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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


10月30日(水) #17「命のバトン」

17デレク、メレディスらはさっそく会議を開き、今後の病院の経営方針を話し合う。ジャクソンは財団の意向としてER再開に待ったをかけ、さらに外科部長の交代を提案。ほかのメンバーは方針の押し付けに反発し、オーウェンも辞職すると言い出す。一方、この日は3件の移植手術が予定されていた。ところが、多数のスタッフが病院を辞めた上、オーウェンまで不在となり病院は大混乱。アレックスとクリスティーナのオペは、かち合ってしまい……。


病院の筆頭株主となったハーパー・エイヴリー財団の代表として、理事会に加わったジャクソン。彼には議決権があるだけでなく拒否権も。もちろん、病院の買い取りを実現させたデレク、メレディスら5人よりも影響力のある立場。いきなり、財団の意向としてERの再開に待ったをかけると、「新しいリーダーの元でやっていく方が士気も上がる」と、外科部長の交代を提案します。5人は、財団の方針を押し付けるジャクソンのやり方に反発。さらに、この件をクリスティーナから聞いたオーウェンは、ジャクソンに詰め寄って怒りをぶつけます。デレクは二人の仲裁に入りますが、興奮するオーウェンをなだめようとしているうちに、話は墜落事故の責任論に発展。オーウェンはキレて、「俺は辞める!」と啖呵を切って出ていってしまいます。そんな波乱の中、病院では3件の移植手術が行われることに……。

 

●腎不全の少女ジェイリンの腎移植手術を担当するアレックス
移植手術の1件は、アレックスが担当している腎不全の少女ジェイリン。ジェイリンは腎臓移植後の副作用を聞くと怖じ気づき、病室のトイレにこもってしまいます。アレックスは、思いを寄せいている女性(つまりジョー)に気持ちを伝える前に、別の男(つまりジェイソン)に取られてしまった出来事をたとえ話にし、「絶好のチャンスを逃すな」とジェイリンを説得。ようやくジェイリンは移植手術を受けると決めます。
そこでアレックスは、ドナー腎臓のあるミズーラの病院から腎臓を回収してくるようメレディスに依頼。オペ室の調整に奔走していたメレディスは、いったんそれを断るのですが、アレックスがすねてしまったため仕方なくジョーとともにミズーラへ。ところが、ジェイリンのドナー腎臓はすでにシアトルへ輸送されていたことが分かります。シアトル・グレース・マーシー・ウェストの看護師が、ペガサス・ホライズン社のガイドラインに従ったことが原因でした。無駄足を食ったメレディスとジョーは、シアトルへ舞い戻ります。
その後、空輸されたドナー腎臓を受け取ったメレディスとジョーは、アレックスのいるオペ室にそれを運びます。でも、アレックスはお礼も言わず不機嫌なまま。メレディスは、ミズーラでジョーが腎臓を取り替えそうと奮闘した話をし、不機嫌な態度をやめるようアレックスを諭します。
その夜、反省したアレックスはジョーとジェイソンのデートに割り込み、最近の振る舞いを謝罪。あれ!? ジェイソンはアレックスのジョーへの気持ちに気付いたみたい!?

 

●エイプリルの元同僚ブレッドが臓器提供を決断
2件目の移植手術は、エイプリル&ステファニー担当のブラッド。彼はマーシー・ウェスト時代のエイプリルの同僚で、末期のALS(筋萎縮性側索硬化症)。自身も医師であるだけに、この病気は悪くなる一方であることを理解している彼は、治療を中止して心停止後の臓器提供(DCD)を希望します。エイプリルは、病気と闘うよう勧めますが、「自分の死を無駄にしたくない」とブラッドの決意は固く……。何とかしてブラッドに生きてほしいと願うエイプリルでしたが、最終的にはブラッドの考えを受け入れます。そして、落胆するブラッドの両親に、彼の臓器がいかに有効に使われるか一件一件説明して聞かせ、その後のDCDの場にも立ち会います。静かに息を引き取るブラッド……。泣き崩れる母親をブラッドから引き離すエイプリルの姿は痛ましかった……。本当に辛いシーンでした。

 

●クリスティーナ、犬猿の仲の老人二人のドミノ移植を執刀
3件目の移植手術は、クリスティーナ担当の老人シュルツの心肺移植手術。シュルツの隣人で犬猿の仲であるクランプも心臓疾患で入院しており、クリスティーナはあるアイデアを思いつきます。それは、シュルツにドナー心臓を移植したあと、彼の元の心臓をクランプに移植する、いわゆるドミノ移植。過去に妻をシュルツに寝取られているクランプは(クランプの奥さんはシュルツとも別れて近所の男に走ったとか!)、「こんなジジイの心臓をもらうくらいなら死んだ方がマシ!」と断固拒否しますが、クリスティーナから、「シュルツより長生きして恨みを晴らせばいい」と説得され、ようやくオペに同意します。
こうして、いよいよドミノ移植開始の時。ところが、アレックスのオペと重なっていたから大変。別のオペ室ではエイプリルがブラッドの治療停止の処置を行っている真っ最中だというのに、クリスティーナとアレックスは患者を前に廊下で言い争う始末。そして、この事態を収拾したのはジャクソンでした。彼は毅然とした態度でオペ室の割り振りをし、早くもリーダーシップを発揮! こうして、ドミノ移植は無事終了するのでした。
リチャードは、経験不足のジャクソンに経営の責任者をさせるのは荷が重すぎると心配していましたが、どうやら、息子の力量を信じるキャサリンの見る目が正しかったよう。ジャクソンには、秘めたる統率力が! 今後は、新しい“ボス”であるジャクソンの成長ぶりも大きな見どころになりそうです。

