トリシアの体はすでに癌に侵されていることが判明。これを知ったメグも、すぐにオペを受ける。ところが、マイクだけは最後までオペを拒み続けて…。トリシアは、「愛する人を放っておけない」と言って、今後もオペを受けるようマイクを説得し続けるとメレディスに宣言する。
オーウェン、アレックス、アリゾナの3人は、ブラスバンドの地区大会の最中にけいれん発作を起こして心肺停止に陥った17歳のベスを診る。オーウェンは適切な判断でベスの命を救い、その後、アレックスは彼女に付き添って様子をモニターすることに。ところが、ベスはアレックスの目の前で再び発作を起こしてしまう。発作の直前に心室細動になったのを確認したアレックスは、彼女の発作の原因は、実は心臓にあるのではないかと推測。電気生理検査で心臓を検査するべきだと主張する。アリゾナは健康な心臓に電気刺激を与えるのは危険だと反対。結局、オーウェンはアレックスに判断を委ね、アレックスの主張通りベスの検査が行われることになる。しかし、一歩間違えればベスの命を危険にさらすことにもなりかねない。極度の緊張感の中、アレックスは除細動器のパドルを手に検査の行く末を見守る。結果的にアレックスの判断は正しく、ベスは不整脈源性心筋症と判明。不整脈で脳が酸欠状態となり発作が起きていたことが明らかになる。
ベスはペースメーカーを付けることで、もう発作に悩まされずに生活できることに安堵。アレックスは、たびたび発作を起こすベスを厄介者扱いしていたブラスバンド部のメンバーを蹴散らし、ベスを笑顔にさせる。そして、オーウェンとアリゾナはともにアレックスの判断を評価。特にアリゾナは「この病院のホープになれる」と言ってアレックスを褒める。自分の能力を認められたアレックスは、喜び勇んでイジーの元へ。「“患者X”の症例に時間を割いていないで、オペで腕をみがいて一緒に上を目指そう」と言って目を輝かせる。イジーはそんなアレックスにキスをするが、実は彼には言えない秘密を抱えていた。
というのも、イジーがインターンたちに検討させていた“患者X”の症例に、ついに正しい診断が付いたのだ。病名は転移性メラノーマ。肝臓、皮膚、脳に転移しており余命は数カ月、生存率はわずか5%。自分の予後が厳しいと知ったイジーはそのことをアレックスに言えずにいたのだ。そして、まさか“患者X”がイジーだとは思っていないレクシーは、症例の診断を指導してもらったことでイジーに感謝の気持ちを伝えた際、イジーから「“患者X”にどうやって伝える?」と聞かれる。レクシーは、「生存できる見込みは低くいとしても、その数字に振り回されるのは馬鹿らしい。病気に立ち向かって闘うべき」と返答。イジーはその言葉に密かに勇気をもらう。そして、仲間内でもっともドライなタイプのクリスティーナを選び、彼女にだけ自分の病気のことを打ち明ける。
Greysanatomy5_bamen17_a デレクはジェンの件の供述録取のため病院を訪れるが、これまで、救った患者よりも救えなかった患者の方が多いという事実をあらためて突きつけられて意気消沈。自分は悪名高いシリアルキラーよりもずっと多くの人間を殺していると言って自分の殻に閉じこもる。リチャードは、デレクの姿を見つけてオペに戻るよう命じるが、デレクは「オペはやらない!」と断言して帰ってしまう。
こうなったら、デレクを立ち直らせることができるのはメレディスしかいない。そう考えたリチャードは、デレクを病院に連れ戻してほしいとメレディスに頼む。そして、デレクがプロポーズしようと何週間も前から指輪を持ち歩いていたことをメレディスに教える。
メレディスは、自分の家から自分の荷物を引き上げてトレーラーハウスに戻ったデレクを訪ねる。デレクは酔っぱらってメレディスを欠陥品呼ばわりするなど暴言を吐くが、メレディスは「指輪のこと知ってる」と切り出し、現実と向き合うよう何とか説得を試みる。しかしデレクは、大事な指輪をバットで打ち飛ばしてしまう始末。それでもメレディスは、「私はこんなことで(デレクから)離れたりしない」とデレクに告げるが…。


【その他のキャラクターたちの動き】
ベイリーは、メグのオペで器械吻合を行うべきだと発言するが、メスを執っていたリチャードは、「君の意見など聞いてない!」と彼女を怒鳴りつける。ベイリーは、レジデントたちの目の前で八つ当たりされたことに憤慨しつつも、うまくやっていきたいとリチャードに歩み寄りの姿勢を見せるが、リチャードは徹底的に無視する構え。仕方なく、ベイリーは妻アデルに告げ口するという奥の手を使う。その結果、リチャードは病院に乗り込んできたアデルに一喝されるハメに。ベイリーはしたり顔を見せるが、「上司のことを妻に告げ口するのもいただけない」とアデルに注意される。その後、リチャードと2人になったベイリーは、「横暴に振る舞って病院を立て直そうとするのではなく、少し甘くなってもいいのでは」と助言。2人はようやく和解する。
クリスティーナは、病院の廊下のストレッチャーで寝ていたオーウェンに声をかけるが、オーウェンはとっさにクリスティーナを突き飛ばし、腕にケガを負わせてしまう。そして、それ以来、クリスティーナと距離を置こうとする。けれどもクリスティーナは、「多少のトラウマには対処できるし、受け止められる限界は自分で決める」とオーウェンに言い、彼と前に進む気持ちを示す。
マークは、デレクと殴り合いをしたことで手を痛めていたが、人手不足で機嫌が悪いリチャードを放っておけず、カリーに応急処置をしてもらって立て続けにオペに入る。レクシーは、マークに殴り合いのケンカをさせてしまった自分を責め、「あなたの人生をメチャクチャにした。けれども諦めるのは早いと思う」と告げるが、「メチャクチャになったのではなく、君のお陰でまともになった」とマークは言葉を返す。
カリーはアリゾナを避けていたが、今度は彼女の方からデートに誘われる。「そのうち返事をする」とクールに振る舞うカリーだったが、すぐに前言撤回して明日のデートの約束をする。
デレクに代わって開頭術をこなす人材として、ジム・ネルソンが登場する。しかし、“登場”と言っても決して新顔ではなく、実は10年も前からシアトル・グレースにいる脳神経外科医。デレクがやって来る前には、臨時チーフを務めたこともある人物だったが、デレクの影に隠れて彼を知る仲間は少ない。彼のあだ名は“シャドー・シェパード”。カリーは、デレクが一軍ならネルソンは二軍だと表現する。


【メレディスの一言】
どの外科医にも影がある
影を振り払う唯一の方法は、ライトを消して暗闇から逃げるのをやめること
そして、恐怖と向き合う
真正面から


【観賞MEMO】
デレクが例に挙げたシリアルキラーたち

臨床試験ではとりわけ多くの患者を死なせてきたデレク。もちろん、治療法のない症例や末期患者がほとんどであったため、デレクが患者たちを救えなかったのは当然と言えば当然だが、“救えた人々”より“救えなかった人々”のことしか考えられなくなっているデレクは、自分が殺した人数は悪名高いシリアルキラー以上だと表現した。

ジェフリー・ダーマー
“ミルウォーキーの食人鬼”との異名を取る連続殺人犯。1978年から1991年にかけて17人の青少年を殺害した。

チャールズ・マンソン
アメリカのカルト指導者で、女優シャロン・テートらを殺害した殺人犯。

テッド・バンディ
1974年から1978年にかけて、全米で30人以上もの女性たちを、強姦、殺害したシリアルキラー。


【今回のゲスト】
マイク役は、「Greek」や「メルローズ・プレイス」など人気作への出演が相次いでいるマイケル・ラディ。トリシア役は「LAX」のベティ役、ウェンディ・フープス。


今回は、完全にメレディスとデレクの立場が逆転。自分と向き合うのを避けてきたメレディスがデレクの支えになろうとし、メレディスを見守り続けてきたデレクが現実逃避するという構図。エンディングでのデレクのメレディスに対する暴言は、あまりにも酷すぎて…。
一方、自分の病名を知ったイジーは、それを恋人のアレックスや親友のジョージには告げず、あえてクリスティーナに打ち明けることに。このイジーの選択、分かるような気が。イジーに“ロボット”と評されたクリスティーナだけれど、イジーの病気を知ってどのような行動に出るのか!?
シーズンも終盤さしかかり、今後も怒濤の展開が予想されます!

2010.1.25|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#16「堕ちた神」で使われていた曲は?

♪ "Turn the Page" Matt Hires
冒頭、失語症となったジェンにデレクが付きっきりになるシーンで。
♪ "Error Error" Dash & Will
食堂でメレディスとクリスティーナが、メレディスの母エリスの日記を読むシーンで。
♪ "Twice" Little Dragon
イジーが皮膚科で検査を受け、アディソンがジェンの赤ちゃんを取り上げ、ジェン自身は亡くなってデレクがロブから人殺し呼ばわりされるシーンで。
♪ "Like A Ghost" Calahan
ベイリーがイジーに話を聞いてやらなかったことを詫び、アドバイスをするシーンで。
♪ "The Planets Bend Between Us " Snow Patrol
エンディング、カリーがアリゾナに再アプローチ、アディソンはベイリーに推薦状を渡し、デレクは酒に溺れ、イジーが患者Xの診断をインターン達に指示するシーンで。

2010.1.19|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

1月18日(月) #16「堕ちた神」

Greysanatomy5_bamen16_a_2 脳動脈瘤のオペ後に、失語症の症状が出てしまった妊婦のジェン。オペ中に動脈瘤を傷つけたデレクは強く責任を感じ、彼女に付きっきりになる。そして、アディソの立ち会いのもと、バイパス術で失語症を完治させるが、今度は妊娠中毒症が悪化してしまい…。
一方、オーウェン、クリスティーナらは、シアトル・グレース初の女性外科医キャンベルが胆嚢摘出手術で重大なミスをしたことに気付いて…。

今回のエピソードは…「転落度★★★★★」
自分はただの貧血だと安心していたイジー。検査結果が取り違えられた事実が発覚し、大きな不安にさいなまれることとなる。
腕利きの女性外科医として自信を持っていたキャンベルは、胆嚢摘出のオペでまさかのミス。オペ室での自分は「神」と信じて疑わなかった彼女も、ついにメスを置く決断をする。
一方、妊婦ジェンの脳動脈瘤のオペで犯したミスを、何とかカバーしようと躍起になるデレク。バイパス術を成功させてジェンの失語症を治すが、結局は、バイパスが破れた彼女を救うことができず。自責の念と喪失感に苦しむ結果となる。
時には患者から「神」として見られることもある医師。しかし、医師は決して神ではない。ただの人間なのだ。


【STORY】
脳動脈瘤のオペ後、失語症の症状が出てしまった妊婦のジェン。オペ中に動脈瘤を傷つけてしまったデレクは、原因は自分のミスにあると責任を感じ、彼女に付きっきりになる。そして、症状改善のためにバイパス術を行うことを決断。オペ中の胎児のフォローをアディソンに頼む。ジェンの夫ロブは、もしもの時は赤ちゃんの命よりジェンの命を助けてほしいとデレクに伝える。
ジェンは、つたない言葉でロブと会話をしてからオペ室に入る。オペでは、浅側頭動脈(せんそくとうどうみゃく)をつなげば終わりという時点で胎児が徐脈になるというアクシデントが発生するものの、デレクのすばやい処置により胎児もジェンも無事オペを乗り切る。
オペの成功によりジェンは言葉を取り戻すが、オペのストレスの影響で妊娠中毒症が悪化しているとアディソンから告げられてしまう。一難去ってまた一難という状況にいら立ちを見せるロブ。デレクは、やっと安心したばかりの2人をまた不安にさせたと言ってアディソンを責める。アディソンは家族にはあらゆる状況を伝えるのが務めだと反論し、むしろジェンにのめり込み過ぎているデレクを心配して、リチャードに報告すべきかどうかメレディスに相談する。けれども、「臨床試験で患者を大勢亡くしたことで、デレクは以前より患者を気遣うようになった。デレクを信じてほしい」というメレディスの言葉に従い、いったんは様子を見ることにする。
ところがその後、ジェンのバイパスが破れて再度緊急オペが行われることに。今度は出血が止まらず、脳は腫れるばかり。デレクは側頭葉の切除を始め、アディソンやメレディスの意見も聞かず前頭葉の切除まで始めようとする。アディソンは、「あなたは廃人を生み出すことになる。ジェンはもう死んだけれど赤ん坊にはチャンスがある」と必死に訴え、帝王切開に踏み切ろうとするが、デレクは「メスを置け!」とアディソンに怒鳴りつける始末。デレクは完全に冷静さを失っていると判断したアディソンは、アレックスにリチャードを呼びに行かせ、リチャードの了承のもと、帝王切開で胎児を取り出す。脳の多くを失ったジェンは、残念ながら帰らぬ人となる。
ジェンの死を知らされたロブは、デレクを「人殺し」と罵倒。デレクは自責の念と激しい喪失感に苦しむが、そこに、タイミング悪くマークがレクシーとの関係を告白しにやって来る。思わずマークに殴りかかるデレク。これにマークも応戦し、2人は取っ組み合いのケンカを繰り広げて衆人環視の的となる。
Greysanatomy5_bamen16_2 一方、カリーとクリスティーナはERのオーウェンのもとで、階段から落ちた男性タージアンを診る。彼は5日前に胆嚢切除のオペを受けており、腹部には腹腔鏡下手術ではなく回復の遅い従来の開腹手術が行われたことを示す大きな傷が…。クリスティーナは、シアトル・グレース初の女性外科医として名高いキャンベルが執刀医だったとタージアンから聞かされると、キャンベルのことを「生きた化石」と言って馬鹿にし、それをキャンベル本人に聞かれてしまう。しかし、クリスティーナは弁解するどころか、その後もキャンベルに挑戦的な態度。最新の医療知識の吸収力や的確な判断力が衰えていることを自覚し、引退すべきだというのがクリスティーナの考えだった。
その後のCT検査の結果、タージアンは、キャンベルのミスで胆管や動脈も傷つけられていて再手術が必要な状態と判明。事態を重く見たクリスティーナは、リチャードにこのことを報告する。リチャードは自ら再手術が必要となった理由をタージアンに説明し、希望があれば執刀医を変更できると提案するが、彼はキャンベルを信頼しきっており、再び彼女に執刀を依頼する。クリスティーナは不服を述べるが、リチャードは患者の意思を尊重すべきだと一蹴する。
そして、リチャード、オーウェン、クリスティーナの3人は、助手としてキャンベルの再手術に立ち会う。キャンベルは依然として自信満々の態度を見せるが、クリスティーナはキャンベルのミスを真っ向から指摘。キャンベルを怒らせて、オペ室から追い出されてしまう。キャンベルはひとまずオペを成功させると、「人間だからミスはある」とリチャードに弁解。しかし、オーウェンから「自分は周囲の判断でもう限界だと判断されて軍をクビになった」と言われて、ついに引退を決意する。今日のオペで最後にすると話し、「今は他人事だろうが、遠くない将来、私と同じ立場に置かれる」とクリスティーナに言い残すキャンベル。オーウェンは、「(クリスティーナは)頑固で気難しく賢いキャンベルそっくり」と言い、40年後もそばにいて自分がメスを取り上げる役目をすると告げる。
そしてアディソンは、ベイリーに推薦状を書き残してロスに帰って行くのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
Greysanatomy5_bamen16_3 イジーは、検査で重い病気にかかっていないと分かり安堵していたが、かつてクリニックで癌の可能性があると告知された女性から、「精密検査の結果、ただの貧血と判明した」と聞かされる。彼女は、血液サンプルの名前ラベルを誰かが貼り間違えたのではないかと指摘。イジーは、ラベルを貼り間違えたのはセイディで、癌を疑うべきは自分だったのだと気付く。そして、自分の体を鏡で隅々までチェック。背中に怪しいほくろを見つけ、皮膚科を受診する。その後、皮膚科の病理検査結果を聞いたイジーはインターンたちを集めて29歳の女性患者X(実はイジー)の検査結果を見せ、「今度こそ誤診せずに正しい病名を突き止めるように」と課題を与える。
ベイリーは小児外科のフェローシップ応募のため、推薦状集めに必死。デレクやマークのほかジョージにも推薦状を書いてほしいと頼む。しかし、何より重要なのは部長であるリチャードの推薦状。ベイリーは彼をせっついてようやく推薦状を書いてもらうが、その内容が型通りのつまらない内容だったことに憤慨。自分の跡を継いで一般外科を専門に選んでくれるはずだと信じていたリチャードは、「後継者を育てようと努力したのに」と言って、期待を裏切られたと感じている胸の内をベイリーに明かす。
カリーは意を決してアリゾナにデートを申し込むが、カリーにとってエリカが初めての女性と知ったアリゾナは、同性愛経験の未熟な相手とは交際したくないと告げる。小児外科医として終始赤ん坊に接しているだけに、恋愛でも赤ん坊の相手をするのはごめんだとういうのがアリゾナの本音だった。カリーはめげずにジョーの店で再度アリゾナにアプローチするが、アリゾナはほかの女性とデート中だった…。


【メレディスの一言】
患者は私たちを神と見る
あるいは怪物とみなす
でも実際はただの人間
失敗をする
道を見失う
誰にでも調子の悪い日はある
前進あるのみ
成功に甘んじたり救った命を思って浮かれたりはしない
助けを求めるほかの患者が常にいるから
だからより多くを学ぼうと努力を続ける
期待を抱く
いつか、変われるかも
患者が求めている神に、ほんのわずかでも近づけたらと願う


【医療用語豆知識】
EC-ICバイパス術

頭蓋外・頭蓋内動脈バイパス術。1967年、脳神経外科医ヤシャギルらにより報告されて以来、広く行われるようになってきた方法。脳の動脈が詰まって脳血流が足りない状況にある場合に、頭蓋外の血管を用いて血行再建することで脳の血流を増加させる。


【今回のゲスト】
『俺たちに明日はない』など数多くの名作に出演、『ネットワーク』でオスカーを獲得したあのフェイ・ダナウェイがキャンベル役としてゲスト出演!


クロスオーバーの完結編とも言える今回のエピソード、愛らしい妊婦ジェンの死亡という出来事が、デレクに相当なダメージを与えたようです。今後のデレクの様子が気がかり。
そしてもう1人心配なのがイジー。実は癌の可能性があるのは自分だと知った彼女。インターンたちは、果たして“患者X”にどのような診断を下すのか!?
一方で、ゲストとして登場した大女優のフェイ・ダナウェイの名演も見逃せなかった! かつては「神」として崇められた名外科医キャンベルの悲哀が見事に表現されていました。「今日、君は学ぶ必要のある人間に大事なことを教え、思いやりが必要な人間をいたぶった。その両方だった」というオーウェンのクリスティーナに対するセリフも心に染みて…。しかもオーウェン、40年後もクリスティーナのそばにいたいと愛の告白! この2人のプラトニックな関係の発展にも要注目です。

2010.1.18|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#15「未来へつなぐ過去」で使われていた曲は?

♪ "Emily" Keri Noble
オープニング、アディソンたちがシアトル・グレースに到着、イジーがゲーム用の仕込みをするシーンで。
♪ "Gather to the Chapel" Liam Finn
教会で祈ろうとするアディソンにカリーが寄り添うシーンで。
♪ "Roll It" Shontelle
レクシーがゲームに優勝するシーンで。
♪ "Winter Song" Sara Bareilles & Ingrid Michaelson
ベスはオーウェンのことを別人のようだと言い、メレディスは知らないデレクの一面を見て戸惑い、ジョージはセイディに力になると申し出て、オーウェンはクリスティーナに「今の俺を見てくれ」と訴えるシーンで。
♪ "Happy Ending" Slow Runner
アーチャーのオペを成功させたデレクを、アディソンたちがジョーの店で迎えるシーンで

2010.1.12|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

1月11日(月) #15「未来へつなぐ過去」

Greysanatomy_bamen15_3アディソンがナオミとともにシアトル・グレースにやって来る。神経嚢虫症になってしまった兄アーチャーのオペをデレクに頼むためだ。病院には遅れてサムも駆けつけ、デレク、アディソン、ナオミ、サム、マークらはしばし旧交を温める。一方で、これまで知らなかったデレクの一面を見て疎外感を味わうメレディス。そんな中、アーチャーの検査の結果が出て、脳室の嚢胞が増えていることが判明。デレクは、もはや手術不可能と言うが…。

今回のエピソードは…「デレクの“神”度★★★★★」
誰もがインオペと判断したアーチャーの神経嚢虫症。しかし、アディソンの「今日だけでいい、神になって」というセリフの通り、デレクは見事アーチャーのオペを成功させる。まさに神業! 「命を救う最高の午後だ」というお決まりのちょっとキザな決めゼリフも飛び出し、この日のデレクには本当に神が降臨したかのよう。ところが、最後の最後で術後の妊婦ジェンに異変が! これは神のいたずらか!?


