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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


12月18日(水) #24「嵐の出来事」

24嵐により停電し、発電機も動かず混乱を極める院内。医師たちは暗闇で治療に当たることになる。出産が始まったメレディスは、胎児が反屈位だったため帝王切開を受ける。男児は無事に産まれるが……。一方、リチャードはオペに復帰できないベイリーに代わり、屋根から落ちた男性のオペを行う。患者が心嚢液貯留だったためにクリスティーナを呼ぶが、暗闇の中のオペでは、さすがの彼女もなかなか出血源を突き止められず……。


●メレディスは帝王切開で出産。その後出血多量に陥り……
嵐の中、お産が始まってしまったメレディス。コニーの診察で胎児が反屈位で帝王切開が必要と分かった直後、病院は嵐の影響で停電。発電機も動かず、メレディスは暗闇の中、オペを受けることとなります。
その後、コニーは帝王切開で無事メレディスの男児を取り上げますが、早産のせいか酸素飽和度が低く、デレクは赤ちゃんを新生児ICUへ連れて行くことに。そんな中、急患で呼ばれたコニーに代わり、シェーンがメレディスの切開部の縫合を担当するのですが、どういうわけか出血が止まらない! 実は、前日に階段で転んだ際に、脾臓を損傷していたのです(あの転倒がこの伏線だったとは!)。メレディスは焦るシェーンを毅然としてなだめて治療法を指示しますが、やがて意識を失ってしまいます。

 

一方、ベイリーは屋根から落下したジェームズという男性のオペを執刀することになっていましたが、オペ室に入ると怖じ気づき、あとをリチャードに引き継ぎます。患者に触れることができず、薬の補充などの仕事に終始するベイリー。けれども、メレディスが危険な状態だとヘザーに助けを求められると、停電のせいで開かなくなっていた保管庫を力尽くで壊して開き(このシーン好きです!)、意を決してメレディスの元へ! シェーンに代わって、メレディスの脾臓を摘出し、メレディスの命を救います。オペ後、デレクやクリスティーナに状況を説明する際には思わず泣き出し、「メレディス、死んじゃったの!?」と誤解させるような一幕もありましたが、彼女が今回の件で不安を克服できたのは喜ばしいこと。自信をなくしたベイリーはもう見たくなかったので。

 

それにしても、メレディスは本当に何度も死にかけてくれますね。「私は避雷針で不幸を寄せ付ける」と自分で言っていましたが、彼女にはある種の引き寄せの力があると私も思います。

 

●リチャードとともに心嚢液貯留の患者をオペするクリスティーナ
ベイリーからジェームズの担当を引き継いだリチャード。心嚢液貯留が確認されたため、クリスティーナを呼んでオペをしようとします。しかし、院内は停電中。暗闇の中でオペなどできないと訴えるクリスティーナでしたが、このままでは患者は死ぬと説得されて執刀を決意。耳を澄まして音を聞けというリチャードのアドバイスのおかげで見事出血源を突き止め、ジェームズを救います。今回の経験を通して、改めてオペが生き甲斐だと感じたクリスティーナ。子どもが欲しいという気持ちを認めようとしないオーウェンに食い下がってその本心を確認すると、やはり彼の望みをかなえてやることはできないと実感し……。
もしかして、これでクリスティーナとオーウェンの関係はおしまい!?

