グレイズアナトミー6 WOWOW オンライン

海外ドラマNAVI

NEWS

COLUMN

ABOUT グレイズ・アナトミーについて

CATEGORY カテゴリー

WRITER ライター

ライター画像HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


11月27日(水) #21「疑惑のまなざし」

21ジャクソンの知らせで、病院へCDC(疾病管理センター)が調査にやって来る。そして、感染症で死亡した二人の患者からはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が検出される。ベイリーは3人目の感染症患者の容体を気にするが、アクセスできないようカルテはロックされ、ほかの医師たちと話すことも禁じられ……。一方、両親が事故でケガを負った少年イーサンの祖母が病院に到着。祖母は、いまだに意識が戻らない息子の様子に泣いてばかり。母親のレイチェルはかなり回復していたが、突然痙攣の発作を起こしてしまう。


●CDCが病院へ! 感染症の原因はベイリー!?
ジャクソンの知らせでCDC(疾病管理センター)が病院へ調査にやってきます。とにかく、この状況に気が気でないのがベイリー。感染症を発症した3人目の患者セス・レピックの容体も気になるのに、カルテにはロックがかけられていてアクセスできず。ほかの医師との会話も禁じられてしまいます。
そして、感染症で死亡した患者からはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が検出されます。院内では医師たちの検査や、オペ室・器具類などの調査が行われ、その間、ベイリーはCDCの調査官による面接を受けることに。調査官は落ち着いた態度で事実確認をしていきますが、ベイリーはその質問の一つ一つに神経を逆なでされ、しまいには「休憩したい」と席を立ってしまいます。
程なくして、セス・レピックの容体が悪化。再手術が必要になりますが、家族は「感染症が蔓延した病院ではオペを受けさせられない」と怒りをあらわに。ベイリーからセスの担当を引き継いだリチャードは、家族からオペの承諾を得るために「一人の医師のみが感染源で、ほかの医師や手術室は問題ない」と説明します。密かにそのやり取りを聞いていたベイリーはショックを受け、CDCの調査官の元に戻って自分は保菌者なのかと詰問します。
その後、医師たちが集まった会議室でCDCの調査官からの報告が行われます。告げられたのは、「ベイリーはMRSAの保菌者だが、患者への感染の直接の原因はペガサス・ホライズン社が病院に出入りしていたときに採用された外科用手袋に微小な裂け目があったこと」でした。つまり、ベイリー自身に過失はなかったのです。その報告に胸をなで下ろす面々でしたが、当のベイリーの心は晴れず。何せ、自分が保菌していたMRSAのせいで患者が亡くなっているのは事実ですから(結局、セスも亡くなってしまいました……)。リチャードはすっかりふさぎ込むベイリーをなぐさめようとしますが、ベイリーは自分を守ってくれなかった彼に腹を立て、「見損なった!」と怒りをぶつけます。リチャードは、決してベイリー一人を犠牲にしようとは思っていなかったのですが……。
とにかく、今後のベイリーが心配です。

 

●綱引きでケガ人続出の一族が来院
ERには「ケラー家」と書かれた揃いのTシャツを着た人々が駆け付けます。アイスボックスに入れられた5本の指(+ソーセージ1本)を持って! 彼らは親族が集まってのパーティーの綱引きで、綱を強く引きすぎたために負傷した模様。数名の指がもげた上、学校新聞の編集員で自称ジャーナリストの高校生フランキーは、手を踏みつけられて骨折という事態に、パーティーを企画したケラー家のアルおじさんは家族から大ひんしゅくを買います。まあ、あの騒ぎの中、明るくポテトフライを差し入れるあたりに彼の“KYぶり”がうかがえますよね(とはいえ、アルおじさんのような人がいてくれるおかげで、一族の絆が強まっているところもあるはず。「努力は続けた方がいい」というジャクソンのアドバイスは、なかなか良かったです)。
さて、これから手のオペを受けなければならないフランキーは、病院にCDCの職員が出入りしているのに気付き、周囲の職員に取材。院内感染の話を聞きつけると、カリーとアリゾナに事実かと迫ります。何とかごまかしつつ、最終的には、院内感染について翌朝発行する予定のプレスリリースを、マスコミより一足早く彼女に渡してやることで丸く収めるカリー。小さなジャーナリストのあしらいがお見事でした。
なお、今年2月、米カリフォルニアの高校の綱引き大会で、生徒二人が指を切断するケガを負う事故が実際に起きています。中国では、綱引きで腕がもげる事故も起きたとか! 綱引きの際は、ロープを腕や手に巻き付けないようにしましょう!