【STORY】
Greysanatomy_bamen15_1 脳に寄生虫が入ったことで神経嚢虫症になってしまったアディソンの兄アーチャー。アディソンは脳外科医の名医として元夫デレクに頼ることに決め、アーチャーの現恋人ナオミを連れてシアトル・グレースにやって来る。急患の搬入口で2人を出迎えるデレクとリチャード。アディソンと別れたことでアーチャーに嫌われているデレクは、学生時代から親しいナオミがアーチャーの恋人になったと知って驚く。ベイリーは、すぐにアーチャーのためにオペのスケジュールを調整し、初対面となるナオミとも挨拶を交わす。
Greysanatomy_bamen15_aその後、アディソン、ナオミ、マークはアーチャーの病室に集まる。デレクがアディソンのために作った愛の歌を歌い、しばし旧交を温める一同。そこにデレクが悪い知らせを持ってくる。1個だった嚢胞が一気に8個に増えており、もはやオペができる状態ではないというのだ。嚢胞が破裂する恐れがあり、スコープを挿入できないと説明するデレク。アディソンは、自分がいかにデレクを頼っているかを訴え、「今日だけでいい、神になって」とアーチャーのオペを懇願する。
そんな中、アーチャーが心配で居ても立ってもいられなくなったサムも遅れてシアトル・グレースに到着。親友のデレクと久々の対面を果たす。そして、オペの方法を模索するも、手だてがないと嘆くデレクに「嚢胞の数にとらわれていないか?」とアドバイス。サムの言葉にヒントを得たデレクは、スコープを使ってとにかく1個ずつ嚢胞をしぼませて除去する方法を思い付く。わずかなミスが命取りになる難しいオペだが、このまま放っておいてもアーチャーは死を待つだけ。最初は無謀だとオペに難色を示したアーチャーも、最終的にはオペに同意する。
いよいよ執刀の時。デレクの「命を救う最高の午後だ」の一言でアーチャーのオペはスタートする。順調に7個の嚢胞を除去し、残りあと1個というところで嚢胞が破けて虫が脳内に逃げてしまうというアクシデントが発生するが、デレクが見事に虫をキャッチ。一時は心停止に陥っていたアーチャーの心拍も戻り、オペは成功裏に終わる。
その頃、クリスティーナは、鼠径(そけい)ヘルニアの症状が見られる男性マイケルを診察していた。実は、彼の娘のベスこそ、オーウェンがパニック発作を起こした原因となった女性。まだ、このことを知らないクリスティーナは、ベスが部屋を出た後、マイケル本人から「実は大腸癌だ」と聞かされる。幼い頃母を亡くしたベスを気遣うマイケルは、彼女に内緒で5個のポリープを切除し放射線治療を受けるという治療を3年にわたって行ってきたらしい。すると、ちょうどそこにオーウェンが登場する。マイケルは「娘が帰ってから挨拶に来たな」と好戦的な態度。そして、癌のことをベスに話した方がいいと言うオーウェンに対し、「たった2行のメールで婚約を破棄した奴には、娘のことに口を出す権利はない」と言い放つ。クリスティーナは、ここで初めてベスとオーウェンが婚約関係にあったことを知る。
すっかり裏切られた気持ちになったクリスティーナ。オーウェンはクリスティーナに事情を説明しようとするが、そんな矢先、戻ってきたベスと鉢合わせになる。ベスはオーウェンの姿を見て驚くが、彼の帰還を喜んでハグ。クリスティーナは、オーウェンがイラクから戻ったことを自分の母親にすら報告していないことを2人の会話から知る。
その後、マイケルは合併症を起こして吐血。すぐにオペが必要となる。それでもなお、ベスは父親が癌だと知らないまま…。クリスティーナは、最後になって真実を告げられるのはあまりにも酷だとオーウェンに意見する。
マイケルのオペは何とか成功。再びベスと対面したオーウェンは、「私の知ってるあなたじゃない。別人のよう」と指摘されてしまう。オーウェンは、ついにマイケルが大腸癌であることをベスに告知する。
さらにオーウェンは、クリスティーナをつかまえて今度こそ事情を説明する。母親とは連絡を取っているが、自分が以前とは変わってしまったことを悟られないよう会話は手短に済ませていること。今の自分を見てくれるのはクリスティーナだけだということ…。オーウェンがベスを避けたのも、変わってしまった自分を好奇の目で見てほしくなかったからだったのだ。「今の俺を見てくれ」と訴えるオーウェンを、クリスティーナは再び受け入れる。
目の異常を感じていたイジーは、その不安を打ち消すようにインターンの指導に力を入れ、医学の知識を試すゲーム形式の研修を行う。インターンたちにハッパをかけてゲームを盛り上げようとするイジー。レクシーたちは張り切ってゲームを楽しむが、どうも乗り切れないのがセイディだった。彼女の解答には間違いが多く、なかなか次のステージに進めない。最終的に、優勝したのはレクシー。特典として、デレクの開頭術に参加して吸引器を持つ権限を与えられる。
今回のゲームを通じて、セイディには医学の基礎的な知識が欠けていると気付いたジョージは、力になるから基礎を見直したり実習室で一緒に練習したりしようと声をかける。しかしセイディは「個人指導はいらない」と拒絶。ジョージは「人の命が懸かっていることだ」と彼女に忠告した上で、この件をリチャードに報告する。リチャードに呼び出しを受けることとなったセイディはシアトル・グレースを辞めることにし、不正行為によってプログラムに入ったことをメレディスに打ち明ける。セイディは、昔のように旅行に行ってハメをはずそうとメレディスを誘うが、メレディスは自分の居場所はここなのだときっぱり断る。
アーチャーのオペの成功を受け、アディソン、ナオミ、サム、マークはジョーの店で祝杯をあげる。学生時代の話に花を咲かせ、会話を楽しむ4人。そこにデレクもやってくる。みんなは、デレクが作ったアディソンへの愛の歌を歌い、笑い合う。
そんな中、アーチャーのせいでオペを後回しにされてしまった動脈瘤の妊婦ジェンの容体が急変する。彼女のオペは明日の予定だったが(ジェンは日中、オペを後回しにされたことで憤慨。アレックスは、彼女を落ち着かせるために超音波で胎児の顔を見せてやるなど対応に追われた)、一刻も早くオペをしてほしいと懇願されたデレクは、この日のうちに彼女のオペも決行。オペの途中、動脈瘤を傷つけて輸血が必要になるという局面があったものの(例のゲームで優勝したレクシーが出血を吸引)、デレクはきっちりと傷を修復。オペは成功したかに思われていたのだが…。


【その他のキャラクターたちの動き】
アディソンがやって来たことで、複雑な心境のメレディス。ギターの弾き語りのことなど、旧友しか知らないデレクの一面を垣間見て不安な気持ちになる。
サムと知り合いになったベイリーは、アーチャーのオペを見学室から見守りながら、小児外科を目指そうとしていることを彼に話す。サムは、パッと見て笑顔がなく愛想に欠けるベイリーは小児外科向きじゃないと率直すぎる(?)意見を言ってベイリーをムッとさせる。その直後、吸入器の喘息用の薬が残りわずかであることに気付いたサムは、吸入器に薬を補充してもらう。
Greysanatomy_bamen15_4 アディソンがシアトル・グレースに来ていると知ったカリーは、教会で祈りを捧げようとしているアディソンの隣に座って慰めの声をかけるなど、一緒にシアトル・グレースで苦楽をともにした仲間らしくアディソンに気遣いを見せる。アディソンは、マークがメレディスの妹であるレクシーに本気になっているとカリーから聞かされる。また、マークは、デレクがメレディスにプロポーズしようとしていることをアディソンに話してしまう。アディソンは、その事実を自分でも意外なほど冷静に受け止める。


【メレディスの一言】
どの患者の物語も出だしは同じ
大丈夫だったところから始まる
前の時点、その瞬間にしがみつく
元気だった時の思い出
今より前
話せば元に戻れると思っているかのよう
でも患者は気付いていない
私たち医者に話すのは、要するに後戻りはできないということ
医者と会う時はすでに、あとの時点にいる
どの患者の物語も出だしは同じだけど、その行方は私たちが握っている
的確な診断と治療ができるかどうか、自分次第だと分かっている
そして、ヒーローになろうとする


【今回のゲスト】
オーウェンの元婚約者ベスを演じているのは、「4400 未知からの生還者」のリリー役や「Dirt」のジュリア・マロリー役で知られるローラ・アレン。


【デレクが作ったアディソンへの愛の歌】
Our eyes met over the cadavar, and I knew that I had to have her
遺体越しに目が合って運命の人だと感じた
Had his mitral valve grown too thick?
遺体の僧帽弁が厚すぎる
Is that what made the cadavar so sick?
それで病気になったのかな?
Addison Montgomery he met her in the summer
アディソン・モンゴメリー“サマリー”に出会い
She was cutting up a very dead body
彼女は遺体を切り刻んでた
And in her eyes I saw my life
彼女の瞳に未来を見た
I knew that she'd be my wife
この人こそが僕の妻
And that she would breathe the life back into me
彼女は僕に力を与えてくれる
For every day until eternity
いつの日も、そしてこれからも永遠に
Or until I'd be as dead as that body
いつか僕がこの遺体のようになるまで


Greysanatomy_bamen15_2 待望のクロスオーバー前編。シアトル・グレースで元同僚たちと会話するアディソンの姿、懐かしかったですね。しかしながら、一番の見せ場はやはり元夫であるデレクにアディソンがアーチャーのオペを懇願するシーンかも。「今日だけでいい、神になって」というアディソンのセリフが印象的でした。
一方で、デレクとサムがアディソンとナオミ同様に親友同士であり、マークやアーチャーも旧知の仲であるという設定は、何だか見ていて不思議な感じも。「デレクが作ったアディソンへの愛の歌」は、彼らの過去の友情関係を短時間で視聴者に伝えるためのアイコン的な役割を果たしていたのかもしれません。
また、今回新たな出会いも! その一番の例がベイリーとサム。2人の掛け合いはなかなか絶妙。この組み合わせ、もっともっと見てみたい気がします。
さあ、クロスオーバーの後編は…? 続きは「プライベート・プラクティスブログ」で!

2010.1.11|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#14「胸騒ぎの予感」で使われていた曲は?

♪ "Stuck to You" Nikka Costa
オープニング、当直室でオーウェンでクリスティーナが一緒になり、デレクがメレディスへのプロポーズについてマークに話をするシーンで。
♪ "Transmission" Panda Transport
ベイリーが託児所でバックパックのことを思い付き、イジーがMRI検査を受けるシーンで。
♪ "These Streets" Trolle//Siebenhaar
ウォーレンが夫婦生活の参考にした雑誌を見ながら、食堂でみんなが雑談するシーンで。
♪ "Re: Stacks" Bon Iver
ディクソンがベイリーとクリスティーナのハグで落ち着き、リチャードがウォーレンの異物を取り除くシーンで。
♪ "Halo" Havnevik
ジョーの店でカリーとレクシーが会話し、メレディスが当直室で眠るオーウェンに付き添うクリスティーナと会話するシーンで。
♪ "Never Want To Say It's Love" Dido
エンディング、アリゾナがカリーにキスをし、デレクとマークがプロポーズに備えてメレディスの部屋を飾るシーンで。

2010.1. 5|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

1月4日(月) #14「胸騒ぎの予感」

Greysanatomy_bamen14_4 妊娠中の妻ジェンが運転する車にひかれた夫ロブが病院に搬送されてくる。自分の不注意から夫にケガを負わせてしまったジェンは、心配のあまり興奮して血圧が上がりっぱなし。レクシーは何とか落ち着かせようとするが、そんな矢先にジェンは発作を起こしてしまう。検査の結果、彼女は脳動脈瘤と判明し…。一方、デレクはメレディスへのプロポーズのことで思い悩む。

今回のエピソードは…「パニック度★★★★★」
誤って夫を車でひいてしまったジェン。ジャクソンに続いて、またも重病の子どもを診ることになったベイリー。さらに、アスペルガー症候群であるがゆえに、予期せぬ事態への対応と突然のスキンシップで文字通りパニックになるディクソン。トラウマを抱えるオーウェンも、ある女性を見かけた途端、ディクソンと同様にパニック状態に陥る。
そんな中、ちょっと嬉しいパニック(?)も。自分が重病ではないと知ってホッとするイジー。メレディスが自分たちの子どものことを前向きに捉えていると分かって喜々とするデレク。そして、アリゾナからキスされて自信を取り戻し始めるカリー。
小さなパニックから大きなパニック、嬉しさによるパニックから恐怖によるパニックまで、病院内は悲喜こもごも。


【STORY】
車の中で泣き続けているのを慰めてもらった一件で、メレディスとクリスティーナはようやく仲直り。再びメレディスの母エリスの日記を一緒に読み始める。日記はついに9冊目。内容がエリスとリチャードの不倫に及んできたため、メレディスは先にクリスティーナに読んでくれと頼む。デレクは、そんなメレディスへのプロポーズのタイミングを見計らっているのだが…。
そんな中、メレディス、カリー、マーク、レクシーは、妊娠中の妻ジェンの車にひかれた夫ロブの治療を担当する。不注意で夫にケガを負わせてしまったジェンは、ロブを心配するあまり血圧が上昇。このままでは胎児に影響が出かねないと心配するメレディスに、デレクは「いい夫婦だから子どももかわいいだろう」と話す。メレディスは「私たちの子どもほどじゃない」と答えるが、デレクは、これを結婚へのゴーサインだと解釈。子どもを持つのが当然のように話すメレディスの態度に、プロポーズへの自信を深める。
その後、カリーとマークはロブのオペを行うが、途中、骨折部が動脈に刺さり危険な状態と判明。レクシーはジェンの血圧上昇を避けるため、オペは順調だと彼女に報告するが、その矢先、ジェンは発作を起こしてしまう。MRIを撮って調べた結果、脳動脈瘤と判明。早速、デレクはジェンのオペの段取りを付ける。
一方、ジャクソンの件の後、休暇を取っていたベイリーは、リチャードから昇進を持ちかけられる。まだ本決まりではないが、研修期間終了後、一般外科のアテンディングとして採用するという話だった。もう重病の子どもを担当したくないと思っていたベイリーはこの話を喜ぶが、今回彼女がディクソンとともに担当することになったのは、皮肉にもまた子ども。心室中隔欠損で肺高血圧を合併している9歳の少女ステイシーだ。ベイリーは、ディクソンが難解な医学用語でオペの説明をするのを、分かりやすい言葉に置き換えてステイシーに伝えてやる。
その後、ステイシーの症状が急速に悪化。急遽オペの繰り上げが決まるが、ベイリーはオペには加わりたくないと言い出す。もう生死の境をさまよう子どもの姿を見たくないというのがその理由だったが、小児外科医のアリゾナは、子どもの回復力を信じて一緒にオペを成功させようと励ます。
結局、ベイリーはステイシーのオペに参加するが、ステイシーはアイゼンメンゲル症候群で、オペでは修復できないレベルに達していることが判明。「心肺移植をしないとこの子は死ぬ」というディクソンの言葉にショックを受けたベイリーは、思わずオペを中座してしまう。こうして、いったん胸を閉じられたステイシーは、ドナーが見つかるまで寝たきりで点滴投薬を続けなければならないはめに。ステイシーの両親は不憫な娘の状況に胸を痛めるが、ベイリーがバックパックに輸液ポンプを入れて投薬を続けるという方法を発案。これなら、ステイシーも遊んだり学校に通ったりできると両親は大喜び。母親のリサは思わずディクソンにハグをするが、突然治療計画を変更されて戸惑っている上に、急に体を触られたディクソンはパニック発作を起こしてしまう。その後ディクソンは、ベイリーとクリスティーナに自分を強く抱き締めるよう指示。体に圧力をかけることで、脈拍や代謝率、筋肉の緊張を低下させ交感神経を安定させようとする。ベイリーとクリスティーナは、ディクソンがストップと言うまで彼女を強く抱き締め続ける。
また、ベイリーはステイシーの治療計画の変更をあらかじめ相談すべきだったとディクソンに謝罪。ディクソンは、「小児外科医は治療計画を変えるもの」と言い、ベイリーは一般外科向きではなく小児外科向きだと指摘する。その意見はアリゾナも同じ。彼女も「あなたには小児外科医としての資格がある」と、ベイリーに小児外科を勧める。
Greysanatomy_bamen14_a リチャードとアレックスは、肛門に異物を入れて取れなくなったウォーレンという男性を診察。インターンたちはウォーレンを馬鹿にしてコソコソ笑い合うが、リチャードは冷静に処置をし、夫婦生活に刺激を与えようとして無茶をしたことを悔やむウォーレンの努力をねぎらって優しい言葉をかける。
こうして、それぞれがそれぞれの仕事を終えた夜。デレクがプロポーズしようとしていると知らないメレディスは、デレクが自分との子どもを欲しくないがために、自分を避けているのだと勘違い。下手な言い訳はしないでとデレクに詰め寄る。デレクは「君との子を作りたい」と答え、これで2人の誤解は解けるが、デレクはメレディスの食事の誘いを断ってメレディスの家へ一目散。リチャードや患者のジェンにまであれこれプロポーズのアドバイスを受けたデレクだったが、最終的にはマークの意見を参考に、キャンドルや花で部屋を飾ってプロポーズの準備をする。ところが、そこに1本の電話が入り、プロポーズはお預けになる。電話の相手は、何とアディソンだった!


【その他のキャラクターたちの動き】
デニーとのやり取りで、自分が病気だと悟ったイジーは、インターンへの指導を口実に、血液検査からレントゲン、MRIまで一通りの検査を受け、密かに自分は何の病気なのか調べようとする。結果的に、分かったのは貧血であるということだけ。イジーは重い病気が見つからなかったことに安堵する。
メレディスの母エリスの日記に書かれた、エリスとリチャードの恋の上品な盛り上がりと同様に、クリスティーナとオーウェンの駆け引きも静かに盛り上がっていた。しかしオーウェンは、病院である女性を見たことでパニック状態に。クリスティーナは、ディクソンにしたのと同じように、オーウェンを強く抱き締めて落ち着かせる。
Greysanatomy_bamen14_3一方、マークはペニスの骨折という惨事から立ち直るが、デレクがメレディスへのプロポーズの意思を表明したことで、親友の義妹という立場になるレクシーとはこれ以上付き合えないと悩む。そんなマークに対してカリーは、独り身は孤独だと忠告。ただ幸せになればいいのだとアドバイスする。
そんなカリーは、孤独感と向き合う毎日に肩を落とすが、ジョーの店のトイレでアリゾナからアプローチを受け、優しく口づけされて自信を取り戻す。
マークとの交際を隠しているのが辛いレクシーは、唯一2人の関係を知っているカリーにおのろけを披露。しかし、カリーに「聞きたくない」と拒絶され、ついに「交際をオープンにしないなら別れる」とマークに宣言する。


【メレディスの一言】
原因が一体何であれ、心の動きはコントロールできない
状況は突然変わることがある
ロマンスで鼓動は高まる
パニックと同じように
パニックで、胸の鼓動が急に止まることもある
医者は何とかして心臓を安定させようとする
動きを遅くし、規則正しく正常にする
心臓が飛び出しそうになる状況を防ぐ
原因は嫌なことが起きる不安、予感かもしれない
全く別のことに対する…


【今回のゲスト】
ジェン役は、コメディドラマ「ふたりの男とひとりの女」でメリッサ役を演じていたジェニファー・ウェストフェルト。彼女はこの1月から本国で放送がスタートする「24 -TWENTY FOUR-」の最新第8シーズンに、野心家のジャーナリスト、メレディス・リード役でレギュラー出演する。ジェンの夫ロブ役は、「エンジェルス・イン・アメリカ」でルイス・イロンソン役を演じていたベン・シェンクマン。彼は、「BURN NOTICE ~消されたスパイ」にもトム・ストリックラー役で複数話出演。


今回登場したジェンとロブの夫婦は、次回のクロスオーバー・エピソードでも鍵を握る登場人物。エンディングではデレクにアディソンからの電話が入り、いよいよ 次週のクロスオーバーに向けて助走がスタート!
一方、エピソードにおかしみを与えたのが、肛門に“何か”を押し込んでしまったらしいウォーレン。「プライベート・プラクティス」の第1シーズン#8「秘密」で、アディソンのハイヒールを肛門に入れた“トランク”のことが思い出されます。また、このウォーレンがらみのシーンでは、「尻」「ケツ」「突っ込み」などの言葉を会話に交えて笑い合うインターンたちをたしなめていたリチャードが、最後は自分の言った「深く掘り下げる」という言葉に大ウケするとオチも。
ちなみに、WOWOWではクロスオーバーの関連番組が明日から随時放送されるとのこと。こちらも要チェックです。

2010.1. 4|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

クロスオーバー100分スペシャル!「グレイズ・アナトミー」×「プライベート・プラクティス」

グレイズ・アナトミーファンのみなさま、あけましておめでとうございます! 今年もどうぞグレイズ・アナトミーブログをよろしくお願いいたします。

今年初のエントリーは、非常に嬉しい告知です。1月11日(月・祝)、ついに、待ちに待ったクロスオーバー・エピソードがやってくるんです!その名も クロスオーバー100分スペシャル!「グレイズ・アナトミー」×「プライベート・プラクティス」。
本国では高視聴率をマークしたという今回のクロスオーバー・エピソード。脳に寄生虫がいることが分かった兄アーチャーのオペをデレクに頼むため、アディソンがシアトル・グレースにやって来るところからスタートします。久々に再会を果たした、アディソン、デレク、ナオミ、サム、マークの旧友5人。そして、命の危機にさらされたアーチャーと、それを複雑な思いで見守るメレディス。アディソンがシアトル・グレースの一員だった頃の思い出が、ベイリー、アレックすらシアトル・グレースのメンバーの胸にも蘇ります。

放送は、本国と同様に、「グレイズ・アナトミー5」第15話と「プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち」第16話をWOWOWが連続放送。まるで1つの番組を観ているかのような気分で、クロスオーバー・エピソードを楽しむことができます。
また、前週の1月4日(月)には、新春スペシャルと題して「プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち」の第14話と第15話を2話連続放送。これまでのドラマの内容を振り返る映像も付いているのでクロスオーバーの予習にもってこいです。
さらに、1月4日(月)の「プライベート・プラクティス」を見逃した方のために、クロスオーバーの前日にあたる1月10日には「プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち」の第15話を特典映像付きでリピート放送。1月5日(火)~11日(月・祝)の期間中には、クロスオーバーにまつわるキャストたちのインタビュー映像を集めたミニ番組も随時OAされます。こちらも要チェックです。

Pre_02また、WOWOWでは今回のクロスオーバーの放送を記念して、プレゼントキャンペーンも実施中。番組放送直後で発表するキーワードを書いて応募すると、抽選でグレイズ・アナトミーグッズが当たります。観る前に、メモをご用意!ですね。

キャンペーンへの応募はWOWOW公式サイトから

■クロスオーバー100分スペシャル!「グレイズ・アナトミー」未来へつなぐ過去×「プライベート・プラクティス」過去のかけら 1月11日(月・祝)よる11:00[二]/1月16日(土)午前8:10[字]
■新春2本立てスペシャル!プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち#14、15 1月4日(月)よる11:50[二] 1月9日(土)午前8:20[字]
■明日夜11時!クロスオーバーを見る前に プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち#15 1月10日(日)深夜0:00
■【関連ミニ番組】グレイズ×プライベート クロスオーバーSP 1月5日(火)~11日(月・祝)随時OA

2010.1. 1|お知らせ、グレイズ・アナトミー5|コメント(3)トラックバック(1)

【曲情報】#13「別れの使者」で使われていた曲は?