 

●バスの横転事故発生!乗客の救出に向かったジャクソンは……
嵐と停電でてんやわんやの中、今度は病院前の道路でバスが横転! バスに火の手が上がる中、オーウェン、カリー、ジャクソン、エイプリルたちが乗客を救出し、病院のロビーで治療を行います。しかしながら、バスに幼い少女イヴィーが取り残されていることが分かると、ジャクソンは危険を承知でバスに戻り車体の陰で少女を発見します。その直後、ついにバスが爆発! エイプリルはジャクソンが死んだと思い込んで大パニック! でも、ジャクソンはイヴィーを抱きかかえながら戻って来ます(ホッ)。この出来事を通して、エイプリルは今更ながらジャクソンへの愛情を実感。「やっぱりあなたがいい」と本心をジャクソンに告白します。ようやく彼女が自分の気持ちに気付いたのはいいことなんですが、「あなたが引き留めてくれないならこのままマシューと結婚する」という言いぐさは、ちょっとズルい気が……。

 

●新生児ICUでのパニックに対処するアリゾナ、アレックス、ジョー
新生児ICUでも停電のあおりを受け、赤ちゃんの呼吸器が次々とバッテリー切れを起こすという事態が発生。アリゾナは、ローレンと浮気してしまった罪悪感を抱えながらも、赤ちゃんの親たちを怯えさせないよう、アレックスやジョーに冷静な指示を呼びかけます。ところが、父親の一人がバッテリー切れに気付いてしまい新生児ICUもパニック状態に。そこで、メレディスが産んだ息子を連れて新生児ICUにいたデレクは、「医者は足りないかもしれないが人手は足りる」と親にも協力を要請。ジョーは、親たちに自分の赤ちゃんを手動で換気する方法を教え、その場をおさめます。この適切な対処には、アリゾナも感服。指導者の教え方が良かったのだとアレックスをほめます。
その後、アレックスは自宅で木が倒れてくる前に言いかけていた「愛してる」という言葉をついにジョーに伝えます。ジョーもこの言葉を待ってましたとばかりにキスで返答(“胸板王子”は何だったのか!?)。 アレックス、今度こそジョーと幸せになれるのでしょうか!?

 

●浮気をカリーに知られてしまったアリゾナは……
混乱する院内で、自ら新生児ICUのヘルプを買って出たローレン。停電が復旧した直後、アリゾナの術衣を着ているのをカリーに気付かれてしまいます。当然、カリーもアリゾナの浮気に気付き……。
その後、なぜ浮気なんかしたのかとアリゾナを責めるカリー。するとアリゾナは、「あなたはあの飛行機に乗ってなかった! あなたは何も失ってない!」と、またカリーに脚を切断された話を蒸し返してまさかの逆ギレ! おそらく、アリゾナにとってローレンとの浮気は、ほんの一瞬の気の迷いだったんだと思います。脚を失い、自尊心も失いかけていた自分を一人の女性として見てくれ、しかも、あの墜落事故とは無縁の存在であるローレンの存在が、アリゾナにはちょっとまぶしく見えてしまっただけだと。でも、浮気という事実もさることながら、カリーにぶつけたあの言葉はあまりにも酷すぎました。これは、そう簡単に修復はできないんじゃ……。

 

●リチャードが倒れた!
メレディスのオペをやり遂げ、ようやく我に返ったベイリーは、昨今のリチャードへの態度を反省し、彼に謝りに行こうとします。しかし、リチャードの姿は見えず……。実はその頃リチャードは、発電機の修理中に心臓発作を起こした病院の設備担当フランクに代わって直った発電機のスイッチを入れに行き、その場で感電してしまっていたのです!
ここのところシーズン・フィナーレのたびに死者が出ている“シアトル・グレース・マーシー・デス”改めグレイ+スローン記念病院。今回は、まさかリチャードが!? それとも!?

 

製作総指揮のションダ・ライムズ、今シーズンのフィナーレは悲劇的な内容にしないと公言していたのですが、後にこの発言を撤回。またもや、大惨事のクリフハンガーをぶつけてきました。このションダの選択に、現地のファンの間では賛否両論が巻き起こったようですが、みなさんはいかがでしたか?
個人的には、またしてもションダの策略にうまくハメられてしまったようで、次シーズンの展開が気になって仕方ありません。クリスティーナ&オーウェン、エイプリル&マシュー&ジャクソン、カリー&アリゾナと、メンバーたちのゴタゴタも嵐級の上に、リチャードの安否も分からないままなんですから。

 

とにもかくにも、みなさん次シーズンをどうぞお楽しみに!


