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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


8月7日(水) #5「美しき運命」

05

メレディスとクリスティーナはそれぞれ難しい症例を担当し、電話でお互いの状況を話しながら励まし合って治療に当たる。メレディスが担当するのは、交通事故に遭った女性メリッサ。事故現場に遭遇したメレディスは、自ら車の下敷きになった彼女を救出し、病院に搬送したのだ。脳裏にレクシーの姿がよぎるメレディスは、メリッサを救おうと奮闘する。一方、クリスティーナはトーマスとともに動脈瘤患者ケイティに2種類のオペをすることになるが……。


今回は、シアトルとミネソタでそれぞれ仕事に奮闘するメレディスとクリスティーナ、その姿がシンクロするというなかなか凝った脚本でした。

 

●交通事故に遭ったメリッサを救おうとするメレディス
出勤途中、メレディスは事故現場を通りがかり、車の下敷きとなったメリッサという女性を救出。すぐに病院へと搬送します。メリッサの姿にレクシーを重ねたメレディスは、彼女を救うべく大奮闘。オペも自ら執刀しますが、とにかくメリッサの出血はひどく、リチャードの指示でいったん閉腹することに。メレディスは、再オペを目指して血液凝固を促す処置を施します。
さて、再オペのタイミングを見極めるのは、もちろんメレディスの仕事。彼女はここでアテンディングの責任の重さを痛感します。そんな中、ゾラが発熱。解熱するまで託児所には預けられないというのに、現在デレクは出張中。メレディスは、インターンら仲間たちにゾラの子守を頼みながら、引き続きメリッサの治療に当たります。まさに、ワーキングマザーの辛いところ。病気の子どもと仕事の両立は本当に大変です。しかも、医師は人の命を預かる仕事。メレディスのプレッシャーのほどがうかがえます。
そして、いよいよメリッサの2回目のオペ。今回も出血がひどくオペは困難を極めますが、メレディスは何とか出血源を特定。無事オペを終えます。そして、オペ後に目覚めたメリッサと会話を交わし、達成感を味わいます。しかしながら、同時にレクシーを救えなかった無念さをかみしめることに……。彼女にとってレクシーの死がどれだけショックなものだったか、あらためて痛感させられるエピソードでしたね。そして、メレディスがどれだけ成長したか、それを思い知らされるエピソードでもありました。さまざまな経験を経て、メレディスは本当に立派な医師になりました。今や、“ナチ”と称されたベイリーの存在が霞むほどメレディスの存在感は絶大です! ここに至るまでの彼女の苦悩を見てきた視聴者にとっては、感慨深く見応えのあるエピソードだったと言えるのではないでしょうか。

 

●トーマスと動脈瘤患者ケイティを担当するクリスティーナ
一方、トーマスとともに動脈瘤患者ケイティを担当するクリスティーナ。動脈瘤の修復オペと、先天性心疾患を治して動脈瘤の再発を防ぐオペの2種類を、同時にケイティに施すことになります。トーマスを病院から追い払いたいパーカーは横やりを入れてきますが、今となっては、トーマスはクリスティーナの親友。当然、クリスティーナはトーマスの肩を持ちます。
そんな中、ケイティのオペが行われるわけですが、オペの途中で動脈瘤が破裂してしまいます。トーマスは迅速に処置し、修復オペは無事成功するのですが、パーカーはトーマスに引退を勧告。トーマスがそれを拒むと、治療行為すべてに自分の許可を取れと言い渡します(絆創膏を貼るときすら許可を取れとは、何とも横暴!)。けれどもトーマスは、クビになる覚悟でケイティの2回目のオペを行うことを決意します。そして、トーマスの解雇を避けたいクリスティーナは、トーマスとパーカー、双方の間に入って、それぞれを説得しようとします。あの自分本位だったクリスティーナが、誰かのために調整役にまわるとは、メレディスだけじゃない、クリスティーナも本当に成長しましたよね。
その後、メレディスがメリッサの2回目のオペに臨んでいる頃、クリスティーナもケイティの2回目のオペを執刀。トーマスの教えを受けながら処置を進めていきます。ところがオペの最中、突然トーマスが倒れてしまうんです!! すぐにでもトーマスに駆け寄りたいクリスティーナでしたが、ケイティのオペを投げ出すわけにもいかず……。トーマスが助かるよう祈りながら、クリスティーナは何とかオペをやり遂げますが、結局トーマスは帰らぬ人となってしまいました。
クリスティーナとトーマスの世代を超えた友情は心地よく、トーマスというキャラクターそのものも魅力的だっただけに、彼が亡くなるのは本当に残念……。もちろん、彼の死を誰よりも悼んだのはクリスティーナです。トーマスが亡くなったことで、クリスティーナはミネソタにいる理由すら失います。

 