♪ "Birds" Emiliana Torrini
ジャクソンが死にそうになり、イジーが母親をなだめている最中に、デニーの言葉の真意に気付くシーンで。
♪ "Blindsided" Bon Iver
ジャクソンの臓器移植が行われ、デニーがイジーの前から姿を消すシーンで。
♪ "Drifting Further Away" Powderfinger
メレディスがダンの処刑に立ち会い、術後のジャクソンが目を覚ますシーンで。

2009.12.29|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

12月28日(月) #13「別れの使者」

Greysanatomy_bamen13_3 死刑囚のダンは、自らベッドに頭を打ちつけて発作を誘発する。だがメレディスはデレクではなくベイリーを呼び、ウィリアムが臓器移植待ちの少年ジャクソンへの臓器提供適合者であること、ウィリアム自身がそれを望んでいることを説明。事態を知ったクリスティーナはデレクを呼ぼうとするが、そんな矢先、先ほどまで死を望んでいたウィリアムが「死にたくない」と言い始めて…。

今回のエピソードは…「生と死の紙一重度★★★★★」
「人の行き先は変わる瞬間がある」というエンディングの“デニーの一言”にもあるように、まさに人の生と死は紙一重。そして、“生”の中にも天国と地獄があり、“死”の世界にも天国と地獄が!? 九死に一生を得たジャクソン、死刑で間もなく死ぬと承知しながら、わずかな“生”にすがろうとする死刑囚のダン。「君のためにいる」と繰り返すデニーの真意を読み取ったイジー。人の“生”と“死”が、ここに浮き彫りになる!


【STORY】
オペ後、頭蓋骨の一部が外されたままになっているとメレディスから教えられた死刑囚のダン。死刑で死ぬより、病院で死んで少年ジャクソンに自分の臓器を提供してやりたいという思いから、頭をベッドに打ちつけて発作を誘発する。メレディスは、ダンが発作を起こしたことをデレクに知らせる代わりにベイリーを呼び、ダンがジャクソンへの臓器提供適合者であり、本人もそれを望んでいると告げる。ベイリーは、許されないことだと言って取り合おうとしないが…。
そんなベイリーは、ジャクソンの命が保障されるタイムリミットまであとわずかという状況に耐えきれず、「担当から外れたい」とアリゾナに泣き言を言う。リチャードは、院内にジャクソンと型が適合する脳死患者はいないかジョージに当たらせる。
デレクは、母キャロリンがメレディスを気に入って指輪をくれたことで、プロポーズの決意を固めてご機嫌。自分がプロポーズをしたら、きっとメレディスはうろたえるだろうと考え、クリスティーナに喧嘩を終わらせて彼女の相談相手になってほしいと頼む。
そんな中、メレディスがダンの異変を知りながらデレクに知らせていないことに気付いたクリスティーナ。「本人は死にたがってる」とメレディスにデレクを呼ぶのを止められるが、今度はダンが態度を一変させて「死にたくない」と言い出したため、急いでデレクに知らせる。デレクはダンのことを自分に黙っていたメレディスを責め、「自分の過ちが正されるのを見届けろ」と言ってダンのオペへの立ち会いをメレディスに命じる。
その頃、ジャクソンの容体はさらに悪化。せっぱ詰まった状況に追い込まれたベイリーは、ダンの緊急オペが行われているオペ室に押しかけ、「オペを中止して、ダンを死なせて」と懇願する。デレクはいったんメスを置くが、ベイリーは医者としてやはり許されない行為だと思い直し、オペ続行を依頼。ダンのオペは無事終了する。
こうして、ダンの臓器をもらうという道も立たれたジャクソン。もうダメかと思われた矢先、一筋の希望の光が見えてくる。院内に、ジャクソンと型が適合する脳死患者が見つかったのだ。しかし、患者は臓器提供の意思表示をしていなかったため、判断は遺された妻に委ねられる。ご主人の臓器をいただきたいと妻に申し入れるリチャード。妻は拒否するが、リチャードのルール違反の説得により、最終的には臓器提供に同意する。ギリギリで臓器移植を受けることができたジャクソンは、奇跡的に回復を遂げる。
術後、意識を取り戻したダンは、「最初から君をだましていた」とメレディスにうそぶく。メレディスは死ぬのが怖かったんだろうと彼の心情を思いやる。
一方、当直室ではマークとレクシーがセックスにいそしんでいた。ところがその最中、何とマークのペニスが折れるという惨事が! レクシーはマークの指示で急いでカリーを呼びに行き、マークの悲鳴を聞いたインターンたちは、相手は誰かと騒ぎ立てる。一時はレクシーに疑いの目が向けられるが、セイディが「私が相手よ」と名乗り出てレクシーを助ける。執刀は同様のオペの経験が豊富なオーウェンが担当。術後、みじめな姿をさらしたくないマークはレクシーを遠ざけようとするが、レクシーは優しくマークに寄り添い髪をなでてやる。セイディはレクシーのためにマークの病室の外に立ち、ほかの者が近付かないよう見張り番をしてやる。
Greysanatomy_bamen13_a そして、いよいよダンの死刑執行の時。メレディスはダンの処刑に立ち会うが、人間の最期を見届けることは想像以上にヘビーで…。暗澹たる思いで刑務所から出たメレディスは、迎えに来てくれたデレクの胸で「思いやりを示したかったけれど、最悪だった」と言って泣き崩れる。その後も、車の中でずっと泣き続けているメレディスを心配したデレクは、クリスティーナのアパートへ。デレクから助けを求められたクリスティーナは、車内で涙に暮れるメレディスの隣に座り、親友として彼女の話に耳を傾けるのだった…。


【その他のキャラクターたちの動き】
イジーはデニーに別れると告げたのにまだ彼が消えないことに戸惑っていた。ひたすら「君のためにいる」と繰り返すデニー。イジーはジャクソンの治療に専念しようとするが、デニーがあれこれ話しかけてきて、アリゾナやアレックスの声すら耳に入らない。けれども、ジャクソンの母親を落ち着かせようと、「あなたはたとえ病室にいなくても彼のためにここにいる」と話すうち、デニーの言葉の真意に気付く。自分は病気であり、デニーはそんな自分に付き添い、あの世へ連れていくためにやって来たのだと…。イジーは、自分は病気を治し生きることを選ぶとデニーに告げる。そしてデニーは、イジーとの別れのキスのあと姿を消す。
オーウェンは、クリスティーナのベッドで裸のまま目が覚める。クリスティーナに失態を詫び、もう一度チャンスを与えてくれと頼むオーウェン。クリスティーナはそんなオーウェンを受け入れる。


【デニーの一言】
天国
地獄
忘却の淵
僕たちはどこへ行くのだろう
着いた先には何があるのだろう
これだけは確信を持って断言できる
人の行き先は変わる瞬間がある
地上にも天国がある
今はそれが分かっていれば十分なのだろう


【今回のゲスト】
ナースのタイラーは、実は第1シーズンの1話目からたびたび登場。演じているモー・アーヴィンは、「CSI:ニューヨーク5」の第6話にゲスト出演予定。


今回は、心打たれるシーンが多い実に秀逸なエピソード。ジャクソンの件では、あのベイリーがデレクにダンのオペ中止を申し入れ、リチャードもまたまだ生命維持装置につながれている脳死患者の妻に臓器提供を申し入れ…。医師として一線を越えてしまったと語るベイリーに「私もだ」と答えるリチャードのセリフにジーン。
そして、イジーはついにデニーの存在の真意を知ることに。イジーはどうやら大きな転換期にさしかかっているよう。
そしてメレディス。死刑囚に同情し、彼の処刑にまで立ち会うとは、いかにもメレディスらしい行為。しかし、死んでいくダンの視線を受け止めることがどんなことなのか、実際に経験してみなければメレディスも分からなかったはず。ダンに対してはメレディスと正反対の立場を取りながら刑務所までメレディスを迎えに行ったデレク、親友としてメレディスを支えることをいとわなかったクリスティーナの存在も温かくて…。
また、重苦しいシーンが多かっただけに、ペニスを折り、そのオペをインターンたちに見学されてしまうというかわいそうなマークの存在にホッとさせられる一幕も。みなさんはどのシーンで泣けましたか?

2009.12.28|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#12「悪魔のささやき」で使われていた曲は?

♪ "Take Away The Words" Winterpills
冒頭、ジャクソンのことを気にかけるベイリーが深夜にアリゾナを呼び出すシーンで。
♪ "All The Same To Me" Anya Marina
食堂でのランチ(イジー&クリスティーナ&ジョージ、メレディス&デレク&キャロリン、マーク&レクシー)のシーンで。
♪ "What A Pity" Right Away, Great Captain
マークがキャロリンと話をし、患者チャックの弟ゲイリーが兄を非難するシーンで。
♪ "Last Days Of Your Life" Glass Pear
イジーがデニーに別れたいと言い、キャロリンが父親が息子の嫁にと遺した指輪をデレクに渡すシーンで。
♪ "The Acrobat" Jonathan Rice
服を着たままシャワーを浴びてずぶ濡れのオーウェンが、過去最高で最悪のオペをクリスティーナに打ち明け、アレックスが母親の住むアイオワへの旅行にイジーを誘うシーンで。

2009.12.22|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

12月21日(月) #12「悪魔のささやき」

Greysanatomy_bamen12_2_2 死刑の期日が迫る囚人ウィリアムは、自分の命に危険があると知って、病院で死んだ方がマシだと手術を拒む。院内を移動中、臓器移植を待つ少年ジャクソンと出会った彼は、自分の臓器を譲ろうかと提案する。一方、デレクの母キャロリンが来訪し、メレディスは過度の緊張を強いられる。キャロリンは好感の持てる女性。メレディスは彼女に気に入られようと初めは明るくふるまうが…。

今回のエピソードは…「デレク母の洞察力の鋭さ度★★★★★」
デレクの母親キャロリンが初登場! 海軍で看護師をしていたこともあるという彼女。一瞬にしてマークが何か隠していると気付いたり、オーウェンのトラウマを見抜いたり。レクシーに対する質問はぶしつけだったけれど、わずかな問答でマーク向きの子だと判断しちゃうあたりもなかなか。夫を殺害されたという経験の持ち主でありながら、殺人犯に同情するメレディスにも理解を示し、むしろデレクとは理想の相手だと言ってしまうところもさすがだった。アディソンはデレクには向いていなかったと語っていたが、「どういうところが?」ともっと突っ込んで聞いてみたくなる。


【STORY】
シアトル・グレースでは、死刑囚ウィリアム・ダンの治療という緊張が続いていた。死刑の期日が5日後に迫る彼は、自分が命の危険にさらされていると知り、病院で死んだ方がマシだと言って手術を拒む。
そんな中、メレディスの家は大掃除でてんやわんや。それもそのはず、デレクの母キャロリンが訪ねてくる予定なのだ。メレディスは、彼氏の母親との初対面にドキドキ。実質、キャロリンが育ての親であるマークも、彼女にレクシーとのことがバレたら…と焦りを隠せない。メレディスはイジーのアドバイスで髪をポニーテールに結び、高感度アップを狙うが…。
そんなメレディスは、この日もダンを担当。検査のためダンを院内で移動させている最中、臓器移植を待つ少年ジャクソンと出くわす。ダンの手錠を見て「かっこいい!何か悪いことしたの?」と話しかけるジャクソン。彼が腸と肝臓の移植を待っている知ったダンは、「俺のをあげようか?」言い出す。
その後ダンは、自分の臓器とジャクソンの型が適合しているか調べてほしいとメレディスに頼む。メレディスは、死ぬ前に人助けしたいとうダンの言葉に押されて密かに検査。後に、2人の型は一致していることが判明する。
そんな中、ジャクソンの容体は悪くなる一方。一刻も早くジャクソンに移植手術をしてやりたいベイリーは、じっとドナーを待つことに耐えきれず、とりあえず門脈シャントを試してみないかとアリゾナに提案。しかし、そんな治療は効果がないと反論され、彼女と口論になる。そこに割って入るアレックス。ついにドナーが見つかったというのだ! アリゾナは、すぐさまアレックスを連れて臓器を取りに向かう。行きの飛行機の中、恋愛のことなどをしゃべりまくるアリゾナにアレックスは閉口する。
ドナーはまだ小さい子ども。心を痛めるアレックスとは対照的に、アリゾナは動揺することなく臓器を取り出すと、一路シアトル・グレースへ。アレックスは、帰りの機内でもくだらないことをしゃべりまくるアリゾナにぶち切れ、「小さな子どもから臓器を取り出したばかりだというのに、どうしてそんなに平然としていられるのか」と非難。アリゾナは、「何も感じていないわけじゃない。死んだ子どもたちのことは寝ている間も目に浮かぶ。だからこそ私はしゃべり続け、前だけを見て次の子どもの治療に全力を尽くす」と明かす。
一方、自分とジャクソンの型が適合していたものの、別のドナーが見つかったとメレディスから聞かされたダンは、ささやかな希望を奪われたような気持ちになり落胆する。
アリゾナとアレックスが戻り、病院では早速ジャクソンのオペがスタート。順調に進んだかに思われたが、そこでセイディーが手を挙げる。人体実験騒ぎで信用を失った彼女は、発言したいことがある時は手を挙げ、それ以外は黙っていろとベイリーに命じられていたのだ。セイディーが言いたかったことは…、十二指腸に黒い点がある、つまり出血があるということ。結局、腸の移植は失敗に終わり、ジャクソンは24時間以内に新たなドナーが見つからない限り命はないという崖っぷちに立たされる。
そんな中、ダンの症状も悪化の一途をたどる。デレクはすぐにでもオペが必要だと言うが、ダンは「このまま死なせてくれ」と懇願し、依然としてオペを拒否。デレクは、患者の意識がなくなり医学的な判断ができなくなった時には、医師2名の同意があれば治療ができるという決まりにのっとり、メレディスに手術承諾書にサインさせてオペに踏み切ろうとする。けれども、ダンに同情的なメレディスはサインをすることができず。結局、承諾書にサインしたクリスティーナがダンのオペに入る。
ダンのオペは無事に終了。術後、意識を回復したダンは、相変わらずデレクに皮肉を言うが、「お前が殺した女性たちがそうだったように、人は生死を選べない。だから、何があってもこの病院ではお前を死なせない」とデレクから宣言されてしまう。
そしてメレディスは…、無駄に死ぬより少年に自分の臓器をあげたいと言うダンの思いに応えるべく、オペで頭蓋骨の一部が外されたままになっていることを告げ、もし衝撃を与えて出血したら脳死すると暗に助言。メレディスが去った後、ウィリアムはベッドの背に頭を思い切りぶつけ始める。
カリーとマークは、香港で脚を伸ばして身長を高くする手術を受けたチャックを診る。自分が自分の身長が160cmであることに強いコンプレックスを抱いていた彼は、骨を切断して器具を取り付けるという無謀なオペに挑んだが、傷口が化膿し、皮膚と骨の一部が壊死するまでに。すぐに器具を外さなければならないと言われたチャックは、身長を伸ばせなくなった怒りを弟のゲイリーにぶつけ、自分がいかに身長のせいで辛い目にあってきたかを並べ立てる。
チャックのオペは無事に終了するが、身長はオペ前より6mm縮む結果に。ゲイリーは、身長がむしろ縮んだことに憤慨。いつものように自分を卑下して不満をぶちまけるが、そこで、これまでチャックの言動に我慢してきたゲイリーの怒りが頂点に。彼は、「いつも背が低いからという理由で自分が一番不幸だという兄さんには愚痴すら言えない。兄さんに彼女ができないのは、身長のせいではなく性格のせいだ」ときっぱり。ようやくチャックは、自分の心の醜さに気付くのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
病院にはデレクの母キャロリンが到着。久々に息子のデレクと再会を果たす。マークも彼女に挨拶を。そして、メレディスもキャロリンと対面して、緊張で挙動不審になりながらもランチをする。ランチの席では、何とかキャロリンに気に入られようと、作り笑顔で明るい女を演じるメレディスだったが、最終的には「自分は明るい人間ではない。人殺しに同情するようなまともじゃない人間です」とキャロリンに打ち明ける。キャロリンは、そんなメレディスの態度にむしろ好感を抱き、何でも白か黒かで物事を見るデレクには理想的な女性だと断言。父親が息子の生涯の伴侶にと遺した指輪をデレクに託す。
Greysanatomy_bamen12_aまた、キャロリンはオーウェンの心の傷を察知し、「睡眠は取れてる?」と声をかける。マークから恐る恐るレクシーとの関係を打ち明けられると、レクシーを捕まえてぶしつけな質問で人物調査。レクシーはいい子だと太鼓判を押し、もっと自分に自信を持てとマークを励ます。
そんなマークは、ジョージとの離婚やエリカとの破局で「背が縮んだ気分」と語るカリーを、「君は戦い、愛して負けた。もっと胸を張れ」と勇気づける。
メレディスとの冷戦状態を続けるクリスティーナは、突然オーウェンからデートの誘いを受ける。平静を装うものの、「初デートでは気の利いた質問をするといい」というイジーのアドバイス通り、「これまでで一番だったオペは?」と唐突にオーウェンに尋ねてしまうほど内心ではウキウキ。しかしその夜、オーウェンは大幅に遅刻した上、泥酔状態でクリスティーナのアパートにやって来る。緊張を和らげようと飲んでしまったのだ。酒臭いからシャワーを浴びろとクリスティーナに言われたオーウェンは、何を勘違いしたのか、そのままクリスティーナの部屋のバスルームに直行。服を着たままびしょ濡れになり、「体中に穴の開いた兵士に体を重ねて止血したのが過去最高のオペだが、その兵士は治った後で自殺した」とクリスティーナに打ち明ける。クリスティーナはそんなオーウェンの気持ちを理解し、優しくネクタイをほどいてやる。
イジーは、デニーとの関係を継続中。ところが、メレディスやクリスティーナの恋愛について助言するうち、自分も恋人のお母さんに会ったりデートをしたりしたいという思いを募らせ、デニーに別れを告げる。一方、親に会わせるような辛いことはさせないと言っていたアレックスは、「日々患者の死に接する仕事をしていくには、将来のことを考え前を向いて生きていくしかない」というアリゾナの言葉に刺激を受け、アイオワにいる母親に会いに行こうとイジーを誘う。


【メレディスの一言】
人間は間違いを犯す
評価を誤り、判断をミスる
でも、外科医が判断ミスを犯す場合、話は複雑
人は傷つき、血を流す
だから外科医は一針一針、悩み苦しんで必死で傷を縫う
よく考えもせず、ためらいもせずに、焦って安易に下した判断は、私たちを一生苦しめる


【今回のゲスト】
デレクの母キャロリン役のタイン・デイリーは、「女刑事キャグニー&レイシー」のメリー・ベス・レイシー役で、エミー賞主演女優賞に4回も輝いた人気女優タイン・デイリー。彼女の弟は、「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」のピートを演じているティム・デイリー。
チャック役は、「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」にリチャード・ベイ役で準レギュラー出演していたジェイソン・クラヴィッツ。


今回のキーパーソンは何と言ってもデレクの母キャロリン。なかなか強烈だが好感の持てるキャラクターでした。さすが、5人の医師を育てた母! デレクには兄弟が4人もいて、全員医学の道に進んでいるというのも驚きでした。その一方で、メレディスは連続殺人犯のダンへの同情を強め、ジャクソンに臓器を譲りたいという彼に死に方を暗にアドバイス。一歩間違ったら自殺幇助。この結末はいかに!?