【トリビア:ゲスト】
フランク役は、「プライベート・プラクティス」への刑事役でのゲスト出演や、「THE EVENT/イベント」へのゲスト出演などで知られるブルー・デッカート。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Perfect Storm」は、Evidenceの曲“Perfect Storm”からの引用。


【注目のセリフ】
「先生、俺はあのインターンが好きだけと伝えない。自分に言い聞かせてんです。俺が惚れる女は変になるか、ガンになるか、街を出る。全員の共通点は俺だ。俺に会うまではうまくやってた。俺はまるで疫病神だ」by アレックス
 ……嵐の中、アリゾナと“最低人間”対決。アレックスの勝ち!?
「いい? メレディス・グレイは色んな目に遭った。砲弾、海に転落、乱射事件、飛行機の墜落。でも生き残った。あの子は90まで長生きして死ぬ。温かいベッドの中でね。だから今日死んだりしない」by クリスティーナ
 ……メレディスの不死身っぷりに、シーズン・フィナーレでますます磨きがかかることになるとは。
「うらやましい? 壮絶な体験。世間の注目、名誉の負傷が。だったら、脚を出して私が骨ノコで切断すればおあいこよ!」by アリゾナ
 ……この言葉、骨ノコ級のインパクト!


【メレディスの一言】
どんな嵐もやがて過ぎ去る
根こそぎ倒れた木、バラバラに崩れた家を残して
そして風が静まり、雲が開けてくる
ついに、雨がやむ
そして、たちまち空が晴れる
その時、嵐のあとの穏やかな瞬間になって初めて分かる
くじけず生き残った者は誰なのか


【鑑賞MEMO】
パーフェクト・ストーム

1991年10月28日から11月2日にかけて、米国北東海域上で悪い気象条件が重なり、短時間で異常に発達した温帯低気圧および、それを主題にしたセバスチャン・ユンガーのノンフィクション小説のタイトルに由来する言葉。想定外の状況が重なり、最悪の事態に至ることを指します。
なお、セバスチャン・ユンガーの小説は、2000年にジョージ・クルーニーの主演で映画化もされています。
今回のエピソードでは、冒頭のメレディスの語りの中で「パーフェクト・ストーム」という言葉が引用されているほか、エピソードの原題も「Perfect Storm」となっています。


【曲情報】
♪"Without You" Ingrid Michaelson

ベイリーがメレディスのオペをし、バスが爆発するもジャクソンは乗客の少女を救出して生還し、クリスティーナがデレクと廊下を走ってメレディスの元へ向かうシーンで。
♪"All of Me" John Legend
アレックスとジョーがキスをし、エイプリルがジャクソンに「あなたがいい」と気持ちを伝え、オーウェンが本当は子どもを望んでいることをクリスティーナが確認するシーンで。
♪"Freight Train" Sara Jackson-Holman
エンディング、アリゾナと言い合いになったカリーが彼女を失ったと実感し、メレディスが生まれた息子の名前をベイリーにしたいとデレクに話し、ベイリーがリチャードに謝りに行こうとしているさなか、当のリチャードが地下室で倒れているシーンで。

2013.12.18|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(1)トラックバック(0)

12月11日(水) #23「無防備な心」

23シアトルに巨大な嵐が接近中との予報に、病院は万全の態勢を整えるべく準備を開始する。そんな中、アレックスは、ジョーと殴り合ってケガをしたジェイソンを病院に担ぎ込み、デレクに診察を依頼する。一方、イーサンの父親はいまだに意識が戻らないまま。里子に出されることを心配するイーサンの姿に心を痛めたオーウェンは、彼を養子にすることを検討し始める。エイプリルは体に鉄骨が刺さった建設作業員をオペすることになるが……。


さて、いよいよ今シーズンもあと2話のみ!
今回は、最終話の前段となるエピソード。巨大な嵐に向けた準備が進められる中、院内ではさまざまな問題が!