 

●「グレイ+スローン記念病院」が誕生!
さて、オーウェンが辞職すると言い出したきっかけを作ったデレク。「オーウェンを許せないでいるのには、オーウェンとは関係のない理由があるはず」とクリスティーナに言われると、自らオーウェンに会いに行きます。そして、「自分を責めるな」と話した上で、ずっと心に引っかかっているのはマークの死だと打ち明けます。なるほど、デレクはマークの死の無念さの矛先をオーウェンに向けていたのです。デレクの真意が伝わり、オーウェンも納得した様子。

 

一方、ジャクソンのことを心配するリチャードに食ってかかっていたキャサリンは、彼こそがジャクソンの父親代わりになってくれる存在だと気付き、リチャードに謝罪。これで、とげとげしくなっていたキャサリンとリチャードの関係も落ち着きました。

 

そして、デレク、メレディスたちは、病院の譲渡契約書にサインして正式な理事に。ジャクソンは、そんなみんなの前でオーウェンの復職や、ERの再開を発表。さらには、病院の名前を事故で命を落としたマークとレクシーにちなんで「グレイ+スローン記念病院」に変えることを提案し、一同は全員一致でこれを了承します。こうして、みんな一丸となって病院再建に取り組むことに。衝撃の墜落事故からスタートした今シーズン、ようやくみんなが前を向くかたちとなりました。これで“シアトル・グレース・マーシー・デス”の呪縛ともサヨナラでしょうか?

 

なお、今回のエピソードの監督は、ベイリー役のチャンドラ・ウィルソンでした。今回は、非常にすがすがしく病院の再出発を描いてくれたと思います。ベイリー自身の出番は少なかったですが、新たな“ボス”であるジャクソンをさりげなく後押しする場面もあり、役者としても監督としても素晴らしい仕事ぶりでした!


【トリビア:ゲスト】
シュルツ役は、映画「キラー・インサイド・ミー」「アトランティスのこころ」などに出演しているトム・バウアー。
クランプ役は、「LAW & ORDER」「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のドナルド・クレイゲン役でおなじみのダン・フロレクを兄に持つデイヴ・フロレク。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Transplant Wasteland」 は、Arcanaの曲“Transplant Wasteland”からの引用。


【注目のセリフ】
「あいつは形成外科のフェロー。あたしより下」by クリスティーナ
 ……格下に見られている形成外科。マークがいたら何て言い返しただろう!?
「ある場所でなら私は恋人の言うことに従う。ここでは違う」by キャサリン
 ……リチャードに対してかなり強気!
「中に入ったら“坊や”はやめて」by ジャクソン
 ……“坊や”もヒドいけど、“僕ちゃん”と言い換えても同じくらいヒドい……。


【メレディスの一言】
移植を受ける患者には不安がつきまとう
臓器が見つかるかどうか気に病み
そのあとは拒絶反応を心配する
不安はなかなか消えない
解消されるのは手術のあと目が覚めて、彼だが贈り物を受け入れたと分かった時


【鑑賞MEMO】
DCD

「Donation after cardiac death」の略で、心停止後臓器提供のこと。欧米では症例が増えていますが、宗教上あるいは法律上の理由で、それが行われていない国もある模様。臓器摘出のタイミングや終末ケアなど、複雑な問題をはらんでいるのも事実のようです。


【曲情報】
♪"Miracle Mile" Cold War Kids

オープニング、5人が経営の責任者となったジャクソンについてあれこれ話をし、リチャードがジャクソンの件についてキャサリンに抗議するも、彼女からきっぱりと「私は大手財団の理事長」と突っぱねられるシーンで。
♪"Distant Shouts" Little Children
エイプリルがブラッドの両親に、ブラッドの臓器がどう使われる予定か説明し、クリスティーナがオーウェンに対する態度についてデレクを責め、ブラッドがいよいよオペ室へ運ばれていくシーンで。
♪"Go First" Rose Cousins
ブラッドが息を引き取るシーンで。
♪"Sugar on Sunday" Left Hand Smoke
ジョーとジェイソンが飲んでいる席にアレックスが乗り込み、ジョーに謝って一杯おごると持ちかけるシーンで。

2013.10.30|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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