2009.12.21|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#11「やまない祈り」で使われていた曲は?

♪ "Am I Still the One " Daniel Powter
冒頭、メレディスとデレクがベッドで目覚めるシーンで。
♪ "You Don't Know Me " Ben Folds
ジュニア・レジデントたちが食堂に集まるが、メレディスとクリスティーナは険悪…というシーンで。
♪ "Ah Ah Ah " The Coral Sea
ベイリーとアリゾナが言い合いをし、クリスティーナがオーウェンの気遣いを突っぱねるシーンで。
♪ "The Day Before the Day " Dido
セイディがメレディスを諭し、ベイリーたちがジャクソンを励ましつつ移植の準備を進めるシーンで。
♪ "Lights Out " Santogold
ジョーの店で、耐えきれなくなったマークがレクシーの元に走るシーンで。
♪ "Home " Tandy
エンディング、デレクがメレディスを励まそうと、音楽をかけて踊り、アレックスがイジーに手作りケーキをプレゼントするシーンで。

2009.12.15|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

12月14日(月) #11「やまない祈り」

Greysanatomy_bamen11_a 刑務所内の喧嘩でケガをした死刑囚、ウィリアム・ダンがシアトル・グレースに搬送されてくる。検査の結果、ダンの脊髄には歯ブラシの柄が刺さり、脳挫傷も起こしていることが判明。犯罪者に同情するメレディスに対し、デレクやクリスティーナは彼女とは逆の意見を持って対立する。そんな中、ベイリーは3年前から病院に通っている腸疾患の少年ジャクソンに再会。担当医のケンリーが急死したため、小児外科医のアリゾナとともにジャクソンを診るが…。

今回のエピソードは…「対立による緊張度★★★★★」
メレディスとクリスティーナの喧嘩は続行中。死刑囚であるダンに対する態度をめぐっても、2人は対立。オーウェンやセイディをはじめ、周囲の人々に気を遣わせる結果となる。また、メレディスはダンの件でデレクとも対立。デレクはいつになく頑なな態度を見せるが、その裏には自分の父親を強盗に殺されるという無念さがあったとは…。
一方、ベイリーは、思い入れのある患者ジャクソンの治療法をめぐって、小児科医のアリゾナと対立。結局、アリゾナの腕を認めたベイリーは、彼女の治療方針に従うことにするが…。ジャクソンという、いたいけな少年の今後に不安が残る。


【STORY】
刑務所内の喧嘩でケガを負った死刑囚、ウィリアム・ダンがシアトル・グレースに搬送されてくる。リチャードは、デレク、オーウェンのほか、喧嘩中のメレディスとクリスティーナを彼の担当に指名。内密に治療し、なるべく早く退院させるよう4人に指示する。
早速デレクたちはダンの検査を開始。ダンは、「出会った時は生きているのに、その後そうじゃなくなる(死ぬ)という点で、殺人者である自分と医師は共通だ」と皮肉を言い、デレクらに不快な思いをさせる。そう、デレクは終始一貫して犯罪者であるダンに厳しい態度。クリスティーナも同様で、“罪を憎んで人を憎まず”のスタンスでダンに同情的なメレディスと対立する。
Greysanatomy_bamen11_2その後、ダンの脊髄に刺さっていたのは歯ブラシで、脳挫傷も併発していることが判明。しかし、デレクはダンに対する厳しい態度を崩さず、痛みを訴えるダンにモルヒネを与えようとするメレディスを強く制する。結局、メレディスはデレクに黙ってこっそりとダンにモルヒネを与えるのだが…。また、メレディスは喧嘩中のクリスティーナと反目し合いながらダンの世話をするうち、彼が5人もの女性を殺した連続殺人犯だと知る。
そしていよいよ、ダンのオペが始まる。オペの最中もメレディスとクリスティーナは対立し続け、クリスティーナは、メレディスが密かにダンにモルヒネを与えていたことを暴露。これにより、メレディスはデレクも言い合いになる。オーウェンは、なんとかその場の緊張した空気をやわらげようとするが効果なし。ちなみに、オーウェンはオペ室以外でもクリスティーナに気遣いを見せる。
一方、レクシーとの一夜を楽しんだマークは、「お前は最高だ」と本人に告げるものの、もう2度と関係を持つつもりはないと断言する。しかし、内心ではレクシーに夢中。レクシーと関係したことを、ついカリーに打ち明けてしまう。カリーはカリーで、相変わらずセイディを意識していて…。2人はお互いに私情を抑えようと励まし合う。
そんな中、ジョージはERを担当し、骨折で病院を訪れたマーガレットを診る。何でも彼女は、この1年で6回も骨折を繰り返しているとのこと。検査の結果、副甲状腺にできた腫瘍により骨のカルシウムが溶けてもろくなっていたことが判明する。マーガレットは「骨折を恐れて運動を控え、年寄りのような生活をしてきた。デンバーについてきてほしいという彼氏の誘いも、道路が凍結するデンバーでの暮らしは危険すぎると思って断ったというのに、原因は腫瘍だったなんて!」と憤慨する。マーガレットのオペはマークとカリーが担当。オペは無事成功し、マーガレットは彼氏を取り戻すべくデンバーに行くと宣言する。
ベイリーはアレックスを助手につけ、3年前から診てきた腸疾患の少年ジャクソンを担当する。今回、ジャクソンは小児科医ケンリーの執刀により13回目のオペに臨む予定。シングルマザーのメリンダと支え合いながら、苦しい治療に耐えてきたジャクソンに対するベイリーの思い入れは強く、アレックスにも全力で力になるよう指示する。ところが、事態は急展開! なんと、主治医のケンリーが急逝してしまったのだ。これにより、アリゾナという小児科医が後を引き継ぐことに。早速ジャクソンを診察したアリゾナは、ケンリーのこれまでの治療法を否定。腸移植が必要との見解を示す。ベイリーはそんなアリゾナに強く反発。「たった30分患者を診ただけでこれまでの治療方針を覆すような医師は信用できない」と、リチャードに猛抗議する。リチャードは「アリゾナは君と同じく同期でトップだった逸材だ」と言ってベイリーを突っぱねる。
その後、なおも抵抗を続けるベイリーに対してアリゾナは、「別の病院の医師に意見を求めてもらっても構わない。最初から私のやることにケチをつけているようだが、問題は患者の命を救うこと」と抗戦。ベイリーは、アリゾナに紹介された著名な小児科医に連絡を取り、アリゾナの腕が確かであることを確認する。こうして、ようやくアリゾナの意見の正当性を認めたベイリーは、ジャクソンを移植リストに載せるべく手続きを始めるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
メレディスとクリスティーナの不仲は、周りの人間に気を遣わせる結果に。その1人がセイディである。彼女は2人の様子を見るに見かね、「クリスティーナは一生付き合える人だから、自分と喧嘩した時のように彼女を閉め出さないで。彼女の気持ちを考えてあげて」とメレディスに助言する。
また、死刑囚ダンに同情的なメレディスに反発していたデレクは、実は、自分の父親は強盗に撃たれて殺されたのだとメレディスに告白する。デレクの気持ちを理解したメレディスは、これまでクリスティーナとしてきたように、一緒に踊って辛い1日を忘れようとする。
リチャードはケンリー死亡の知らせを聞いてから、オペ室に引きこもる。ケンリーの後任を探そうとするも、ことごとく断られて自信を失っていたのだ。なにせ、シアトル・グレースが国内教育病院のランキングで12位に転落してからというもの、水漏れ騒ぎ、エリカの辞職、インターンたちの人体実験と、悪いこと続きなのだ。しかし、ジャクソンの治療に関してベイリーに助言を求められたリチャードは、意欲を取り戻してベイリーに協力する。
イジーは、自分に「愛してる」と言ってくれたアレックスに誠実でいたいという思いから、ついにデニーとの密かな関係をアレックスに打ち明ける。しかし、アレックスは「デニーとセックスしている」と聞かされても信じようとせず、「空想にふけるのは悪いことじゃない」と言ってまともに取り合おうとしない。そんなアレックスは、イジーの誕生日を自分の手作りケーキで祝う。
マーガレットのオペを無事成功されたマークとカリーの2人は、レクシーとセイディの誘惑に負けずによく頑張ったとジョーの店でお互いをねぎらう。ところが、デンバー行きの決意をしたマーガレットに刺激を受けたマークは、気持ちを抑えることをやめ、レクシーのもとに走るのだった。


【メレディスの一言】
簡単なことは願わない
願うのは大きなこと
はるか遠くにあって、手が届かない
願うのは、困っているから
不安だから
高望みだとは分かってる
それでも願う
願い事は、時々かなうから


【今回のゲスト】
死刑囚のダン役は、映画『恋しくて』などの出演で知られるエリック・ストルツ。エリックと言えば、当時『バック・トュ・ザ・フューチャー』の主役に抜擢されながらも、撮影途中で降板させられてしまったという経歴の持ち主。
アリゾナ役は、『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』にジェイミー・ストリンガー役でレギュラー出演していたジェシカ・キャプショー。ちなみに、彼女の母親は女優のケイト・キャプショー、継父は映画監督のスティーヴン・スピルバーグである。
マーガレット役は、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」でアリの妻で準レギュラー出演しているペリー・リーヴス。


今回のメレディスとクリスティーナの喧嘩はかなり根深そう。あのセイディまでもが心配するくらいだからかなりのもの。また、これにより、セイディとメレディスも過去の喧嘩で埋められない溝ができたということも分かってきました。さらに、デレクの父親が殺人の被害者だったという衝撃的な事実も明らかに!
一方で、患者が彼氏を追ってデンバーに行くと決意したことに刺激されたマーク。「俺はデンバーに行く」はまさに名言!
次回も、死刑囚ダンが深くエピソードに関わってくるようなので、ダンをめぐるキャストたちの心の動きにぜひご注目を!

2009.12.14|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#10「自分の存在」で使われていた曲は?

♪ "They Said I Said" Sugarush Beat Company
冒頭、インターンたちが執刀医に選ばれたジュニア・レジデントは誰か、次々に新情報を報告するシーンで。
♪ "Winter Birds" Ray LaMontagne
キャスリーンの下咽頭(かいんとう)再建術のオペのシーンで。
♪ "Secret" Max Morgan
アレックスが執刀医に選ばれたことをイジーに報告し、「愛してる」と告白するシーンで。
♪ "Street Lights" Kanye West
エンディング、クリスティーナがオーウェンとボイラー室でキス、レクシーがマークの家へ行き、アレックスがいよいよオペに臨むシーンで。

2009.12. 8|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(0)

12月7日(月) #10「自分の存在」

Greysanatomy_bamen10_2 ジュニア・レジデントたちによる初手術は、骨肉腫の患者の下肢切断術に決定。執刀医選考の会議でアテンディングたちは全員クリスティーナに投票するが、彼女はインターンたちの暴走事件の責任を取らされて選考対象外。リチャードは、クリスティーナに執刀医を指名する権限を与え、午後4:00にボードに執刀医の名前を書き入れるよう命じる。一方、マークは声を失った女性の下咽頭(かいんとう)再建術をすることに。レクシーは、彼の下で学ばせてほしいと申し出て…。

今回のエピソードは…「思いやりに欠けちゃった…度★★★★★」
執刀医候補を外されて悔しい思いをかみしめるクリスティーナ。メレディスは彼女の親友でありがなら、彼女の辛さを思いやれていなかったのでは? ネットの世界に逃避して夫との会話をポストイットで済ませる妻も、心にもない暴言を愛する姉への最後の言葉にしてしまったことを悔やむ妹も、本当は思いやりの心を持っていたはずなのに…。「人はみな支え合っていることを忘れてしまう」というメレディスのエンディングのセリフが胸にしみる。


【STORY】
ついに今夜、ジュニア・レジデントが執刀する初オペが行われることが決定。内容は、骨肉腫を患った患者の膝下切断。そして、肝心の執刀医は? 執刀医選考会議に出席したアテンディングは、全員がクリスティーナに投票。しかし、彼女はインターンの暴走事件の責めを負って選考対象外であるため、リチャードは執刀医を決める権限をクリスティーナに与える。その後、ジュニア・レジデントたちは、入れ替わり立ち替わりクリスティーナに自己アピール。メレディスも「執刀医にふさわしいのは私だとお互い分かっているけれど、気まずいのは嫌だから自分の思うとおりに決めてほしい」とクリスティーナに告げるが…。
そんな中、心臓外科の名医ディクソンが、再びシアトル・グレースを訪れる。クリスティーナは、今度こそ彼女に病院を気に入ってもらい、心臓外科チーフとして迎えられるよう全力を尽くせと、2つ目の使命をリチャードから課せられる。
一方、ERには、父親の車を運転して事故を起こした10代の姉妹が運び込まれる。妹のエマは15歳。車を運転していた16歳の姉ホリーを、大声で責め立てる。ホリーはホリーで人の悪口ばかり言うエマを非難。2人は激しい罵り合いを繰り広げ、しまいにはエマが「お姉ちゃんなんか死んじゃえ!」と暴言を吐く。ところが、その直後にホリーの容体が急変。デレクらが緊急オペを行うものの、残念ながらホリーは脳死状態となってしまう。若い命が失われたことに胸を痛めるデレクたち。しかしディクソンは、「若いホリーは、臓器提供のよい候補者になれる。若くて元気な臓器は大勢の命を救う」と臓器移植に前向きな姿勢。早速ホリーの遺族に臓器摘出の承諾を求める。しかし、遺族にすぐに答えを求めるのは酷というもの…。とりわけ、心にもない暴言がホリーへの最後の言葉になってしまったことを悔やむエマにとって、ディクソンの一方的な要求は到底理解できるものではない。エマはディクソンをはねつけ、「ホリー目を開けて!」と泣き崩れる。
Greysanatomy_bamen10_a その後、メレディスは最後に聞いてほしかった言葉をきちんと伝えようとエマを促す。「ごめん、愛してる」と、脳死状態のホリーに本心を伝えるエマ。「お姉さんもあなたを愛している」と、メレディスはエマを慰める。デレクは、「助けた患者よりも死んでいく患者の方が多い」と、若い命を救えなかった無念さを口にする。
マークは、声を失ったキャスリーン・パターソンという女性の下咽頭(かいんとう)再建術を行うことになる。最先端の手技を学びたいというベイリーが助手に入ることになるが、ぜひ自分にも手伝わせてほしいというレクシーの頼みも断れず…。結局、謹慎中の彼女を“カプチーノ係”という名目で自分のそばに置いて指導する。
5年前に声を失ったというキャスリーンは、何度か再建手術を受けてきたものの、いずれも成功せず。今では、癌と発声障害をネタにブログを書いて、ネットの世界ではなかなかの有名人になっている。夫のネッドとのコミュニケーション手段は、「はい」「いいえ」「どうも」「愛してる」というお決まりのセリフを書いたポストイット。ネッドには、それがむなしく…。
そんな中、キャスリーンのオペが始まる。見学席からレクシーが見守る中、オペは無事終了。術後、声を出してみるのを躊躇するキャスリーンにネッドがこれまでの不満をぶつける一幕も見られたが、レクシーの励ましを受けながらキャスリーンが恐る恐る声を出してみると…、確かに彼女の喉から声が! 辛い思いに耐えながらキャスリーンを支えてきたネッドの顔にも、ようやく笑顔がこぼれる。
Greysanatomy_bamen10_3 そして、クリスティーナが執刀医を決めるタイムリミットの午後4:00になる。執刀医になれない悔しさを抑えて選考を続けていたクリスティーナは、脳死したホリーの遺族が臓器摘出を渋った際にディクソンが言った「医学から感情は抜きにするべき」という発言に影響を受け、膝下切断術の内容を下調べして準備ができているアレックスを執刀医に選ぶ。自分が選ばれるものとばかり思っていたメレディスは大ショック。しかし、「ケンカが原因なのは分かってる。もう水に流そう」と、オペの見学室でクリスティーナに話しかける。しかしクリスティーナは、「そうやって個人の問題にすり替えているのはそっち。ケンカをしたから選ばなかったわけじゃない」と反論。しまい込んできた怒りと悔しさをこらえて、見学室を後にする。そんな彼女に声を掛けたのがオーウェン。彼は廊下で泣きそうになっているクリスティーナをボイラー室に連れ出すと、通気口の上に彼女を立たせる。クリスティーナは勢いよく吹き出す空気に心を洗われながら、オーウェンと熱いキスを交わす。
執刀医の指名を受けたアレックスは、大喜びでイジーを探す。しかし、近頃のイジーはまるで自分を避けているかのよう。イジーがデニーとのセックスに夢中になっているとは知らないアレックスは、ようやくイジーを見つけると「本気で愛してる。怖がるのは分かるが、自分はデニーのように死んだりしないし、浮気もしない。助手としてオペに入ってくれ」とイジーに頼む。
さあ、いよいよアレックスが執刀するオペの時間がやってきた。いまだイジーがオペ室に姿を見せないことでアレックスは激しく動揺。ポケベルでメレディスをオペ室に呼び出すが、その直後にイジーが颯爽と姿を現す。アレックスはイジーとともにいざオペ室へ。ついに、執刀医であるアレックスの手にメスが渡される!


【その他のキャラクターたちの動き】
カリーはセイディに笑顔で話しかけられ、彼女が自分に気があるのではないかと意識をし始める。そんなカリーは、早速マークに相談。日増しにレクシーのことが気になり始めているマークは、動揺するカリーと自分を重ね合わせ、「インターンに構っていないで仕事に集中しろ」と叱咤する。
そんな中、レクシーはセイディから「スローン先生はあなたに気がある」と聞かされてちょっとウキウキ。キャスリーンのオペを通じてマークの外科医としての才能もあらためて思い知ったレクシーは、その夜、マークの家を訪ねる。そして、「男性として、外科医として、指導者として尊敬しています」と告白し、自ら服を脱ぎ始める。マークは誘惑に勝てず、ついにレクシーを抱いてしまうのだった。


【メレディスの一言】
人は一人でこの世に生まれ、一人で去っていく
その間色んなことがあるけれど、仲間を見つけるのは自分に対する義務
助けが必要
支えが必要
でないと一人で生きることになる
他人ばかり
周囲から孤立し、忘れてしまう
人はみな支え合っていることを
だから私たちは愛を選ぶ
人生を選ぶ
そしてほんの一瞬、少しだけ、寂しさが和らぐのを感じる



【今回のゲスト】

キャスリーンの夫ネッド役は、「24 -TWENTY FOUR-」のチェン・ズィー役で知られるツィ・マ。エマ役は、「CSI:科学捜査班」でキャサリンの娘リンゼイを演じているケイ・パナベイカー。キャスリーン役は、ロザリンド・チャオ。「新スタートレック」「スタートレック ディープ・スペース・ナイン」でケイコ・オブライエン役を演じているほか、「The O.C.」には校長のキム役で複数話出演している。


同期の中から執刀医を選ばせるなんて、クリスティーナにとってまさに拷問! ただでさえ、執刀医デビューのチャンスを逃して悔しい思いを抱えているクリスティーナにとっては辛い仕打ち。さすがの彼女の目にも涙があふれて…。でも、そんな彼女をオーウェンが支えてくれてよかった! クリスティーナってイイ男に縁があるな、とつくづく感心。
そして、レクシー! 先日の虫垂切除に続き、今度はマークの前で自ら服を脱ぐという大胆ぶり。もう“ニコちゃんマーク”とは言わせない!

2009.12. 7|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(2)トラックバック(0)

【曲情報】#9「眠れない夜の過ち」で使われていた曲は?