 

●ジョーが“胸板王子”をボコボコに!?
顔にあざを作ったジョーを自宅に招き入れたアレックス。その後、ジョー以上にボコボコにされている“胸板王子”ことジェイソンを病院に担ぎ込み、デレクに診察を依頼します。当然、メレディスとクリスティーナは、アレックスがジェイソンに暴力を振るったのではないかと案じますが、そこにジョーが登場。自分がやったと告げます。彼女、ジェイソンの暴力から身を守るためとはいえ、自分も暴力で抵抗した加害者でもあったというわけです(修羅場をくぐってきただけありタフ!)。
結局、ジェイソンは重傷だったものの幸い一命を取り留め、意識を取り戻します。そして、警察を呼んでくれと主張。アレックスは、女を殴る暴力男だという話を触れ回るとやんわり脅しをかけ、ジェイソンに告発を断念させます。ジョー、一歩間違えば医師の道も断たれるところでしたが、アレックスのおかげで最悪の事態を免れました(デレクはジェイソンを脅したアレックスの行いを非難していましたが……)。
いずれにせよ、今回の件でアレックスとジョーの距離がグンと縮まったのは確かです。

 

●イーサンの父親ポール、ついに目覚める! オーウェンの反応は……
父親ポールの意識が依然戻らず、このままでは里子に出されることになる少年イーサン。オーウェンは相変わらずそんなイーサンの件で心を痛めており、やはり彼を引き取ろうと考えていることをメレディスにほのめかします。
一方でクリスティーナは、オーウェンのためにもポールを目覚めさせたい!と奮闘。再度検査を行って脳に血栓を発見。デレクに処置を依頼します。危険をともなうオペでしたが、結果は成功。オーウェンがあらためてイーサンを養子にとることについてメレディスに相談している最中、ついにポールの意識が戻ります。クリスティーナはオーウェンも喜ぶだろうと吉報を伝えに行くのですが、意外にも彼の表情は堅く、「ポールとイーサンを内陸部の病院に避難させろ!」と一言。オーウェンはイーサンといたいのだとクリスティーナは確信します。二人の溝は、やはり深まりつつあるのでしょうか……。

 

●鉄筋が刺さった患者がERに! マシューはエイプリルにプロポーズ
エイプリルがERで受け入れたのは、体に鉄筋が刺さった建築作業員。そのまま鉄筋を引き抜くと失血死する可能性が高いことから、あらかじめ飛び出した鉄筋部分を切断する必要が出てきます。さっそく、リアはグラインダーを調達してきますが、酸素が充満したオペ室で使用すると爆発の危険も。オーウェンは、臨月を迎えたメレディスをオペ室から出し、エイプリル、カリー、ベン(←なぜか当然のようにオペ室に!)とともに鉄筋の切断作業を進めます。
途中、火花が近くのものに引火するアクシデントも起きましたが、適切に対処。いよいよ建設作業員はオペを受けられる状態となります。ところがオーウェンは、どういうわけかエイプリルにERに戻るよう命じます(この理由は後に明らかに)。もちろんエイプリルは、オペから締め出されてプンプン。そこに新たな救急患者が搬送されてきます。
状況を確認し、患者を中へ運び込もうとするエイプリル。すると、ここでサプライズが! 何と患者と救命士が突然踊り出したのです! と思ったら、あれよあれよという間にエイプリルがよく知る救命士らが大勢現れ、戸惑うエイプリルの前で揃ってダンス。そして、そこにマシューが登場! 病院の職員たちが見守る中、彼はエイプリルにプロポーズします。フラッシュモブで演出した愛の告白に感激し、涙で顔をくしゃくしゃにしたエイプリルの答えは、もちろん「イエス」。周囲からは祝福の拍手がわき起こります。この時、エイプリルがジャクソンと目を合わせていたのがちょっと意味深でしたが、とにかくエイプリル、おめでとう!