 

●イーサンの母親が死亡!駆け付けた祖母は……
病院に到着したイーサンの祖母。いまだ意識の戻らない息子の様子に泣いてばかり。オーウェンは、気丈に振る舞うイーサンを気遣います。幸いなのは、母親のレイチェルがかなり回復してきたこと。ところが、彼女はイーサンと食堂にいたところ突然痙攣発作を起こしてしまいます。原因は、新たに発生した脳内の出血。デレクはオペを急ぎますが、オペ室に移動する途中でレイチェルは息を引き取ってしまい……。イーサンのことが気になるオーウェンは、病院に泊まり込むことに。クリスティーナ、オーウェンの本気度を前に、彼との別れも視野に入れ始めているようです……。

 

●アレックス、クリスティーナはジェイソンの患者の妊婦を担当
アレックスとクリスティーナは、ジェイソンの患者で胎児に重い心臓疾患がある妊婦を担当。帝王切開後、すぐに胎児の手術を行えるよう、クリスティーナはカテーテル室での帝王切開を提案します。当初はそれに反対するアレックスとジェイソンでしたが、クリスティーナのもっともらしい説得にジェイソンが折れ、アレックスもその案に乗ることに。結果、手術は大成功! その後、オペの成功の礼を言いに来たジェイソンに対してアレックスは、「ジョーとはただの友達。里子として育った者同士、幸せになってもらいたいだけ」と話します。ジョーからジェイソンと暮らすつもりだと聞かされていたため、大人の対応で素直に本音を口にしたのです。けれども、これが裏目に。実はジョー、自分の生い立ちをジェイソンに話していなかった! アレックスは、なぜ秘密をバラしたのかとジョーに抗議されます。これにはさすがにまいったようで、「いつも自分ですべてを台無しにしてしまう」とクリスティーナにぼやくアレックス。エンディング、そんな彼がクリスティーナと一つベッドの上に並んで悶々とするシーンは、二人の組み合わせがめずらしいだけに印象的でした。

 

●マシューに振られたエイプリル、ジャクソンに八つ当たり
“再ヴァージン化”発言でマシューに振られたエイプリル。処女を奪われたせいだと言わんばかりにジャクソンに当たります。そんな彼女に対しジャクソンは、「マシューと破綻したのは気の毒だが、自分たちが関係を持ったことは後悔していない」と冷静に反論。さすがエイヴリー家の男、懐が深い!
一方、マシューはエイプリルのところにやってきて、冷たい態度を取ったことを謝罪。やり直したいと告げます。もちろんエイプリルは大喜び! ジャクソンを悪者扱いした挙げ句、ちゃっかり彼氏と復縁する彼女、運がないように見えて実はかなりの強運の持ち主です。

 

……それにしても、今回はメレディスの“ウンチ垂れ話”が多かった!!!


【トリビア:ゲスト】
CDCの捜査員役は、「コールドケース」のジェフリーズ役でおなじみのトム・バリー。
フランキー役は、「新ビバリーヒルズ青春白書」にエミリー役でゲスト出演しているアビー・コッブ。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Sleeping Monster」は、Mastodonの曲“Sleeping Giant”からの引用。


【注目のセリフ】
「許すんじゃなかった。でも許し、彼に捨てられた。認定医でもないしヴァージンでもない、こだわってきたことが全部台無し。あなたのおかげ、どうもありがと感謝してる!」by エイプリル
 ……ジャクソンにとっては言いがかりもいいところ。
「あたしたち付き合い長いけど、何でだか分かる? ウンチ垂れるとこ見せないから」by クリスティーナ
 ……この後もこの話題が何度も登場。
「意識戻った後どうする? 絨毯にくるんで車のトランクにぶち込む?」by カリー
 ……小さなジャーナリストにたじたじのカリー。でもブラックユーモアは忘れてない!


【ベイリーの一言】
眠れる怪物なんていやしないと自分に言い聞かせていた間ずっと、怪物は力を蓄えていた
感染が広がっていた
怪物が目を覚ました
もはや、できることは何もない


【鑑賞MEMO】
ウッドワード

ワシントンポスト紙編集主幹のボブ・ウッドワードのこと。ウォーターゲート事件の調査報道で有名。
アリゾナは、CDCとベイリーの関係についてかぎ回る学生ジャーナリストの患者フランキーのことを「ウッドワード」と表現。フランキーはその名を知らなかったようですが、ジャーナリスト志望なら、確かに知っていてしかるべき名前だと思います。

 

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
院内感染の起炎菌として知られる、黄色ブドウ球菌が耐性化した病原菌。健康な人からも検出されることがあり、保菌しているだけなら治療は不要とのこと。ただし、免疫力が低下している人に感染させると、感染症を発症させる可能性があるため、医師であるベイリーには除菌の対策が必要となります。


【曲情報】
♪"Avalanche" Zola Jesus

オープニング、ベイリーが手を洗い、CDCの調査が進められるシーンで。
♪"Think" Aretha Franklin
ベイリーがオペ前に手を洗う回想シーンで。
♪"Broken" Jake Bugg
クリスティーナが赤ちゃんのオペをする一方で、レイチェルが亡くなるシーンで。
♪"Sea Fog" Keane
ジャクソンがアルの手当をしながら「努力は続けた方がいい」とアドバイスし、ベイリーがCDCの調査員に「私が保菌者なの!?」と迫り、リチャードがセスのオペをするシーンで。
♪"Say Anything (feat. Jill Andrews)" Anderson East
エンディング、ベイリーがリチャードに怒りをぶつけ、メレディスとデレクが出産の立ち会いについて話し、ジョーを愛していると告白するアレックスをベッドに座らせたクリスティーナが、「オーウェンを失う」と発言するシーンで。

2013.11.27|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213810/58648449

この記事へのトラックバック一覧です: 11月27日(水) #21「疑惑のまなざし」:

コメント

コメントを書く