♪ "Boys with girlfriends" Meiko
クリスティーナがグラツィエラからチョコレートを取り上げるシーンで。
♪ "Quiet times" Dido
デニーとイジーがベッドをともにしているシーンで。
♪ "No time to sleep" Tina Dico
セイディが虫垂切除を受けるシーンで。
♪ "Ocean and a rock" Lisa Hannigan
アレックスが糞便移植の準備をし、デレクがアーサーをオペ、マークがアイヴィーを眠らせるシーンで。
♪ "Ordinary Girl" Waz
エンディング、落ち込むレクシーをデレクがメレディスの家に連れ帰り、オーウェンがクリスティーナの家の前で彼女の帰りを待つシーンで。

2009.12. 1|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

11月30日(月) #9「眠れない夜の過ち」

Greysanatomy_bamen9_a レジデントたちは、執刀医デビューのオペが虫垂切除だと踏み、虫垂炎患者の担当を取り合うようになる。そんな中、インターンたちの人体実験は次第にエスカレート。ついに、セイディを実験台にして虫垂切除が行われることに。ところがいざ開腹してみると、セイディの虫垂は炎症を起こしており、大量出血も併発して危険な状態に! この事件がきっかけで、クリスティーナは執刀医レースから外され、メレディスとも険悪になる。

今回のエピソードは…「やり過ぎ!度★★★★★」
頭痛がすれば脳腫瘍、腹痛がすれば胃ガン、吹き出物ができればブドウ糖球菌感染症と、すぐに病気に結びつける心気症気味の患者の自己診断もやり過ぎだけれど、なんと言っても今回やり過ぎだったのはインターンたちの自己練習! 互いに縫合し合うだけでも十分やり過ぎのレベルだったのに、硬膜外麻酔はおろか、虫垂切除まで始めてしまうなんて。そして、別の意味で“やり過ぎ”なのがイジー。現実を離れたデニーとの関係は、今後どのような展開を見せる!?


【STORY】
Greysanatomy_bamen9_4 レジデントたちは、執刀医デビューで割り振られるオペが虫垂切除だと踏み、虫垂炎患者を取り合う。結局、今回ベイリーの下について虫垂炎患者を担当することになったのは、メレディスとクリスティーナ。必死でコツを覚えようとする2人を見て、ベイリーはかつての自分を懐かしむ。
一方で、インターンたちの自己練習はエスカレート。硬膜外麻酔を試すだけでは飽きたらず、ついには、セイディを実験台にした虫垂切除が行われることになる。真面目でお堅いキャラを払拭するかのように、自らメスを握るレクシー。土壇場になって「やっぱりダメ」と言って躊躇するものの、セイディがメスを取り上げて自ら腹部を切開してしまったため、引くに引けない状態になる。こうなったら最後までやるしかない! ところが、開腹してみるとセイディの虫垂は炎症を起こして腫れており…。グラツィエラは尻込みしてその場を離れるが、レクシーたちは無謀にも自分たちだけでオペを続ける。
Greysanatomy_bamen9_2 その頃、クリスティーナはインターンたちの姿が見えないことを怪しみ始めていた。グラツィエラを見つけて彼女を問い詰めるが、返ってきたのは「知りません」という答え。けれども、硬膜外麻酔の実験台となって歩行不能の状態になっているスティーヴを発見したことで、インターンたちの行き過ぎた練習の実態を知ることになる。
一方、オペ中のセイディは大量出血を併発して危険な状態に。手に負えなくなったレクシーは、メレディスに助けを求める。メレディスはクリスティーナと一緒に処置室へ急行。知らせを受けたベイリーも加わり、何とかセイディの虫垂切除を終える。
Greysanatomy_bamen9_3_3 その後、クリスティーナとメレディスは、事のいきさつをリチャードに報告。すぐに報告に来た2人を評価するリチャードだったが、レクシーの発言から、クリスティーナがインターンたちの練習を知っていたことが分かると態度を一変。クリスティーナを執刀医の候補から外す。クリスティーナは、「知っていたのは縫合の練習のことだけ。レジデント全員のインターンなのだから、自分たちそれぞれに監督責任が問われるはず。メレディスは私をかばうべきだった」と憤慨。これにより2人は険悪なムードになる。
その後、クリスティーナ、メレディスらはインターンたちをセイディの病室に集め、謹慎処分を言い渡す。
アレックスは、腹痛を訴える女性ローレンを担当する。彼女は心気症気味で、体の不調をすぐに病気に結びつけて騒ぐタイプ。単なる吹き出物をブドウ糖球菌感染症だと思い込んだ彼女は、ネットで抗生物質を購入して服用。今回は、これがきっかけで腸炎を起こしてしまったのだ。治療法は、体内の善玉菌を増やすために夫の便を移植すること。かねてよりローレンの自己診断に振り回されている夫のセスは、彼女が自分の診断は間違っていたと認めない限り便は提供しないと主張し、2人の意見は平行線をたどる。しかし、結局はアレックスが仲裁に入ったおかげで仲直り。自分が本気で死の危険に対する恐怖を抱えているのだと説明したローレンは、セスに素直に謝罪。そんな彼女を受け入れたセスは、快く彼女の治療に協力するのだった。
一方、デレク、マーク、オーウェン、カリーの4人は、夢遊病の持病を持つアーサーを担当。自宅の2階の窓を突き破り、落下してケガを負った彼の処置にあたる。アーサーは、妻を亡くして以来、娘のアイヴィーと父一人子一人の生活。この日も病院にはアイヴィーが付き添っていたが、そこで問題が発生する。夢遊病の症状が現れたのか、突然アーサーが「ピューマがいる。アイヴィー逃げろ!」と言い出して大暴れ。この騒ぎで、カリーはアーサーに殴られて鼻を骨折してしまう。悲惨な出来事が続く自分の人生を呪うカリー。マークは、そんな彼女を慰めながら手当てをする。
その後、落ち着きを取り戻したアーサーは、「夢遊病の症状は薬で抑えていたが、夕べは薬を飲み忘れたらしい」と説明するが、アイヴィーは「きちんと薬を飲んでいるのを見た」と告白。自分のせいで父親が夢遊病になったと思い、毎晩寝ずに父親を見守っていたことを打ち明ける。毎日男手一つで自分の面倒を見てくれている父親のため、夜は自分が父親の面倒を見ようと思ったと語るアイヴィー。結局、アーサーはアイヴィーのことがストレスで夢遊病になっていたわけではなく、前頭葉の発作が原因だったことが後の検査で判明する。
アーサーはすぐにオペを受けることに。マークは疲れた様子で待合室に座っているアイヴィーに声をかけ、「自分は放任主義の親に育てられたため、子どもの頃は安眠することができなかった」と自らの体験を語り、健気な少女を優しく励ますのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
マークはたまたまレクシーと備品室で一緒になるが、そこにやって来たデレクに「レクシーに手を出すな」と釘を刺される。
イジーは、デニーが幻覚だと自分に言い聞かせつつも、彼とのセックスに励む日々。現実の世界から離れて、デニーとの世界にひきこもっていく自分に動揺するが、デニーとの時間を手放すことはできない。アレックスは、イジーが自分との付き合いをやめたがっているのかと心配するが…。
ジョージは、セイディのオペの件ですっかり落ち込むレクシーを慰めようとする。そして、グラツィエラから、「あの子、あなたのことが好きなのよ」と聞かされる。
デレクは、セイディがメレディスの家に居候していることにうんざりしていたが、セイディの虫垂切除の件で落ち込むレクシーをメレディスの家に連れて帰る。
オーウェンは、クリスティーナのアパートの前で彼女の帰りを待つ。そして、帰ってきたクリスティーナに「君はきれいだ」と告げる。


【メレディスの一言】
眠り
眠るのは簡単
ただ目を閉じればいい
でも、大勢の人にとって眠りはなかなか得られない
手に入れたい
でも、どうすればいいのか分からない
でも、悪魔と向き合えば、恐れと向き合えば、そして人と助け合えば、悪夢はそれほど怖いものじゃない
暗闇の中、独りぼっちじゃないと気付くから


【今回のゲスト】
セスを演じていたのは、「ザ・ホワイトハウス」のウィル役で知られるジョシュア・マリーナ。ローレン役は、「恋するマンハッタン」でもローレンという名前の役を演じていたレスリー・グロスマン。アーサー役は、「24 -TWENTY FOUR-」のウォルト・カミングス役のジョン・アレン・ネルソン。


シアトル・グレースにやって来たばかりだというのに、早速大問題を引き起こしてくれたセイディ。そんな裏で、今回陰の主役を務めたのはマークかな…と。カリーにも優しいし、アイヴィーちゃんにも優しいし。デレクの母には恩義を感じているようで、意外と律儀な一面も。今後は、マークとレクシーの関係にもますます注目したい。

2009.11.30|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#8「懐かしき鼓動」で使われていた曲は?

♪ "The Uniform" The Flying Tourbillon Orchestra
オープニング、メレディスとデレクのベッドにクリスティーナが割り込んだところに、セイディが訪ねてくるシーンで。
♪ "Falling For You" Seabird
オペ中のホームレス、ティモシーが死に、カリーが泣き崩れるシーンで。
♪ "Trouble Is A Friend" Lenka
ジョーの店の外でオーウェンがクリスティーナにキス、イジーがアレックスにデニーのセーターを燃やしてもらうシーンで。

2009.11.24|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

11月23日(月・祝) #8「懐かしき鼓動」

Greysanatomy_bamen8_a エリカが突然シアトル・グレースから去る。クリスティーナはその理由をカリーに尋ねるが…。一方で、シアトル・グレースにやって来る者も。それは、メレディスの旧友セイディ。インターンとして勤務することになった彼女は、メレディスとやけに親しげ。クリスティーナは、セイディへの警戒心をむき出しにする。
ERには、ゴミ収集車につぶされ、折れた大腿骨が自分の胸に刺さるという前代未聞の外傷を負ったホームレスが運び込まれる。彼は、「どうせ歩けなくなるのならオペは必要ない」と言って治療を拒否するが…。

今回のエピソードは…「希少度★★★★★」
自分の脚の骨で串刺しになってしまったホームレス。そんな外傷はさすがのオーウェンにとっても初めて! 続いて、アスペルガー症候群の心臓外科医ディクソン。アスペルガー症候群の人が特定の分野に驚くべき才能を発揮することは珍しくないが、外科医として活躍するケースは決して多くはない。そして、自分の背中をメスで切り率先して縫合の練習台になるセイディの大胆さも希少。さらに、希少と言えば、イジーの前に姿を現したデニーも外せない。幻覚のはずなのにイジーが手に触れると確かな感触があるのはなぜ!?


【STORY】
メレディスの家に、突然の訪問者が現れる。彼女はメレディスの旧友セイディ。メレディスの影響でメディカル・スクールに通うことにしたという彼女は、研修医になるのを先延ばしにして遺体安置所で働いていたが、今回、その仕事を辞めてインターンとしてシアトル・グレースで働くことに。セイディは、メレディスのことを“デス”と呼び、久々に再会した2人のハイテンションぶりには、デレクはおろかクリスティーナすら入り込む余地なし。クリスティーナはそんな彼女を激しく警戒。デレクは、“デス”というニックネームの由来をメレディスに尋ねるが、メレディスはなかなかその理由を教えようとしない。
カリーは、エリカが突然シアトル・グレースを去ったことにショックを受けていた。クリスティーナもなぜエリカがいなくなったのか理由を知りたがるが、カリーに聞いても答えは返ってこず…。そんな中、クリスティーナとカリーは、オーウェンの下でERを担当。ゴミ容器の中で寝ていたところをゴミ収集車に回収され、折れた大腿骨が自分の胸に刺さってしまったホームレスの処置にあたる。非常にまれな症例のため、オーウェンはデレクとマークに応援を頼み、メレディス、レクシー、セイディらも助手につく。
医師たちは、協力して患者の胸から大腿骨を抜くが、その瞬間、気を失っていた患者の意識が戻る。彼の名は、ティモシー・ミラー。自分はホームレスだと語る彼は、「ホームレスは“脚”が命であり、脚が治って再び歩けるようにならないのならオペは必要ない」と宣言。オーウェンは彼の意思を尊重して治療を中断するが、デレクとマークは「放っておいたら死んでしまう」と言ってオーウェンの判断を非難。結局、オーウェンはティモシーを説得し、何とかオペにこぎつける。
カリーは、ティモシーが再び歩けるようになるよう、チタンで作った骨で脚の再建を試みる。エリカが突然去ったことへのショックを紛らわせるため、脚の再建に全力を傾けるカリー。しかし、オペの最中、ティモシーの容体が急変。結局ティモシーは亡くなってしまう。カリーは、「なぜみんなで患者を生かしておいてくれなかったのか」と泣き崩れる。
その晩、ティモシーを救えなかったことに落胆するオーウェンに、クリスティーナがジョーの店の外で声をかける。オーウェンは「慰めなどいらない、同情はいらない」とクリスティーナをはねつけながらも、彼女に激しいキスをする。
リチャードは、エリカの後任として心臓外科の名医ヴァージニア・ディクソンに白羽の矢を立て、彼女をピギーバック移植の執刀医としてシアトル・グレースに招く。ベイリーは、リチャードからディクソンをうまく口説くようにと命じられるが、ディクソンは少々変わった人物。些細なことにこだわりを持ち、融通が利かない部分があり、ベイリーを戸惑わせる。
今回、ディクソンが執刀する患者は、アメリカ先住民の男性クレイ。6年前にピギーバック移植を受け、自分の心臓とドナー心臓の2つで命をつないできたが、次第にドナー心臓に取り憑かれていると感じるように…。死者の体の一部を体内に埋め込んだことを後悔している彼は、今回、ドナー心臓を除去して補助心臓を埋め込むためにシアトル・グレースにやって来たのだ。イジーは、ディクソンの下でベイリー、アレックスとともにクレイを担当するが、あれ以来、ずっとデニーの幻覚に悩まされているだけに、クレイが話す死者の亡霊の話に強い関心を示す。
そして、オペに先立ち、ある問題が浮上する。亡霊を消す儀式を行うために、取り出した心臓を持ち帰りたいというクレイの希望に反し、ディクソンは「規則があるので心臓は渡せない」という主張を崩そうとしないのだ。ベイリーは苦慮の末、患者の信仰を重んじるべきという規則をリチャードに作ってもらうことに。そして、オペの最中、この規則をディクソンに説明し、取り出した心臓をクレイに渡す許可を取り付ける。
オペそのものは順調で、ディクソンは手際よくドナー心臓を摘出。すると、驚いたことに、クレイの本来の心臓が自力で動き出す。6年間、ドナー心臓のおかけで休息を得たため、弱っていた心臓が機能を取り戻したのだ。同様の症例があることは知っていたディクソンも、奇跡的な状況を目の当たりにして興奮する。
オペ終了後、病院を出ていこうとするディクソンに、ベイリーは「今日はお見事でした」と声をかける。ディクソンは、自分がアスペルガー症候群であることをベイリーに告げ、「皮肉や嫌みにはうまく反応できないけれど、何かごまかされたり馬鹿にされたりするのは分かる。この病院は好きじゃない」と言い残して去っていく。
Greysanatomy_bamen8_5イジーは、帰り際、病院の玄関ロビーで自分を待ち受けるデニーにはっきりと別れを告げる。そして帰宅後、クレイから聞いたアドバイスに従って、デニーのために編んだセーターをアレックスに頼んで燃やしてもらう。しかし部屋に戻ると、そこにはまたデニーの姿が! 動揺するイジーは、「君のためにここにいる」というデニーの言葉に促され、恐る恐る彼の体に手を伸ばす。そこには、確かな感触が…。イジーは泣きながらデニーとキスを交わすのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
クリスティーナは、エリカが消えた理由をカリーに尋ねるうち、2人が恋人関係にあったらしいと知って驚く。
アレックスは、目に見えない相手(デニー)と会話するなど、イジーの様子がおかしいのを心配する。
Greysanatomy_bamen8_2 一方、レクシーらインターンたちの秘密特訓は徐々にエスカレート。再三にわたる切開&縫合で、レクシーの腕も傷だらけ。レクシーが自傷行為をしているらしいという噂は、クリスティーナからデレク、メレディスに伝わり、メレディスはデレクの助言に従ってレクシーに様子伺いをする。しかし、この時点でメレディスは、インターンたちの秘密特訓のことは見抜けず。けれども、マークがレクシーに興味を示しているらしいと気付き、レクシーに近付くなとデレクからマークに言ってもらう。確かにマークは、徐々にレクシーのことが本気で気になり始めていた。
Greysanatomy_bamen8_3 レクシーは、特訓の成果をオペで発揮。見事な縫合の腕前を見せつけてマークをうならせる。しかし、それをきっかけにクリスティーナにインターン同士で練習し合っているのを知られてしまい、今すぐ終わりにするよう言い渡される。
セイディはレクシーたちの秘密特訓の場に現れ、自ら背中を切りつけて縫合の練習台になる。


【医学用語豆知識】
ピギーバック法

心臓移植の術式の一つで、患者の心臓を摘出せず、ドナー心臓を本来の心臓の右外側におんぶさせるように移植する方法のこと。
イギリスでは、今回の劇中の症例と似たケースが報告されている。1995年、当時2歳だったハンナ・クラークちゃんは、肥大型心筋症と診断されて心臓のピギーバック手術を受けた。その後、ドナーの心臓のおかげでハンナちゃんの病状は回復に向かったが、その一方で、心臓の拒絶反応を抑える免疫抑制剤の副作用で癌の一種であるリンパ腫を発症。免疫抑制剤の服用を抑えて抗がん剤を投与した結果、ドナー心臓に拒絶反応が出てしまったため、再手術でドナー心臓を除去した。しかし、心臓機能の大半をドナー心臓が担っていたことで休息を得ていた本来の心臓は、炎症が治まって機能を回復。そのため、再び自分の心臓だけで生きていけるようになったという。


【メレディスの一言】
人を結ぶ絆は時に説明不可能
切れてしまったと思われた絆が依然つながっていたりする
絆は時に距離を超える
時や論理すら
ある種の絆は、単純に“運命”なのだ


【今回のゲスト】
Greysanatomy_bamen8_4 今回より、ちょっとエキセントリックなキャラ、セイディが登場。演じているのは、メリッサ・ジョージ。「エイリアス」のローレン役が印象的な女優。
そして、大物ゲストはディクソン役のメアリー・マクドネル。映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でアカデミー助演女優賞などにノミネートされた彼女は、舞台女優として名高い実力派。ドラマでは「バトルスター・ギャラクティカ」のローラ・ロズリン役でも有名。


エリカがあっさりとシアトル・グレースを去ってしまったとはビックリ! これにはカリーだけでなく、視聴者のみなさんも同様にショックを受けたのでは? しかし、去る者がいれば来る者もあり。新キャラのセイディは、のっけから暴走気味。いきなり医療着を脱ぎ捨てて、自分の背中にメスを入れるとは…。次回は、そんなセイディがさらに大きな騒動を巻き起こしそう!

2009.11.23|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#7「消えない面影」で使われていた曲は?

♪ "I Want That" Psaap
冒頭、メレディスとクリスティーナが電話するシーンで。
♪ "Good Time" Brazilian Girls
クリスティーナがアレックスに交換条件を提示して手に入れた遺体で実習を行うシーンで。
♪ "Torch Song" Shady Bard
イジーがマイケルを励ましてカテーテル処置を成功させるシーンで。
♪ "Gotta Figure This Out" Erin McCarley
エンディング、イジーがデニーの幻覚を見るシーンで。

2009.11.17|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

11月16日(月) #7「消えない面影」

Greysanatomy_bamen7_a ジュニア・レジデントのうち1人に執刀医をやらせると決めたリチャード。それを知ったジュニア・レジデントたちは、執刀医デビューを狙って当然色めき立つ。そんな中、メレディスとイジーはエリカの助手につき、カテーテルを使った患者の処置にあたる。ところが、その患者は、かつてイジーがデニーのために心臓を横取りした相手と判明。動揺するイジーは、患者と接している時に院内を歩くデニーの姿を見る。一方、レクシーは、引き取り手のない遺体を実習用にもらってきて…。

今回のエピソードは…「デニー度★★★★★」
イジーたちが担当することとなったのは、イジーがデニーのために心臓を横取りした患者。彼の病室は、偶然にもデニーと同じ。しかも、イジーは何度も何度もデニーの姿を見る! イジーの前に幻影として現れたデニーは、いったい彼女に何を伝えようとしているのか!? とにかく今回は「デニーづいてる」というメレディスの発言通り、“デニー度”が濃い!