 

なお、このフラッシュモブの撮影には10時間近くかかったそうです。スタッフのみなさん、役者のみなさん、お疲れさまでした!

 

●まだオペに入れないベイリー
いまだにオペに入ることができないベイリー。嵐で院内の電源が喪失した場合に備え、カルテの印刷をやると申し出ると、シェーンを助手にして淡々と作業をこなします。そんな彼女の姿を見たリチャードは、荒療治が必要と判断。ますます憎まれるのを承知の上で、「オペに入れない医師は必要ないから出て行け!」と彼女を一喝します。腹を立てたベイリーは、嵐に備えて電子ボードの代わりに用意されたホワイトボードに、自分の名前を書き込みます。これでいよいよベイリーもオペに復帰か!?

 

●アリゾナがローレンとキス!
ローレンの指導のもと、ジャクソンと一緒に脳瘤と顔面裂の赤ちゃんのオペに取り組むこととなったアリゾナ。一人で執刀しようとせず、ジャクソンと自分にも積極的にオペに参加させて自信を持たせようとする彼女のやり方に惹かれていきます。
その後、赤ちゃんのオペは大成功。オペ後の赤ちゃんの様子を見守るため病院に泊まりたいと言うローレンを、アリゾナは当直室に案内します。そして、ついに自分の気持ちを抑えきれなくなって彼女とキス! 二人はキスだけで終わったのでしょうか!? それとも……!?

 

●メレディスが破水!
妊婦という理由でオペ室から出されたメレディス。不満げに院内を移動している途中、階段で転倒してしまいます。もう、顔面蒼白のメレディスでしたが、検査の結果、お腹の赤ちゃんには影響がないと分かりホッ。
そしてその夜。予定より早く到達した嵐に泊まり込み態勢で臨もうとしていたメレディスは、予定より早く破水! いよいよメレディスも出産という大仕事に臨むことに。

 

……というわけで、フラッシュモブの演出を使ったマシューのエイプリルへのプロポーズが印象的だった今回。シーズン最終話に向けて、メレディスの出産やアリゾナの浮気、大嵐の波乱などで、何やらまたしても大変なことになりそうな気配! みなさんも、覚悟して臨んでください!


【トリビア:ゲスト】
産婦人科医のコニー役は、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のレベッカ・ワシントン役のリサ・ゲイ・ハミルトン。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Readiness Is All」は、Alias Eyeの曲“Readiness Is All”からの引用。


【注目のセリフ】
「シシカボブ」by リア
 ……鉄筋が刺さった男性を「シシカバブ」ならぬ“シシカボブ”と呼びたいばかりに、患者の名前がボブであるよう祈るなんて。
「“グレイ+スローン・セブン”の一人?」by ローレン
 ……病院の理事に名を連ねるジャクソン、デレク、メレディス、クリスティーナ、アリゾナ、カリー、リチャードの7人に、こんな呼び名がついていたとは!
「ケプナーがケプナー級の変人を見つけるとはな」by アレックス
 ……マシューまですっかり変人扱いされちゃって……。
「どうやったんだ、ケプナー。どうすりゃああなる? オレは心を病んだのにガン患者に今度はブチ切れ暴力女ときた。もういい、見切りつける。勝手にしろだ!」
 ……ジョー、すっかり“ブチ切れ女”として定着か!?