【STORY】
近々、ジュニア・レジデントの誰かに執刀医をやらせることに決めたリチャード。それを知ったメレディス、クリスティーナらジュニア・レジデントたちは、執刀医デビューを狙って色めき立つ。リチャードは誰が執刀医にふさわしいか、着任早々で誰とも個人的な関係にないオーウェンに意見を求めるが…。
そんな中、メレディスとイジーは、エリカの下について心臓移植待ちの患者マイケル・ノリスを担当することになる。このマイケルこそ、かつてイジーがデニーのために心臓を横取りしたため移植手術を受けられなかった患者。それに気付いたイジーは、激しく動揺。マイケルにアルコールアブレーションというカテーテル治療の説明をしている最中に、病院の中を歩くデニーの姿を見る。
Greysanatomy_bamen7_3マイケルの処置中、イジーは彼に話しかける役目をエリカから任される。しかし、マイケルに対して自責の念を抱くイジーは、彼の顔を直視できず。またしてもデニーの姿を目にしてうろたえたイジーは、マイケルに話しかけることすらできなくなり、処置は失敗に終わる。エリカはそんなイジーに対して怒りをあらわにするが、メレディスはイジーをフォローするつもりで彼女とデニーの個人的な関係をエリカにほのめかす。その後エリカは、デニーがイジーの婚約者だったこと、デニーの心臓移植順位を上げるためにイジーが故意に補助心臓のコードを切って謹慎処分となっていたことをカリーから聞かされる。当時、シアトル長老派病院でマイケルの主治医として心臓を待つ立場だったエリカにとって、自分の患者から心臓を横取りしたイジーの行為は許されざること。激怒したエリカは、倫理審査委員会の設置と事件の再調査をリチャードに要求する。しかしリチャードは、「すでにスティーブンスは罰せられた」と言って取り合おうとしない。
その後イジーは、エリカに謝罪を述べた上でマイケルの担当から外してほしいと頼む。しかしエリカは、責任を取って最後までマイケルに付き添えとイジーに命じる。イジーは、弱気になって2度目の処置を拒否するマイケルに、「奥さんのために前に進むべき」と説得。気持を新たに2度目の処置に立ち会い、デニーの幻覚に見守れながら懸命にマイケルをサポート。今度は、無事に処置が成功する。そしてイジーは、その後もデニーの幻覚を見続けることになる。
一方、エリカはどうしてもイジーとデニーの件に納得がいかず、この件を臓器ネットワークに報告すると言い出してカリーと口論になる。カリーは互いに支え合うべきだとイジー擁護の発言をするが、今回の問題を自分とカリーの関係に重ね合わせるエリカは、「正しいか間違っているかのどちらかしかない。ちょっとだけレズビアンになるという道はないと」と言い放って去っていく。カリーは動揺すると同時に、そんな彼女に違和感を覚える。
デレクとベイリーは、高齢の脳腫瘍患者ローズマリーを担当する。彼女は夫エドと固い絆で結ばれており、エドは温かいキスと抱擁で彼女をオペに送り出す。オペ後に再会を祝うことを約束した2人だったが、残念ながらオペ中に腫瘍から出血。ローズマリーは意識が戻らず心肺停止に陥る。エドは蘇生処置を望むが、オペ前にローズマリーが蘇生拒否の書類にサインしていたため、デレクとベイリーは何の処置もできず。エドは、ローズマリーを逝かせたくない一心で、懸命に心臓マッサージを続ける。そんなエドの姿に心打たれたベイリーは、彼に代わって心臓マッサージを行うが、最後にはベイリーに代わって心臓マッサージを引き継いだデレクがその手を止め、ローズマリーは帰らぬ人となる。
インターンたちは、クリスティーナに何もやらせてもらえず、いつまでたっても実践を積めないことへの不満から、互いに練習台となって静脈注射の練習を始める。そんな矢先、レクシーは引き取り手のない遺体が医学研究に使われることを知り、自分たちの実習用に遺体をもらってきてしまう。それをかぎつけたアレックスは、レクシーから遺体を取り上げ、元気をなくしているイジーにプレゼントする。
クリスティーナはひどく殴打された男性をオーウェンの下で担当していたが、レクシーがもらってきた遺体の件を知って、自分の患者を譲るという条件でアレックスからいくつかの遺体をもらい受ける。こうして、アレックス、クリスティーナはメレディスやイジーと一緒に遺体を実習用に使用するが、途中で殴打された男性の容体が急変。クリスティーナはアレックスに患者を譲るといっておきながら、我先にと男性のもとに駆けつける。アレックスも「俺の患者だ」と言って譲らず。結局、2人はERで患者の取り合いをするが、それを見ていたオーウェンはクリスティーナとアレックスの行為を「ハゲタカのよう」と表現。患者への敬意に欠けていると言って痛烈に批判する。そもそも、シアトル・グレースでは、医師たちが仕事より個人的な色恋に夢中になっているように感じていたオーウェンは、「ここじゃ働けそうにない」とリチャードに宣言する。
その後、殴打された男性の身元が判明し、クリスティーナはそのことをオーウェンに報告に行く。オーウェンは「彼(患者)を1人の人間として見ているなら、彼の名前を言ってみろ」と依然としてクリスティーナに非難の目を向けるが、クリスティーナが父親の死に立ち会って医者になろうとしたこと、彼女なりに患者への気遣いを持っていること、患者の名前もきちんと把握していることを知って、自分の認識を改める。そして、リチャードに対しても前言を撤回するのだった。
やがて、レクシーがもらってきた遺体の件はベイリーの知るところに。ベイリーは、「引き取り手がなかろうと、みな誰かにとって大切な人たちだったはず。敬意を持って接するべき」と叱責。反省したレクシーは、インターン同士での静脈注射の練習に加わるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
ジョージは、最新コンピューター式の患者シミュレーター「スタン」を使った技能実習にいそしむ。全身あちこちから出血し、ロボットとは思えないセリフを吐くスタンに手を焼くが、ついに救命に成功。しかし、実はスタンが発していた声は別室でリチャードがしゃべっていたことを知る。
Greysanatomy_bamen7_4 メレディスと同居を始めて間もないデレクは、クリスティーナが夜中にメレディスに電話をかけてくることにうんざり。クリスティーナの興味をメレディスからそらすべく、マークにクリスティーナを口説くよう勧める。マークもすっかりその気になるが、クリスティーナにはまったくその気はなし。マークの頑張りは無駄に終わる。
ベイリーは別居中の夫タッカーと、夫婦カウンセリングに取り組む。


【メレディスの一言】
人は生まれ、生きて、死ぬ
でもその順番で事が進むとは限らない
一度事をおさめても、いずれ再燃する
「死」が終わりでないとしたら、何をあてにすればいいのか
人生では何もあてにはできない
人生ほど、壊れやすくて不安定で、予測不可能なものはない
実際、人生で確かなことは1つしかない
それは「最後まで分からない」ということ


【今回のゲスト】
エド役のジョージ・コーは、「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」のシーズン1の#4「ホーム・パーティーの行方」に、突然眠ってしまう症状で悩まされているスタン役で出演。


カリーからシアトル・グレースの人間模様について聞かされ、辟易した様子を見せていたオーウェン。しかしながら、患者シミュレーター「スタン」の声がリチャードだと見抜き、スタンに向かって前言撤回するとは、なかなかのユーモアの持ち主。
そして、クリスティーナを口説こうとしながら、まったく相手にされなかったマーク。気取ったタイプかと思いきや、最近ではむしろ癒し系(?)的存在。シアトル・グレースにはなくてはならない人材に!
さて、ジュニア・レジデントのうち執刀医デビューを飾れるのは誰か? 今後の展開から目が離せそうもありません。

2009.11.16|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#6「ライフ&ウォー」で使われていた曲は?

♪ Walcott" Vampire Weekend
オーブニング、メレディスが母エリスの荷物の中から「アナトミー・ジェーン」を見つけるシーンで。
♪ Days Go On" Greg Laswell
トリのオペの最中、ベイリーたちが窮地に追い込まれるシーンで。
♪ From The Valley To The Stars" El Perro Del Mar
リチャードが、「アナトミー・ジェーン」を見ると自分の過ちを思い出すとメレディスに打ち明け、謝罪するシーンで。
♪ Prelude" Raining Jane
エンディング、イジーとアレックスが仲直り。メレディスとデレクが、エリスの新たな日記を見つけるシーンで。

2009.11.10|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

11月9日(月) #6「ライフ&ウォー」

Greysanatomy_bamen6_2 腹部平滑(へいかつ)筋肉腫の少女トリが転院してくる。治療を任されたベイリーは、リチャード、エリカ、メレディスでチームを作り、インオペの腫瘍を除去する方法を考えるが…。一方、カリーはエリカとのセックスを楽しむが、完全に同性愛に目覚めて涙を流すエリカに困惑。また、あの軍医オーウェン・ハントが、シアトル・グレース病院の一員となる!

今回のエピソードは…「型破り度★★★★★」
シアトル・グレースの外傷外科チーフとして着任したオーウェン。いきなり生きたブタにナイフを突き刺し「生体実習だ」と言われても…。そんなオーウェンにイジーは猛反発。デレクやマークも、ERでの患者の処置をめぐって彼を非難する。彼が型破りなのは、戦場しか知らないから?
型破りと言えば、メレディスが提案したトリのオペ方法もある意味型破りだったかも。その方法を思い付いたのは、小さい頃に愛用していた「アナトミー・ジェーン」というお人形。あの人形のビジュアルも、何とも型破りな感じが…。


【STORY】
シアトル・グレース病院をレベル1の外傷センターに戻したいリチャードは、外傷外科のチーフとして軍医のオーウェン・ハントを迎え入れる。院内でオーウェンの姿を見つけたクリスティーナはびっくり。なぜ、オーウェンがシアトル・グレースに戻ったのか、想像をめぐらせる。
そんな中、腹部平滑(へいかつ)筋肉腫を患った10歳の少女、トリが転院してくる。リチャードから彼女の治療を任されたベイリーは、治療チームの編成にあたり、メレディスたちジュニア・レジデントの中からも1人メンバーを選ぶことに。結局、選ばれたのはメレディス。5歳の誕生日に母エリスからプレゼントされた「アナトミー・ジェーン」という内臓が取り出せる人形を、たまたま病院に持ってきていたことが功を奏した。実は、ベイリーもこの人形のファンだったのだ。また、トリの家族の強い要望で、心臓外科としてエリカもチームに加わることに。こうして、ベイリー、リチャード、エリカ、メレディスの4人がトリの治療にあたることとなる。
オペに先立ち、トリの血管造影検査が行われる。その結果、腫瘍のまわりに主要な動脈が5本もあることが判明。困難を極めること必至のオペをどうやって乗り切ろうかとベイリーたちは考えをめぐらせるが、エリカは終始否定的な態度。ベイリーとエリカのいがみ合いに、リチャードもいら立ちを募らせる。そして、いつまでも「アナトミー・ジェーン」を手にしているメレディスを「それ(人形)をしまえ!遊んでる場合か!」と一喝。しかし、メレディスは「アナトミー・ジェーン」を触りながら、腫瘍で血流が滞っている臓器をすべて摘出する方法を検討していたのだ。エリカは「時間がかかり過ぎる」という理由でこのアイデアに反対するが、リチャードは、臓器を冷やしておき、その間に腫瘍を剥離すればいいと提案。最終的には、トリの家族も同意し、メレディスの案でトリのオペが行われることになる。
オペでは、予定通りトリの内臓が取り出されるが、動脈がほとんど残っていないため臓器を血管につなげられないという問題に直面。ここでもエリカは否定的な発言を繰り返すが、ベイリーがヒトの臍帯静脈を使うという名案を思い付き、オペは無事に成功。リチャードは、チームのメンバーの仕事ぶりを褒める。しかし、ベイリーはエリカに一言。「あなたは否定的で何でも批判する厄介者。オペが成功したのはあなたのおかげじゃない」と、本音をぶつける。
実は、今回エリカがこのように不機嫌な態度をとったのには理由があった。彼女は昨晩、カリーとあらためて一夜をともにし、最高のセックスを体験。完全に同性愛に目覚めて感激の涙を流したが、カリーはそんなエリカの姿に困惑の目を向けたのだ。自分が本当に同性愛者なのか確かめるために、マークと寝てみるカリー。結果的に、マークとのセックスも最高で結論は出なかったが、エリカと真剣に向き合おうと考えたカリーは、マークと寝たことをエリカに正直に打ち明ける。エリカは「分かった」と答えるが…。
Greysanatomy_bamen6_a 一方、着任したばかりのオーウェンは、早速レジデントとインターン向けに生体実習を行う。使うのは4匹のブタ。オーウェンはいきなりブタにナイフを突き刺し「こいつらを救え」と指示する。鎮静させてあるからブタに痛みはないと説明するオーウェンだったが、イジーは動物虐待だと憤慨して実習を拒否。クリスティーナは、ジョージ、アレックスらとともに実習に臨むが、途中、オーウェンはクリスティーナの名前すら覚えていないことが判明する。
そんな中、ERに複数の外傷患者が運び込まれ、オーウェンはアレックスを連れてERへ。ジョージもカルテ書きを手伝うことになり、クリスティーナは4匹のブタの治療を一手に任される。なぜ、自分だけ人間ではなくブタの治療をしなくてはならないのかと、文句タラタラのクリスティーナ。仕方なく、レクシーたちインターンとブタの治療に取り組む。
インターンたちは、それぞれのブタを「ベイブ」「ウィルバー」など愛称で呼ぶが、クリスティーナは「名前を付けるな」とご立腹。しかし、治療を続けるうち、クリスティーナもいつしかブタたちを愛称で呼ぶようになる。そんな矢先、1匹のブタ(ウィルバー)の容体が急変。クリスティーナはブタを再切開し、血流が滞っている原因を発見。適切な処置を施し、見事ブタの命を救う。
やがて、実習室にオーウェンが戻ってくる。クリスティーナはブタたちの治療経過を彼に報告。オーウェンは、すべてのブタの命を救ったクリスティーナたちを「よくやった」と労いながら、「ブタを処分しろ」と指示する。ブタたちに情が移っているクリスティーナは、突然のオーウェンの指示に反発し、黙ってその場を立ち去る。
その後、クリスティーナはオーウェンに「私にはブタを殺せない」と言うが、オーウェンは「結局苦しむのはブタたち。このまま生かしておくのは人道的ではない」と反論。そんなオーウェンに対してクリスティーナは「あたしの名前、忘れてた?」と問う。「俺はもう前の俺じゃない。前は君の名前を覚えてた」と答えるオーウェン。シアトル・グレースを離れ、今日戻って来るまでの間に体験した過酷な出来事を、彼はクリスティーナに話す。前線外科チームとしてイラクに派遣されたが、奇襲攻撃に遭って自分以外の部隊のメンバー19人を失ったのだと…。その後、クリスティーナは、レクシーとともにブタたちを安楽死させる。
Greysanatomy_bamen6_4 アレックスは、頭皮裂傷で硬膜下血腫の外傷患者をERで担当。自らの判断でマークとデレクにも応援を頼む。しかし、オーウェンは「手は足りてる。レジテントに外傷の処置法を学ばせたい」と言って2人を追い返してしまう。そして、すばやく処置をするようアレックスを指導。アレックスは接着剤を使って止血するが、この処置にデレクとマークは、「オーウェンのがさつなやり方は、患者を危険にさらしている」と怒りをあらわにする。
イジーは、別の外傷患者のオペをオーウェンとともに担当。オーウェンは、「過去にも動物たちが医療の発展に貢献している」とイジーに説明するが、イジーはオーウェンの言い分を一切聞き入れず、真っ向からオーウェンの行いを否定する。
こうして、イジー、デレク、マークの怒りを買うことになったオーウェン。しかし、デレクとマークが苦情を言いにくると、意外にもオーウェンは2人の話を素直に聞く。そして、「場所が変わればやり方も変わる。もっといいやり方があるなら教えてくれ」と指導を請い、デレクとマークを拍子抜けさせるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
イジーに対して正直になったはずのアレックスだったが、いきなり「他の男と寝るなら、俺も他の女と寝る」とイジーに言い、彼女を怒らせてしまう。アレックスがイジーに聞きたかったのは、真剣に付き合う気があるのかどうか。イジーは、そんなアレックスの本音に気付き、不器用な彼をリードする。
レクシーはまだジョージを許していなかったが、感情的になりやすい自分を反省してジョージと仲直りする。
メレディスは、トリの治療をめぐってリチャードと長時間顔を突き合わせていながら、彼が自分と目を合わせないことに気付き、その理由を本人に問う。いったんは思い過ごしたと言い逃れるリチャードだったが、最終的には「アナトミー・ジェーン」が、自分の過去の過ち(エリスとの不倫)を思い出させたのだと告白。メレディスに謝罪する。
またメレディスは、エリスの荷物の中からさらなる大量の日記を発見する。


【医学用語豆知識】
インオペ
「inoperable」の意。手術不能、切除不能の状態、またはその患者のこと。


【メレディスの一言】
終わらない戦いもある
不安定な停戦で終わる場合もある
結果的に、圧勝で終わる戦いもある
和平の印を贈って終わる戦い
希望をつないで終わる戦い
そういう戦いは大したことない
一番恐ろしい戦いと比べたら…


【今回のゲスト】
トリ役は「HEROES/ヒーローズ」のモリー役、アデール・ティシュラーちゃん。


やっぱりオーウェンがシアトル・グレースに! いきなりブタにナイフ…は、イジーでなくても怒り出す人がいそうなもの。しかし、4匹のブタの命を救ったクリスティーナとインターンたちの表情からは、彼らがブタから多くを学んだことが見て取れました。どこまでが、医療の発展のために許される犠牲なのか。その判断は難しい問題かも。
また、オーウェンは、シアトル・グレースに来るまでの間に過酷な体験をしていたことも明らかに。そのショックは、クリスティーナの名前を忘れさせるほど…。
そんなオーウェン、アレックスにはいい影響を与えたよう。エンディングで、「どうすればいいのか教えてくれよ」と素直にイジーに聞けたのは、デレクとマークの助言を進んで聞こうとするオーウェンの姿を見たからかもしれません。

2009.11. 9|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#5「孤独なチームプレー」で使われていた曲は?

♪ Love Save The Empty" Erin McCarley
冒頭、カリーとエリカがキスするシーンで。
♪ Ordinary Day" Emilie Mover
クリスティーナ、イジー、アレックスが、ランチタイムにインターンを品定めするシーンで。
♪ These Quiet Times" Shady Bard
ドナーたちから腎臓が摘出されるシーンで。
♪ Comes And Goes (In Waves)" Greg Laswell
レクシーが自分をインターンに選んでくれなかったジョージに不満をぶつけるシーンで。
♪ Hiding My Heart" Brandi Carlile
リチャードが「自分を許せ」とメレディスを慰めるシーンで。
♪ Live Like Your Dying" Lenka
ラスト、イジーとアレックスがキスするシーンで。

2009.11. 3|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

11月2日(月) #5「孤独なチームプレー」

Greysanatomy_bamen5_2 ベイリーの指揮のもと、患者6人とその家族ら6人、計12人を対象とした腎臓のドミノ移植の準備が進められる。だが、ある男性患者の愛人がドナーになっていることが発覚し、同じくドナーになる予定だった患者の妻が辞退すると言い出したから大変。移植計画は中止になりそうになり…。一方、メレディスとデレクの臨床試験が、医学雑誌に「シェパード法」として取り上げられる。名誉をデレクに独り占めされて腹を立てるメレディスは、まだまだ一人前ではないとデレクに一蹴されてしまうが…。

今回のエピソードは…「つい期待しちゃうよね…度★★★★★」
メレディスとデレクの臨床試験のことが医学雑誌に取り上げられるものの、自分の名前は一切出ていないことにショックを受けるメレディス。そもそも自分があの治療法の発案者。もっと評価されてもいいはずなのに…。レクシーは、ジョージの再試験に協力してきたのに、全く振り向いてもらえない様子にがっかり。
そして、ドミノ移植の患者とその家族たち。ぎくしゃくする親子関係の修復に期待する父親、腎臓を提供することで不倫相手との絆が強まると考える愛人。それぞれの思惑は、どのような結末を見るのか!?


【STORY】
Greysanatomy_bamen5_a メレディスとデレクが行った臨床試験が「シェパード法」と医学誌雑誌にして紹介され、デレクの写真が表紙を飾る。ところが、記事のどこを探してもメレディスの名前はなし。デレクに名誉を独り占めされ、メレディスは腹を立てる。
そんな中、病院ではベイリーの調整のもと、患者6人とその家族ら6人、計12人を対象とした腎臓のドミノ移植の準備が進められ、メレディスたちもスタッフの一員としてチームを組む。患者やその家族が1人でも抜けたら計画は成り立たたなくなるという状況の中、イジーは良からぬ情報を耳にする。患者の1人、カートの息子PJが、親から1万ドルをもらうのを条件に腎臓の提供を決めたらしいのだ。イジーはこのことをベイリーに相談するが、とりあえず、1万ドルは早めのクリスマスプレゼントだというカートの言い分を信じることで、一同は納得する。
ところが、今度は別の問題が発生する。ドナーのリンジー・ハーマンは、どの患者とも家族関係になく、あくまでも善意で腎臓提供を望んだ聖人君子としてみんなからの賞賛を浴びていたが、実は患者の1人、スタン・マーサーの愛人と分かったのだ。それを知ったスタンの妻ナンシーは怒り心頭。自分はドナーを降りると言い出す。ベイリーは慌ててナンシーに代わるドナーを探そうとするが、そう簡単に適合するドナーが見つかるはずがない。患者やその家族たちも、ドミノ移植が中止になるかもしれないと戦々恐々。PJは、これまでの検査が無駄になり、1万ドルももらえなくなるかもしれないと言ってカートに文句を言う。その様子を見たイジーはカートに同情するが、アレックスは「患者に思い入れを持つ悪い癖が出た」と指摘。イジーは「いい人でいくのか、最低な奴でいくのか、どちらか選んで」とアレックスに反論する。
その後、リチャードはドミノ移植の中止を決定。ベイリーは、ドナーを降りたナンシーに退院の手続きをさせる際に、やんわりと彼女を説得する。「臓器提供は素晴らしいことだが、誰にも強制はできない。しかし、協力してくれればご主人だけでなく5人の人間の命を救える」と。結局、ナンシーはドナーになることに同意。予定通りドミノ移植が行われることになる。
そして、いよいよオペがスタート。メレディスも助手としてオペに入るが、こともあろうか移植する腎臓を床に落としてしまう。焦る一同。しかし腎臓は生きており、事なきを得る。メレディスは、医学雑誌の件でデレクから「君はまだレジデントで一人前じゃない」とたしなめられたことに反発していたが、そんな矢先にこのミス。確かに自分は未熟だと思い知らされる。
こうしてドミノ手術は無事に終了したが、術後、カートの容体が急変する。PJとのこじれた親子関係を修復しようと必死なカートは、苦しみながらPJの名前を呼ぶ。アレックスは、すぐさまPJのところへ。父親に自分の気持ちを伝えないと一生後悔すると言ってPJを怒鳴りつける。事の重大さに気付いたPJはカートと面会。PJは、泣きながらカートの手を握る。
スタンの愛人リンジーは、術後、自分に会いに来ようとしないスタンの態度にショックを受け、腎臓を提供したことを後悔する。また、ベイリーはナンシーを患者チェンの病室に連れて行く。チェンは、ナンシーの腎臓をもらった患者。ナンシーは、自分がチェン本人とその家族からどれだけ感謝されているかを知る。
Greysanatomy_bamen5_4_2 場面は変わりジョーの店。腎臓を落とした自分の未熟さを嘆くメレディス。そこにデレクがやって来る。ベイリーから「メレディスは感謝の言葉を聞きたいだけ」とアドバイスされたデレクは、「シェパード法」の確立にはメレディスの協力が必要不可欠だったときちんと彼女に礼を言い、ビン入りの腎臓をプレゼントする。これは、ドミノ移植の勲章のようなもの。これに機嫌を直したメレディスは、デレクと仲むつまじくジョーの店を後にする。
クリスティーナは、バークと別れて以来セックスとはご無沙汰。いっそのことインターンと寝ようかと考えるほどだったが、やはり相手は“本物”の男がいいと思い直す。そして、1人でジョーの店を出ようとする彼女の耳に、ふと聞き覚えのある声が響く。それは、ツララを抜いたあのオーウェンだった!
カートとPJの親子をめぐる一件以来、イジーはアレックスのことが気になり始めていた。そして、「どんなに嫌がられようと心配するのはやめない」と、アレックスのことを気にかけていることを本人に告白。アレックスは、そんなイジーにキスで応じるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
カリーとエリカは、ついにベッドイン。エリカは楽しんだ様子だが、カリーにしてみればまるで産婦人科の診察。リベンジを賭けたいカリーは、マークから秘技(?)の指南を受けてエリカと再トライする。
ジョージがインターン試験に合格したことを受け、クリスティーナ、イジー、アレックスの3人は、ジョージにどのインターンを譲るか、インターンの品定めを始める。結局、リチャードの鶴の一声でジョージのインターンが決まるが、インターンたちはジョージを馬鹿にし…。そんな中、レクシーだけはロッカーをお祝いに飾ってやるなどしてジョージに尽くすが、ジョージはほとんど目もくれず。レクシーは、自分をインターンに指名してくれなかったジョージに不満をぶつける。


【メレディスの一言】
僕は岩
僕は島
外科医は大抵、呪文のごとくそうつぶやいてる
自分は独立独歩
孤独を愛する一匹狼
オペ室とメスがあって患者さえいれば仕事はできる
でも、実際はどんな名医も1人じゃオペできない
人生もオペもチーム・スポーツ
いずれは態度で示さなきゃならない
自分はどういうチームの人間か


【今回のゲスト】
カート役は「エイリアス」のマーカス・ディクソン役で知られるカール・ランブリー。スタン役は「ブル~ウォール街への挑戦~」でロバート・“ディト”・ロバーツIII世を演じたジョージ・ニューバーン。PJは、「CSI:マイアミ」の第2シーズン~第4シーズンにラボ職員として複数話出演、「失踪 -Vanished」への出演でも知られるレスリー・オドム・Jr。


「シェパード法」に対抗した、マークの「スローン法」。医学の分野ではなく、そちらの分野ですか! と思わず笑ってしまった方も多いのでは。みなさんの、ご意見・ご感想もどしどしお聞かせ下さい!

2009.11. 2|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(2)トラックバック(1)

【曲情報】#4「素晴らしき新世界」で使われていた曲は?

♪ Altogether Now" Patrick & Eugene
冒頭、クリスティーナとカリーの引っ越しのシーンで。
♪ My Love" The Bird & The Bee
カリーに見とれるエリカをベイリーが目撃するシーンで。
♪ Big Jumps" Emiliana Torrini
皮膚科に入り浸るクリスティーナ、メレディス、イジーをジョージが外科に連れ戻すシーンで。
♪ Done With You" The Whitest Boy Alive
クリスティーナがERでドロワフスキーの治療をするシーンで。
♪ One Of Those Days" Joshua Radin
ジョージがダンカンにオペを見学させるシーンで。
♪ Ain't Gonna Lose You" Brett Dennen
再び皮膚科に戻ったクリスティーナ、メレディス、イジーが自分たちは外科向きの人間だと再認識するシーンで。
♪ Love to Me" Bernadette Moley
ジョーの店で、みんながジョージの合格を祝うシーンで。
♪ My Heart With You" The Rescues
ラスト、デレクとのトレーラーでメレディスとクリスティーナが、メレディスの母エリスの日記を読むシーンで。

2009.10.27|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

10月26日(月) #4「素晴らしき新世界」

Greysanatomy_bamen4_a_2 「ジュニア・レジデントに専門分野はなし」という方針のもと、クリスティーナはクリニックを担当。発疹が出ている患者のために皮膚科に薬をもらいに行き、外科の日常とはかけ離れた異色の世界に衝撃を受ける。イジーとアレックスは患者強奪合戦を展開。エリカの下についたメレディスは、見栄を張って知ったかぶりをするが…。

今回のエピソードは…「正直が何より!度★★★★★」
知ったかぶりがバレて、エリカにたしなめられるメレディス。怒りをぶつける相手はイジーしかいないと本音を漏らすアレックス。同性とのセックスへの不安を正直にエリカに打ち明けるカリー。正直さは、人間関係を円滑にするための潤滑油!


【STORY】
デレクがメレディスの家で同居を始めて1週間。出だしはなかなか順調に見えたが、デレクがメレディスの母エリスの日記を見つけたことで、メレディスは自分の空間を土足で荒らされたような気がして落ち着かなくなる。
そんな中、病院ではリチャードが打ち出した「ジュニア・レジデントに専門分野はなし」という方針のもと、メレディスはエリカの下について、感染症心内膜炎の8歳の少年、ダンカンを担当する。ダンカンは点滴やオペを嫌がり母親を困らせていたが、ジョージが自分の腕に針を刺して見せたり、オペの現場を見学させたりして大奮闘。おかげで緊張がほぐれたダンカンは、オペを受けることに同意する。
ダンカンに行われるのは「ロス手術」。心臓外科の経験が乏しいメレディスは、クリスティーナから受けたアドバイスの受け売りで、「ロス手術」の経験があるかのように振る舞う。エリカは、そんなメレディスの知ったかぶりを見抜いた上で、あえてオペで彼女に縫合を手伝わせる。そして、「2度と嘘をつかないように」と後からメレディスをたしなめるのだった。
クリスティーナはイジーに代わってクリニックを担当。オペがしたいクリスティーナは、発疹でクリニックを訪れたボルソコフスキーの発疹を、人喰いバクテリアが原因ではないかとマークに持ちかける。しかし、単なる発疹だとマークに一蹴され、仕方なく皮膚科に薬をもらいに行くことに。Greysanatomy_bamen4_3_2そして、皮膚科に到着したクリスティーナは、衝撃的な光景を目の当たりにする。そこは、時間的にも精神的にも余裕たっぷり、ギラギラした競争心とは無縁のスタッフが揃ったユートピアのような世界! クリスティーナはポケベルでメレディスを呼び出し、その後イジーも加わって、3人はしばし皮膚科特有の世界観を堪能する。
そんな中、ボルソコフスキーの容体が急変。クリニックに戻ったクリスティーナは、適切な処置で彼女を救い、自分は外科向きの人間なのだと再認識する。皮膚科に転科したところで、いずれ物足りなさを感じるようになるはず…。その思いは、メレディスもイジーも同じだった。
一方、アレックスとイジーはERを担当。アレックスは、妻のマリアンヌにリモコンを投げつけられて負傷したアーニーをイジーに押しつける。しかし、イジーがアーニーに脳神経外科系の疾患の疑いがあると見抜いた途端、アレックスは態度を急変。イジーから患者を奪うべく、CT検査を率先して行う。そして、予想通り大きな脳腫瘍が見つかると、イジーを出し抜いてオペに入る権利を獲得。イジーは、アーニーは自分の患者だとデレクに抗議するが、個人的な問題に付き合う気はないと突き放されてしまう。
結局、イジーは自力でオペの権利を奪い返す作戦に出ることに。アーニーに優しく接した上でアレックスは不調だと吹き込み、彼が自分を指名するように向ける。患者自身の希望とあらば、デレクも担当を変えざるを得ない。イジーは「友達だと思って力になってきたがもう終わり」とアレックスに言い放ち、自分はオペに参加する。
Greysanatomy_bamen4_2_3 オペの終了後、手術成功の報告を受けた妻のマリアンヌは、夫が病気だと気付かずに怠け者扱いしてののしった自分を責める。イジーはそんな彼女のことを、「人は愛する人に時々ひどい仕打ちをする。間違いを犯しただけ」と言って慰める。
こうして幕引きとなった2人の患者強奪合戦。デレクは個人的な感情で患者を取り合ったことについて2人を非難する。アレックスは、「自分の中に沸き起こる怒りをぶつけられるのはお前しかない」とイジーに本心を打ち明けるのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
クリスティーナとともに新しいアパートに引っ越したカリーはエリカから本格的なデートの誘いを受ける。笑顔で承諾したものの、女性とのセックスの経験がないカリーは内心不安でいっぱい。その気持をついベイリーに吐露してしまう。ベイリーは2人がそのような関係になっていると知って驚くが、女性同士のセックスを見知らぬ国への旅に例え、2人でよく話し合い、相談しながら進むべきだと優しくアドバイス。カリーは、自分の気持を正直にエリカに話す。
ジョージは試験に合格し、晴れてインターンを卒業できることとなる。レクシーは2人で合格祝いをしようとするが、ジョージはイジーとメレディスのところへ一目散。取り残されたレクシーは、寂しさをかみしめる。
エリスの日記の件で、メレディスが動揺しているのに気付いたデレクは、同居をやめてトレーラーに戻ってもいいとメレディスに提案。しかし、メレディスは「ここにいてほしい。母の部屋を使っても構わない」と返答する。デレクはメレディスの息抜きの場として自分のトレーラーを提供することに。メレディスは早速トレーラーにクリスティーナを呼び、勇気を出して母の日記を読み始めるのだった。


【メレディスの一言】
自分は怖いものなしで、知られざる土地への探検に出かける気満々だと思いたい
でも、実際はいつも怖がってる
恐怖は魅力の一部なのかも
ホラー映画を見に行ったり、メスをふるったり、暗い海に飛び込んだり
1日の終わりに聞きたいのはそういう話かも
お酒と友達と45分、時間があったら
順風満帆じゃつまらない
ちょっとした災難が、話を盛り上げるのだ


【今回のゲスト】
ダンカンの母親役は、「ザ・ユニット4 米軍極秘部隊」のジョス役や、「恋するブライアン」のリサB役のブレ・ブレア。


同じ病院、同じレジデントでもこうも違うのか!という皮膚科の様子が面白かった今回。ラズベリー・ウォーターに、マッサージ・セラピストによるハンドケア…。さあ、みなさんは皮膚科と外科どちらがいい? ご意見・ご感想をどしどしお聞かせ下さい!

2009.10.26|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(1)トラックバック(1)

【曲情報】#3「ココロとカラダの限界点」で使われていた曲は?

♪ Say Aha" Santogold
冒頭、メレディスがセラピーを最後にすると告げて出て行くシーンで。
♪ Cares At The Door" Sia
エリカがカリーに、なぜ自分たちの関係をマークに教えたのかと問うシーンで。
♪ Ha Ha" Emiliana Torrini
クリスティーナが精神科医ワイアットにメレディスのセラピーを続けてほしいと激しく要望するシーンで。
♪ LOL" Little Jackie
ジョーの店で落ち込んでいるレクシーをマークが励ますシーンで。
♪ Pitterpat" Erin McCarley
ラスト、メレディスがエレベーターに居合わせたワイアットに、セラピーは必要ないと主張するシーンで。

2009.10.20|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

10月19日(月) #3「ココロとカラダの限界点」

Greysanatomy_bamen3_2 教育プログラムの見直しに向けて、リチャードは外科医を招集。3年目までのレジデントは専門分野を持たずにあらゆる分野で経験を積むことなど、新たな方針を打ち立てる。これにより、普段ならクリスティーナが担当しそうな大動脈瘤の患者ジャックをアレックスが担当。人生を悲観して手術を嫌がるジャックに、アレックスは自分と重なる共通点を見つけ出す…。

今回のエピソードは…「誤算度★★★★★」
なんと言っても最大の誤算は、リチャードが水漏れのを軽視したこと。ベイリーの忠告を無視した結果、オペ中に患者の真上の天井が落下するというアクシデントまで勃発してしまう。
そして、クリスティーナの誤算は、イジーが探してきたアパートを自分とカリーための部屋だと思い込んでしまったこと。これによって、イジーに孤独を味わわせる結果に…。
結果オーライの誤算も。不運ばかり続くと嘆いていた患者のジャック。人生は彼が思っているほど悪いものではなかった! オペ中の天井の落下がきっかけとなり、通常なら見つからないような早期の癌を発見できたのだ。そんなジャックの姿にアレックスが刺激を受けたのも、ちょっと嬉しい誤算か!?


【STORY】
メレディスは、クリスティーナが「デレクとはうまくいかない」と言ったことが気がかり。自分自身のことなのに、クリスティーナの意見に影響されて揺れてしまう。しかし、すでにデレクはメレディスの家に移ってきて、イジー、アレックスが出て行くのは時間の問題という構え。メレディスは、デレクと2人のルームメイトの板ばさみになる。
そんな中、外科研修プログラムの見直しに先立ち、リチャードが医師たちを招集。「3年目までのレジデントは専門分野を持たずにあらゆる分野で経験を積む」「個人的な関係を仕事に持ち込まない」という方針を打ち立て、患者に思い入れを持ちすぎないよう指導する。これにより、いつもならクリスティーナが担当するはずの大動脈瘤の患者ジャックはアレックスが担当することになる。
ジャックは不運ばかり続いていると人生を悲観していたが、事実、車椅子が壊れたり、転んで転倒したり(水漏れのせい)、検査中にCTが故障したり(これも水漏れのせい!)とハプニングが続発。本当は気になる女性がいるのだと打ち明けるジャックに、イジーに対して素直になれない自分を重ね合わせたアレックスは、「オペを受けて女性に声をかけろ」と励ます。
メレディスはデレクの下につき、7年も激しい頭痛に悩まされ続けているバリーという男性を担当していたが、リチャードの指示でクリスティーナと交代する。バリーには両側帯状回切除(りょうそくたいじょうかいせつじょ)のオペが行われる予定になっていたが、クリスティーナの指導下にあるレクシーが耳鼻科的原因を疑う。Greysanatomy_bamen3_4 実はレクシーは抜群の記憶力の持ち主。ジョージの試験勉強を手伝う過程で読んだ、ある論文の症例を思い出したのだ。
レクシーから相談を受けたマークが検査した結果、レクシーの読み通り、バリーは前篩骨(ぜんしこつ)神経欠陥圧迫症候群という疾患を患っていたことが明らかになる。やっと頭痛の原因が分かったことに安堵するバリー。クリスティーナもバリーのこれまでの苦悩に耳を傾ける。
バリーのオペはマークが執刀することとなり、見事に希な疾患を見抜いたレクシーのこともオペに誘う。しかし、ジョージに無事に再試験を受けさせてあげたいレクシーは、オペを断ってジョージを手伝うことに決める。
大腸癌で肝転移が認められる30歳のシェリーは、イジーに代わってメレディスが担当することになる。闘病に疲れている彼女は、病気以外の会話を楽しみたくて、メレディスに彼氏のことを質問する。メレディスもシェリーとのおしゃべりに付き合ってしばし楽しむが、オペの結果、予想以上に癌の転移が進んでいたことが判明。30歳という若さで死を待つことしかできないシェリーの境遇に、メレディスは心を痛める。
Greysanatomy_bamen3_a ジョージは、いよいよインターンの再試験に挑むことを許される。ところが、試験会場となる会議室で水漏れが発生。別の場所を探そうとするうち、院内のいたるところで水漏れが起きていることが判明。ジョージはリチャードを助けるべく、水漏れの対処に奔走することとなる。ベイリーは、いったん外科を閉鎖して根本的に対処すべきだとリチャードに進言するが、ランキングの転落以来、名誉挽回に燃えているリチャードは、ベイリーの意見を突っぱねる。
ところが、このリチャードの判断ミスが思わぬ惨事を招く。水漏れは想像以上に大規模で、ジャックのオペ中に、真上の天井が落下するというアクシデントが勃発。ジャックは開腹中だったため、念入りに腹腔内のチェックが必要な事態となるが、意外にもこれが幸運を招く結果に。何と、ジャックの膵臓に初期の癌が見つかったのだ。もし、水漏れの事故がなければ見つけることはできなかった癌…。ジャックは、不運から一転、思わぬアクシデントをきっかけに命拾いする。
この一件でようやく判断ミスを認めたリチャードは、外科の閉鎖を決断。そして、ジョージはリチャード立ち会いのもと、念願だった再試験に挑むのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】
マークにエリカとのことを話してしまったカリー。エリカは2人の関係を勝手にマークに話したカリーに腹を立てるが、最後には「マークはあなたの裸を見てるからしゃくなの」と打ち明けてカリーと和解。カリーとマークの友情を認める。
Greysanatomy_bamen3_3 メレディスの家を追い出されるかもしれないと知ったイジー。貸しアパートのチラシを見つけてきてアレックスに同居を持ちかけるが、あっさりと断られてしまう。イジーは懲りずにクリスティーナを誘うが、ちょっとした誤解からクリスティーナはカリーと住むつもりでいい物件が見つかったと大喜び。イジーは自分には誰も寄り添う人間がいないと落ち込む。しかし、イジーもアレックスも家族同然だという思いに至ったメレディスは、2人を追い出せないとデレクに話す。デレクは、ひとまずメレディスの考えに理解を示す。
そんなこんなのメレディス。もうハッピーになったからセラピーはやめると精神科医のワイアットに宣言。セラピーをやめるのはまだ早すぎるというワイアットに対し、「若い患者が病に冒されるような理不尽な世の中なら、セラピーを受けて幸せになる努力をしても意味がない」と反発する。ワイアットは、「幸せになるのが目標なのではなく、ひどいことが起きたときにそれを受け止めて生きていけるようになるのが目標」とメレディスを諭すのだった。


【メレディスの一言】
傷は縫える
損傷は治せる
痛みも緩和できる
でも、人生の破綻や挫折というのは、科学じゃ割り切れない
規則性がない
直感で切り抜けるしかない
外科医にとってそれは最悪、だけど最高


【今回のゲスト】
シェーン役のサマンサ・クァンは、「CSI:マイアミ」のラボスタッフ(ジェイン)として、現在WOWOWで放送中の第7シーズンより複数話登場予定。シェリーの姉を演じていたスージー・ナカムラは、「ザ・ホワイトハウス」のサムの秘書キャシー役。


不幸だった人生が好転し始めたジャックの話、アレックスのようにみなさんも刺激を受けたのでは? それにしても、あの水漏れ。あまりにもひど過ぎですよね…。
みなさんの、ご意見・ご感想もどしどしお聞かせ下さい!

2009.10.19|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#2「夢の名残 PartII」で使われていた曲は?