【メレディスの一言】
最善を尽くす
でも、それだけじゃ物足りない場合がある
シートベルトを締めて、ヘルメットをかぶり、誘導灯に従って進む
安全を求める
懸命に自分を守ろうとする
でも、そんなことしても効果はない
なぜなら、悪いことはいきなりやってくるから
悪いことは突然起きる
前触れなしに
でも忘れてる
時々、いいことも突然起きることを


【曲情報】
♪"I'm Gonna Be (500 Miles)" The Proclaimers

マシューがフラッシュモブの演出でエイプリルにプロポーズするシーンで。
♪"You Belong To Me" The Boxer Rebellion
リチャードがベイリーに「オペに入らないなら出ていけ」と告げ、ゾラを養子にしたのは直感だったとメレディスがオーウェンに話した直後にポールが目覚め、オーウェンがそんなポールをシアトル長老派に移せとクリスティーナに命じるシーンで。
♪"I'm Gonna Be (500 Miles)" Sleeping At Last
エンディング、アリゾナとローレンがキスをし、アレックスがジョーをたしなめている最中、嵐で屋外の木が倒れ、家の窓を突き破り、メレディスが破水するシーンで。

2013.12.11|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

12月4日(水) #22「失われた誇り」

22ERに胴体が切断された女性ケイラが搬送されてくる。彼女はマジシャンのアシスタントで、胴体切断のマジックを実演中、誤ってチェーンソーで腹部を切断されたのだ。メレディス、リチャード、シェーンは、彼女のオペを行うが……。一方、ベイリーはオペの許可が出たものの、研究室にこもって誰とも口をきこうとせず。その頃、ナンシーとホテルに戻ったイーサンがERに運ばれてくる。睡眠不足だったため、ナンシーの睡眠薬を飲んだらしく……。


●マジックの実演で胴体を切られた女性がERに!
マジシャンの夫ダニーとともに、マジックでアシスタントを務めているケイラという女性が、胴体切断のマジックの実演中に、誤って本当にチェーンソーで腹部を切られてERに運び込まれます。臓器はズタズタで脊椎も損傷しており、リチャード、メレディス、シェーンはすぐにオペをしますが、出血がひどく一時的に閉腹。体力が戻るのを待つはずでしたが、容体が悪化したためケイラは再びオペを受けることに。ケイラと一緒にアシスタントを務めていたシェリーズは、嫌がるケイラに無理矢理マジックを手伝わせていたからこんなことになったとダニーを責め、自分とケイラは愛し合っているのだと大声で怒鳴り……。
その後、リチャードたちは何とかオペをやり遂げ、ケイラは命を取り留めます。あとは24時間が勝負。メレディスは、二人が協力してケイラを支えるべきだとダニーとシェリーズを諭します。するとダニーは、ケイラが不満を抱えていることを知りながら見て見ぬ振りをしてきたことを認め、「俺はもう用なし。ケイラの支えになれるのは君」とシェリーズに言って身を引きます。その潔い態度は立派でした。

 

●ラボにこもるベイリー。彼女がラボに招き入れた唯一の人物はベン!
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の除菌を終えたベイリー。すでにオペの許可が出ているにもかかわらず、ラボにこもって誰とも口もきかない状態を続けていました。カリーをはじめ心配する仲間たちは、入れ替わり立ち替わりラボのドア越しで彼女に話しかけますが、当のベイリーは完全に無視。実は彼女、MRSAの検査がすでに陰性と出ていることに安心できず、何度も何度も自分で検査を繰り返していたのです。それはもう病的なレベル。この状況を何とか打破したいリチャードは、今の彼女の支えになれるのはベンしかいないと気付き、彼をシアトルに呼び寄せます。誰にも今の胸の内を語ろうとしなかったベイリーでしたが、ベンの姿を見ると彼をラボに招き入れ、消えない不安を打ち明け涙。このシーン、本当に胸に迫るものがありましたね。苦しい中のリチャードの好判断にも拍手を送りたいです。

 

●デレクとヘザーは、もやもや病の少女アイリスを担当
胴体切断のケイラを担当したがっていたヘザー。デレクと一緒に、もやもや病の少女アイリスの大網移植のオペをします。体に力を入れることができなかったアイリスでしたが、オペの成功で回復! ただし、ワガママ放題の弟クンは姉のアイリスのことなど気にもせず、オペ後も大暴れ。デレクはそんな弟クンに「お姉ちゃんはオペ中の魔法で特別な力を授かった。邪魔をしない方がいい」とお灸を据えます。さらにヘザーも「お姉ちゃんの頭の中にはヴァンパイアがいる」と釘を刺します。これで弟クンの暴君ぶりも、少しはマシになるかな!?