♪ "Mistaken Identity" Steve Reynolds
アンナがサラベスに不倫を告白するシーンで。
♪ "Skinny Love" Bon Iver
夫と親友の不倫を知ったサラベスを、アレックスが励ますシーンで。
♪ "Never Bloom Again" The Perishers
患者の死を知らせにきたメレディスに、リチャードが八つ当たりするシーンで。
♪ "And Then You" Greg Laswell
マイケルが書いたサラベス宛の手紙をレクシーが読み上げるシーンで。
♪ "Crazy Ever After" The Rescues
ベティの記憶障害がオペでも治らなかったと分かるシーンで。
♪ "White Horse" Taylor Swift
クリスティーナとオーウェンがキスをするシーンで。
♪ "Another Door Closes" Jont
イジーがデニーと再会する空想シーンで。

2009.10.13|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

10月12日(月) #2「夢の名残 PartII」

Greysanatomy_bamen2_a ツララが刺さって処置室に運ばれたクリスティーナは、自分のオペでの失敗を悔やんでいた。そんな彼女の処置をしたオーウェンは、「失敗から学べばいい」と励まし、キスをして去って行く。

今回のエピソードは…「友情にジーン度★★★★★」
自分の夫と浮気をしていた親友アンナを何とか受け入れようとするサラベス。そこにあるのは、友情という名の絆…。メレディスもまた、親友であるクリスティーナに、デレクとの関係を進める後押しをしてもらいたくて落ち着かない。改めて友情を築き始めたイジーとアレックスは、メレディスの一言がきっかけでギクシャク。イジーはこの件でメレディスに腹を立てていたが、アンナとサラベスに刺激を受けてメレディスを許し…。


【STORY】
腹部にツララが刺さり、処置室に運ばれたクリスティーナ。メレディスとの老後を幻覚に見ながら、自分のふがいない姿にいら立ちを募らせる。何せ、オペでミスをしてヴィンセントの命を危険にさらしたばかりなのだ。しかし、メレディスはそんなクリスティーナに対しても遠慮はない。クリスティーナがなぜ「デレクとうまくいかない」と言ったのか、その真意を聞き出すべくしつこく食い下がる。メレディスにとって、新たな一歩を踏み出すにはクリスティーナの応援が必要不可欠なのだ。
そんな中、デレクは硬膜下血腫になったベティのオペに挑む。途中、ローズのミスでデレクは手を切ってしまうが、オペは無事終了。その直後、患者のフィルに対して低体温療法が行われようとしていると知って大いに憤慨。デレクはリチャードに猛抗議をするが、リチャードは低体温療法に挑戦すると断言し、デレクの意見を突っぱねる。そして、いよいよ低体温療法の処置がスタート。途中、体温が下がり過ぎるというハプニングに見舞われるものの、人工心肺を使うことでピンチを脱出。パニックを起こしそうになるカリーをエリカが励まし、何とか処置は成功する。足を動かせるようになったフィルの姿を見て、結果的にデレクも処置の成功を喜ぶのだった。
今晩で保険が切れると聞かされたサラベスは、マイケルに事情を問いただす。しかし、声を失ったマイケルから返答は得られない。そんなサラベスの姿を見たアンナは、マイケルが8ヵ月前に会社をクビになったこと、自分と不倫をしていたことを、すべて彼女に打ち明ける。真実を知り、大きなショックを受けるサラベス。アレックスは、「(マイケルが)奥さんを想ってないわけじゃない」と彼女を慰める。
Greysanatomy_bamen2_4 その後、マイケルには腹部の痛みが生じ、オペが必要な状況に。ベイリーは、保険のことは後回しにしてマイケルのオペを行うことを決め、マイケルは、オペの直前にサラベスへの謝罪の手紙を書く。声の出ないマイケルに代わり、手紙を読み上げるレクシー。それを聞くサラベスの目には涙がにじんだ…。そして、マイケルのオペは、保険が切れた午前2:30にスタート。ベイリーはオペ室の時計の針を午後11:58まで戻し、保険が利くようにしてやる。
一方、予断を許さない状況にあったヴィンセントが息を引き取る。病院のランキングが下がったことでいら立っていたリチャードは、クリスティーナの代わりにヴィンセントの担当につけたメレディスに八つ当たり。Greysanatomy_bamen2_3_3 ようやくオーウェンにツララを抜いてもらったクリスティーナは、ヴィンセントの死を知って自分を責める。オーウェンはそんな彼女に対し、「失敗から学べばいい」と励ましの声をかける。
自らオペを終えたばかりのベティにも、夫ヴィンセントの死が伝えられる。しかし…、彼女の口から出たのは「何があったの?」という言葉。彼女の記憶障害は、オペでも治らなかったのだ。事故という悲劇によって、大切な友人たちに訪れた悪夢。サラベスはアンナへの怒りを抱えながらも、親友同士として互いに支え合う道を選ぶ。
また、リチャードは無謀ながらも優れた手腕を発揮したオーウェンを気に入り、シアトル・グレース病院で働かないかと誘いをかける。オーウェンはその申し出を辞退するが、クリスティーナには興味を示したのか、彼女にキスをしてから病院を去るのだった…。


【その他のキャラクターたちの動き】
自分が泣いたことをイジーがメレディスにバラしたと思い込むアレックス。イジーはイジーで、アレックスが怒っているのは、メレディスのせいだと思い込んで腹を立てていたが、サラベスとアンナの様子を見て許す気持ちになる。また、イジーはデニーと再会する幻想を見る。
レクシーは、ひょんなことからジョージとメレディスが過去に関係したことを知る。レクシーは、ジョージからメレディスとのことを聞き出すものの、自分の思いをジョージに伝えることはできない。
あの日のキス以来、互いに避け合っていたカリーとエリカ。低体温療法の成功がきっかけで久しぶりに会話をした2人は、互いに同性愛の経験は初めてで戸惑っていたことを知って安堵。怖がらずに2人で一歩一歩進んでいこうと話す。
Greysanatomy_bamen2_2ローズはオペ中、誤ってデレクの手を切ってしまう。それがきっかけでデレクを忘れる踏ん切りがつき、小児科へ移る決心をする。
クリスティーナは、メレディスとデレクのことを応援すると告げ、メレディスはその一言に後押しされてデレクとの同居を決める。
リチャードは、自分を含め全員がたるんでいたと反省し、外科研修プログラムの規定を変えることにする。


【メレディスの一言】
「昔々」「幸せに暮らしました」、語られる夢物語
おとぎ話は実現しない
現実はもっと荒々しい
もっと暗い
もっと恐ろしい
現実…
「幸せに暮らしました」で終わる物語より面白い


【今回のゲスト】
今回は連続のエピソードのため、ゲストは前回同様。詳しくはこちらで。


バーク以来、恋愛とはご無沙汰だったクリスティーナに恋の予感!? 治療も型破りなら、女性に対しても大胆なオーウェン。今後、2人の関係に要注目です。
一方、イジーは幻想(?)の中でデニーと再会。そして、メレディスはいよいよデレクとの同居を決意! 今度こそハッピーな展開になることを期待して…。
みなさんの、ご意見・ご感想もどしどしお聞かせ下さい!

2009.10.12|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

【曲情報】日本語版OP曲、END曲、次回予告時の曲は?

日本語版オープニング曲
♪ "Crazy Ever After" The Rescues
日本語版エンディング曲
♪ "Ordinary Girl" WAZ
次回予告や番組宣伝で流れている曲
♪ "Broken Strings" James Morrison

オープニング曲のThe Rescues "Crazy Ever After"は、次回「夢の名残 PartII」で使われますので、ぜひチェックを!

2009.10. 7|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(0)トラックバック(1)

【曲情報】#1「夢の名残 PartI」で使われていた曲は?

♪ "Black Tables" Other Lives
前回からの続き。メレディスがデレクの土地にろうそくで家の間取りを描く。2人の愛は復活するのか…。新シーズンの幕開けとなる印象的なシーンで。
♪ "Youthless" Beck
新キャラ、オーウェンの初の見せ場! ステープラーで傷口をふさぐシーンで。
♪ "Jungle Drum" Emiliana Torrini
メレディスとクリスティーナが口論。クリスティーナの腹部にツララが突き刺さるシーンで。

2009.10. 6|グレイズ・アナトミー5、曲情報|コメント(1)トラックバック(0)

10月5日(月) #1「夢の名残 PartI」

Greysanatomy_bamen1_4_2 国内教育病院のランキングで、上位から12位に転落したシアトル・グレース病院。それぞれがショックを受ける中、スリップ事故のケガ人の処置で院内はてんてこまいになる!

今回のエピソードは…「新鮮度★★★★★」
新シーズンのスタートにふさわしく、軍医のオーウェンという新たなキャラクターが登場。その型破りな性格に、最近恋愛とはご無沙汰だったクリスティーナの食指が動く!? また、これまでランキング上位につけていたシアトル・グレースにとって、12位という順位の転落はある意味“新鮮”な経験。外科を率いるリチャードを始め、医師やスタッフたちはさあどうする!? そして、デレクとの関係を一歩進めようとするメレディス。2人の“新鮮”な前途には、夢に見たような世界が広がっているのか?


【STORY】
Greysanatomy_bamen1_3 外は季節外れの雪。閑散としたER前で患者の到着を待つベイリーたちの気持は暗かった。それもそのはず、これまで国内教育病院のランキングで上位にランキングされていたシアトル・グレース病院が、最新のランキングで12位に転落したのだ。これには、リチャードを始めとする関係者一同大ショック。院内は一気に重苦しい雰囲気に…。
そんな中、事故を起こしたリムジンがER前に滑り込んでくる。乗っていたのは、舞踏会に行く途中だったサラベス、アンナ、ベティの3人と運転手のビリー。サラベスとアンナは軽傷だったが、ベティは硬膜下血腫で30秒しか記憶を維持できない状態に。ビリーは重体で、治療のかいもなく死亡する。
その後、3人の男性が乗ったリムジンが衝突事故を起こしたとの情報が入る。マーシー・ウェスト病院に搬送されようとしているその3人の男性が、サラベスたちの夫ではないかとにらんだベイリー。患者たちをマーシー・ウェストから奪うべく、サラベスたちにシアトル・グレースへの搬送を要求させる。そして、ほどなくして運ばれてきたのは、やはりサラベスの夫マイケルと、アンナの夫フィル、ベティの夫ヴィンセントだった。彼らには、通りがかりの軍医オーウェン・ハントが同行。オーウェンは、とっさの判断でマイケルにペンで気管切開を施しており、その無謀とも言える処置をクリスティーナは面白がる。
ヴィンセントは、多発性外傷や頭蓋陥没骨折で重体。手の施しようがない状態に思えたが、これまで教育病院として上位に君臨してきた誇りにこだわるリチャードは、何としてもこの患者を救うのだと言って譲らず。エリカ、クリスティーナらとオペに臨む。途中、クリスティーナが処置を間違え、ヴィンセントは心肺停止に。オペは最小限にとどめられ、術後も危険な状態が続く。
フィルは、脊髄損傷で脚が麻痺状態。デレクはオペで脊髄損傷の修復するが、麻痺を治すことはできず…。カリーは、オーウェンが提案する低体温療法で麻痺を治せるかもしれないと考えるが、デレクは危険すぎるという理由から猛反対。しかし、積極的な治療を行いたいカリーは、リチャードに直談判して低体温療法を行う許可を取り付ける。
喉に気管切開のためのペンが突き刺さったマイケルは、マークのオペで気管の修復を受けることとなる。マイケルは腹部にもケガを負っており、場合によってはさらなるオペが必要な状態だったが、ここで問題が浮上。マイケルの保険は今夜12時で期限が切れることが判明したのだ。家計の状況を把握していなかったサラベスは、予想だにしない状況に気が動転する。
Greysanatomy_bamen1_2 一方で、アンナはひどく心を痛めていた。その原因は夫フィルのケガのことだけではなかった。気になるのはマイケルのこと…。実はアンナは、マイケルと不倫関係にあったのだ。この秘密をアンナから打ち明けられたメレディスは、完璧な夫婦生活などあり得ないのだと実感。デレクとの新生活にますます不安を募らせる。というのも、デレクとの同居を決心して以来、メレディスはデレクが死ぬという悪夢を見続けていたのだ。ああでもない、こうでもないとデレクとのことを延々とクリスティーナに聞かせるメレディス。処置の失敗でヴィンセントを命の危険にさらしてしまったクリスティーナは、メレディスのおしゃべりに付き合うのも我慢の限界。病院の玄関前で「口閉じて!」と不満をぶつける。そしてその瞬間、足を滑らせて転倒。仰向けに倒れたクリスティーナの腹部に、大きなツララが落下してブスッと突き刺さる!


【その他のキャラクターたちの動き】
デレクに振られたローズは、オペ中に嫌みを言ってデレクを困らせる。
レクシーは、すっかりジョージに夢中。ジョージに冷たく当たるマークに文句を言い、ジョージを好きなことをマークに知られてしまう。
エリカは、教育病院の一員として、もっと部下を指導するようにリチャードから諭される。
レベッカの件で落ち込むアレックスをキスでなぐさめたイジー。アレックスの長所にあらためて気付いた彼女は、「アレックスはいい人になった」とメレディスに話す。ところが、これを知ったアレックスは、自分が泣いたことまでイジーがメレディスにばらしたのだと勘違い。イジーに対して腹を立てる。


【メレディスの一言】
子どもの頃、寝る前に聞かされた物語
靴はシンデレラの足に合い、カエルは王子様に変身
眠れる森の美女はキスで目を覚ます
「昔々」で始まり、「幸せに暮らしました」で終わる
おとぎ話、夢物語…
問題は、おとぎ話は実現しないということ
実現するのは、嵐の夜で始まり、後味の悪い終わり方をする物語
たいていは悪夢が現実のものとなる
「幸せに暮らしました」ってフレーズを作った人は、思いっきり痛い目にあうべき!


【今回のゲスト】
今回より、軍医のオーウェン・ハントがレギュラー入り! 演じているのは、ケヴィン・マクキッド。「ROME[ローマ]」のルキウス・ヴォレヌス役や、「ジャーニーマン 時空を越えた赤い糸」のダン・ヴァサー役でもおなじみの人気実力派俳優です。映画『近距離恋愛』では、主人公のハンナの婚約者役で、デレク役のパトリック・デンプシーとの共演も果たしています。
Greysanatomy_bamen1_5 親友の夫と不倫をしていたアンナ役は、「ピケット・フェンス」のジル・ブロック医師役でエミー賞を獲得しているキャシー・ベイカー。「ボストン・パブリック」や「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」などへのゲスト出演も記憶に新しいところです。
ベティ役は、映画『昼下りの決斗』『マーニー』などで知られるベテラン、マリエット・ハートレイ。
サラベス役は、トニー賞を2度受賞、ミュージカル女優としても有名なバーナデット・ピーターズ。


ハッピーエンドを迎えたはずのメレディスとデレク。しかし、メレディスがそう簡単にこの幸せを受け入れるはずがない!?
そして、バークとの破局以来、異性とは縁がなかったクリスティーナの前に現れたのが、型破りな治療を行う軍医のオーウェン。彼は今後も引き続き登場するようなので、クリスティーナとの絡みが楽しみです。
みなさんの、ご意見・ご感想もどしどしお聞かせ下さい!

2009.10. 5|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(2)トラックバック(0)

「グレイズ・アナトミー5」、アフレコ始動してます!

090612_00 この秋、WOWOWで第5シーズンの放送がスタートする「グレイズ・アナトミー」。ファンの方々にとっては、番組の放送が待ち遠しいことと思いますが、その準備は着々と進行中! 先日より、日本語版のアフレコもスタートしています。
そこで…、今回は第5シーズンの第2話、「夢の名残 PartII」のアフレコ収録現場に潜入! その様子をみなさんにお伝えしちゃいます。

090612_01 アフレコの収録現場は、都内某スタジオ。第4シーズンの最終話の収録から約半年経ち、前週に行われた第1話の収録で久々に顔を合わせた役者&スタッフたち(写真は、左より調整の橋本さん、飯村さん、吹き替え担当の佐藤さん、吉田さん。いずれもブロードメディア・スタジオ)。いくら慣れたメンバーとはいえ、半年のブランクは微妙に収録に影響します。「あれ? アレックスってこんなに優しい感じだったっけ?」なんて声が挙がったり。ディレクターの神尾さんも、「『私の役はこんな言い方しないはず』など、気になることがあったらどんどん言ってくださいね!」と役者さんたちに指示出し。やはり、何シーズンも吹き替えを重ねてきた役者さんたちが、それぞれのキャラクターの個性をいちばんよく知っているということでしょうか。


さて、そんな第2話のリハーサルでは、役者さんたちから大きな笑いが起きたシーンが3つありました。
090612_02 1つ目は、特殊メイクをほどこしたメレディスとクリスティーナの会話。どんなメイクかは見てのお楽しみですが(←写真でチラ見せ!)、特にクリスティーナの顔がスゴイ! 演じるサンドラ・オーの表情がたまらなくおかしく、声をあてている沢海陽子さんの演技もはまっていて、リハーサルでは思わずスタジオから笑いがこぼれました。
2つ目は、第5シーズンからレギュラー入りすることとなった新キャラクター、オーウェンの「だから?」というセリフ。オーウェンを演じるのは、歴史大作ドラマ「ROME[ローマ]」の隊長ルキウス・ヴォレヌス役で知られるケヴィン・マクキッドで、吹き替えはてらそま まさきさんが担当。笑いが起きたのは「エッチ過ぎる~~~!!」という理由からでした。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、とにかく、オーウェンのこの「だから?」というセリフがかなりセクシーと言いますか、エロいと言いますか。リハーサルでは、「キャー!」という悲鳴に似た歓声がスタジオにわき起りました。
そして3つ目は、あるキャラクターの登場シーン。実は第5シーズンでは、過去のシーズンで視聴者の支持を集めた、ある人気キャラが再登場するんです。このキャラクター、とっても濃いんですが、吹き替えもかなり濃い! このキャラクターがあるキャラクターの名前を呼ぶ時の妙に英語っぽい発音は、以前から役者さんたちの間で笑いのツボに(誰か分かっちゃった人はなかなかの通です)。今回、この妙に英語っぽい発音は聞けず、セリフはたった一言だけでしたが、その一言がスタジオに大きなどよめきをもたらしました。


こうして、笑いに満ちたリハーサルは滞りなく終了。本番の収録では、周りの笑い声もマイクに拾われてしまうので、一変してスタジオ内は静かになります。本番らしい、ピリリとした心地の良い緊張感に包まれ、演じている役者さんの迫力に満ちた声だけがスタジオ内に響きます。しかし、オーウェンの「だから?」や、あるキャラクターの登場シーンでは、「ククク…」と下を向いて笑いをこらえる役者さんの姿も。


セリフが多いのにもかかわらず、「別録り」をなるべく使わずにリアリティを追及した演出は、これまで通り。ションダ・ライムズの脚本のうまさも相まって、ぐいぐいストーリーに引き込まれていきます。つい、取材でおじゃましていることを忘れそうになるほど。


本番の収録が一通り終わったら、ディレクターを始めとするスタッフがチェック。気になる個所の録り直しが行われます。英語では違和感のないセリフも、日本語に翻訳されたものを実際に収録してみると感情の流れが不自然に感じられる場合もあり、その場でセリフを変更することも多々。原音を聞き直し、どんな日本語に変えればより分かりやすいか、電子辞書を片手にその場で協議します。
090612_04 原音の雰囲気や、キャラクターの感情に忠実に、それでいて日本語にした時に伝わりやすいセリフとは--視聴者の視点を大事にしながら、丁寧に日本語版が制作されているんだなと思い知らされます。写真は、来週収録する第3話の台本について相談しているディレクターの神尾さん、ブロードメディア・スタジオの吹き替え担当の佐藤さん、吉田さん。


こうして今回のアフレコも無事終了。みなさん、お疲れさまでした!
収録後、役者さんからもお話を聞くことができたので、少し紹介しておきますね。
まずは、ジョージ役の加瀬康之さん。何と、mixiのグレイズ・アナトミーのコミュニティに入っているという情報をキャッチしました。週に何回かこのコミュニティをチェックしているとのことです。コミュニティの登録者数はいまや1万人に迫る勢い。シーズンを重ねるごとに反響が大きくなっていることに驚いているという加瀬さん。
「mixiを見て初めて知る事実も多いですよ。やはり、現地で最新シーズンを観た視聴者や、最新情報を追いかけているファンのみなさんの方が、僕よりジョージに詳しいですから(笑)」
mixiに登録されているみなさん! グレイズ・アナトミーのコミュニティで加瀬さんに応援メッセージを書き込んでみてはいかがでしょう?
そして、新キャラ、オーウェンを演じるてらそま まさきさんにも、グレイズ・アナトミーの制作現場について感想をうかがってみました。
「医療現場には慣れてますから(笑) これまでのお仕事でご一緒させていただいた役者さんも多いので…」
なるほど、今回でグレイズ・アナトミーの収録は2回目のはずなのに、妙に現場に馴染んでいたのはそのせいだったんですね。てらそまさんは、「ER緊急救命室」のルカ・コバッチュ役。医療ドラマ特有の用語にも慣れていらっしゃるわけです。


というわけで、どうでしょうか? 現場の雰囲気、少しは伝わりましたでしょうか? こんな感じで第5シーズンの制作も順調に進んでいますので、みなさん、秋の放送スタートを楽しみに待っていてくださいね!

2009.6.24|グレイズ・アナトミー5、ミニコラム|コメント(3)トラックバック(1)