 

●睡眠薬を飲んで病院に運び込まれるイーサン
祖母と一緒にホテルに戻ったイーサン。ゆっくり眠りたいと祖母の睡眠薬を勝手に飲んで、ERに運び込まれる事態に! アリゾナの処置で事なきを得ますが、イーサンがソーシャルサービスに引き取られる可能性が出てきたことでオーウェンは動揺します。
一方でクリスティーナは、何とかしてイーサンの父親のポールを覚醒させられないかと、その方法を探ります。そして、イーサンに対するアリゾナの処置にヒントを得ると、睡眠薬をあえて与えることでポールを覚醒させられるかもしれないと思い付き、すぐに処置を実行。けれどもポールは目覚めませんでした……。今回の件ですっかり自信を失った祖母は、イーサンは施設に預けられた方が幸せかも……とすっかり弱気に。オーウェン、もしやイーサンを自分で引き取ることも視野に入れ始めている!?

 

●脳瘤の乳児の治療のため、頭蓋顔面の専門家ローレンが病院へ
脳瘤の乳児タイラーの治療に協力するため、頭蓋顔面の専門家ローレンが病院にやって来ます。優秀な上に美人で魅力的な彼女は、アリゾナが既婚者だと知った上で彼女にモーションをかけてきます。アリゾナはそんな彼女を牽制しますが、実はまんざらでもない様子!? ローレンは次回も登場するので、二人の関係に要注目です。

 

●エイプリルはジャクソンと仲直り
エイプリルは、夜遊びをして腹痛に襲われた女子大生キムを担当。原因を調べるため、前日の行動をキムの友人二人に聞くのですが、彼女たちはおバカっぷり全開でふざけた態度を取るばかり。結局、液体窒素入りの酒を飲んだのが原因で、胃に穴が開いたことが判明します。エイプリルは、胃全摘出術の一種であるルーワイ法でオペを行うことに。ベイリーはラボにこもっているし、メレディスとリチャードは胴体切断のケイラのオペに入っているしで、エイプリルはインターンを助手にオペをしようとしますが、ジャクソンが手伝いを買って出ます。彼のことを悪者呼ばわりして気まずくなっていたエイプリルでしたが、ここであらためてジャクソンに謝罪。二人は仲直りします。
ジャクソンの方は、病院の理事になってから何かと忙しく、ステファニーにあまり連絡も取らず、約束もすっぽかし続けていた模様。しびれを切らしたステファニーから、「どうして連絡をくれなかったのか、理由を知りたい。もっと大事にしてほしい」と詰め寄られると、それにキスで答えます。このキスは熱かったのですが、ジャクソンとステファニー、二人の関係そのものにはあまり熱いものを感じられない気が……。

 

●ジョーがボコボコに!?
ジェイソンにジョーの生い立ちを話してしまったアレックス。彼女を避けようとするものの、所詮同じ病院で働く者同士、何度も顔を合わせてしまいます。ジョーはアレックスとのぎくしゃくした関係に耐えられず、「もうやめない?」と休戦を持ちかけますが、結局二人は言い合いになり、アレックスはもうジョーとは関わらないと宣言します。
ところがその夜、顔中をアザだらけにしたジョーがアレックスの家の前に。涙目で「泊めてくれない?」とすがる彼女に何が!? やはりジェイソンとケンカ!? 彼のDV? アレックスは、「面倒な地雷女はうんざり」と言っていましたが、確かにジョーには地雷原の香りが……。さて、アレックスどうする!?

 

なお、今回のエピソードの監督は、オーウェン役のケヴィン・マクキッドでした(今シーズンは、第4話に続き2度目のメガホン)。緊張するストーリーの合間に挟み込まれた、イーサン&オーウェンのサッカー、メレディス&デレク&ゾラのおままごとといった、子どもがらみのホッとするシーンは、ちょうどイーサンに歳の近い息子と娘を持つケヴィンらしい演出だなと思いました。
ちなみに、現地アメリカで放送中のシーズン10の第8話でも、彼が監督を務めています。


【トリビア:ゲスト】
ローレン役は、「One Tree Hill」のペイトン・ソーヤ役や「ホワイトカラー」のサラ・エリス役や映画『リリィ、はちみつ色の秘密』への出演などで知られるヒラリー・バートン。
女子大生役の一人(ブレンダ)役は、映画『ファイナル・デッドコースター』や「KYLE<カイル>XY」への出演などで知られるシャーラン・シモンズ。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Do You Believe in Magic」は、The Lovin' Spoonfulの曲“Do You Believe in Magic”からの引用。


【注目のセリフ】
「故障中だよ“ボサ頭”。階段使って」by クリスティーナ
 ……あだ名をつけるのがうまいクリスティーナ。ジョーを“ボサ頭”と命名!
「違う、ニース旅行の予約入れてんの。一緒に行ってエステする?」by クリスティーナ
 ……フランス語上級者(?)のクリスティーナ。皮肉に込めるユーモアも上級。
「言っとくけど、このラボはあなたのものじゃない! 私たちが買ってあげた! 言い過ぎた!?」by カリー
 ……ベイリーに対し、まるで小学生のケンカのような捨て台詞。怒るベイリーに何とか口を開かせようと奔走したり、CDCを呼んだのはジャクソンだと、全部彼のせいにしようとしたり、カリーってところどころ子どもっぽい。


【メレディスの一言】
外科医は、人の体が受ける傷やダメージには詳しい
それもそのはず、20代の大事な時期にひたすら人体を元に戻す方法を学ぶ
ただし、外科医でも治せない傷がある
自力では難しい
ほかの力が必要になってくる
魔法なんてものはない
おなじみの呪文、アブラカダブラや魔法のランプはおとぎ話の世界
治せない場合もあるけど、たいていは生き残れる
そう信じることが魔法となる


【鑑賞MEMO】
もやもや病

脳に栄養を送る血管が詰まり、不足した血液を補うために、周囲の細い血管が“もやもや”と発達する疾患。日本をはじめとするアジアに多い病気で、初めて発見されたのは日本。もやもや病の研究が世界で一番進んでいるのも日本だと言われています。欧米では症例が少ない病気です。日本では、歌手の徳永英明さんがこの病気に罹ったことで知られています。


【曲情報】
♪"Elation" Isbells

オーウェンとサッカーをしていたイーサンが、祖母とホテルに帰っていくシーンで。
♪"Beat Of The Drum" Van She
デレクがもやもや病のアイリスのオペにジョーも参加させ、エイプリルが女子大生キムのオペをし、ローレンが脳瘤の乳児タイラーの処置についてアリゾナとカリーに説明するシーンで。
♪"Uneven Odds" Sleeping At Last
ダニーがケイラの支えになれるのはシェリーズだと悟って身を引き、アレックスがジョーと言い合うシーンで。
♪"Rust Or Gold" Jill Andrews
ステファニーがジョーの店でジャクソンに詰め寄り、アリゾナがモーションをかけてくるローレンをエレベータ内で牽制し、リチャードがベンを呼んでベイリーに合わせようとするシーンで。
♪"New York" The Boxer Rebellion
エンディング、ベイリーがベンに苦しい胸の内を明かし、クリスティーナが「子どもが欲しくなった?」とオーウェンに聞き、デレクとメレディスがゾラと遊び、ジョーがアレックスに助けを求めるシーンで。

2013.12. 4|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)