結局、クリスティーナはシアトルに戻りました。そして、メレディスと再会してガッチリとハグ。やはり、この二人は相方同士です。今回はこの二人が主役で、ほかのキャラクターたちは脇にまわるかたちでしたが、メレディスを気遣うリチャード、同じワーキングマザーとしてメレディスに助け船を出すベイリー、そして何より、クリスティーナの才能を誰よりも買っていたトーマスの含蓄のある言葉の一つ一つも胸にしみるエピソードでした。

 

次回からは、クリスティーナもシアトル・グレース・マーシー・ウェストに復帰。新しいインターンたちとの絡み、さらにはオーウェンとの関係など、彼女を含めたシアトルでの人間模様に注目です。


【トリビア:ゲスト】
ケイティ役は、メレディスの父ザッチャー役でおなじみのジェフ・ペリーの娘、ゾーイ・ペリー。
ケイティの連れのウィル役は、「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン1にダン役でゲスト出演していたマシュー・キャリー。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Beautiful Doom」は、Insane Clown Posseの曲“Beautiful Doom”からの引用。


【注目のセリフ】
「白々しい。私の終焉のときを間近で見たいんだろう? 君の期待には応えられんよ」by トーマス
 ……パーカーにハッキリした物言いをするトーマス。クリスティーナの影響を受けた!?
「いいかね。ヤン先生もこう言うだろう。私はジュラ紀からずっとこの仕事をやってるんだ。すぐに処置できる」by トーマス
 ……クリスティーナの皮肉を自虐ネタにしてパーカーに反撃するトーマス、ステキ。
「それが不吉な前触れだよ。イナゴの大発生とか、黙示録の四騎士みたいなもん」by クリスティーナ
 ……ここまで不吉がられるとは、インターンたちもちょっと気の毒。
「いい知らせだ。“ミス終末”はすこぶる順調だよ」by トーマス
 ……こういうブラック・ユーモアが得意なところも、トーマスとクリスティーナの相性が良かった理由かも。
「パーカーといれば型にはまった腰抜けになる。コンドームを使っても防ぎようがない」by トーマス
 ……毒舌が冴えまくるトーマス。このあとに悲劇が起きようとは……。
「女性社会の実現を目指そうとするなら、子どもの泣き声がICUに響き渡る事態は避けるべきよ」by ベイリー
 ……彼女が働く母として味わってきた苦労がうかがえる一言。


【トーマスの一言】
息をしなさい
堂々としろ
君の世代の女性はしとやかじゃない
自然の摂理を冒涜している
二流の外科医は君の才能を見て自信を失うだろう
ひるんで連中を喜ばせるな
ここで友人を持とうとするな
どうせ見つからん
ここの連中は君を理解する度量がない
連中には無理だ
だがいいか、いつの日か、私のようにしなびた老人になったとき、若い医師と出会うかもしれん
自分の技を磨くことしか頭にない若造だ
私がやったように、その若者を育てろ
そのときまでは、いい本を読め
君には素晴らしい素質がある
決して無駄にするな


【鑑賞MEMO】
プレッパー

非常事態に備え、食糧や自衛のための武器・弾薬などを過度に備蓄し、独特の信念、動機、戦略を持つ人たちのこと。アメリカに多く存在しており、全米だけで300万人を超えると言われています。今回登場したメリッサとウィルもそんなプレッパーの一人でした。


【曲情報】
♪"Passenger" Daniel Ellsworth & The Great Lakes

オープニング。ゾラにトイレトレーニングさせていたメレディス、パーカーとベッドをともにしていたクリスティーナ、それぞれが悶々とした朝を過ごす中、電話で話すシーンで。
♪"Australia" Conner Youngblood
クリスティーナと電話で話しながら帰宅したメレディスが、ゾラをカリーに預けて仕事に戻り、またクリスティーナと電話で話すシーンで。
♪"Ghosts" On An On
メレディスがオペ中にインターンたちと“30秒のダンスパーティー”をしている頃、クリスティーナとのオペ中に突然トーマスが倒れるシーンで。
♪"Flowers Turn to Fire" O S
パーカーの蘇生もむなしくトーマスが息を引き取り、何とかオペをやり遂げたクリスティーナが悲嘆に暮れるシーンで。
♪"Gold" Wake Owl
エンディング、オペ後に目覚めたメリッサと会話したメレディスが、帰宅後、ミネソタから戻ったクリスティーナと再会するシーンで。

2013.8. 7|グレイズ・アナトミー9、ストーリーガイド|コメント(4)トラックバック(0)

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コメント

番組が終わってから、すぐ始まる次回予告で流れる骨太ロックの曲は、誰が歌ってるんですか?music

投稿: 室伏 | 2013年8月10日 (土) 22時29分

クリスティーナがパーカーの家から出てきてクルマが埋れてることを発見したあとで、通りかかったトーマスのクルマに同乗しますが、あれは、友達であるトーマスに電話して迎えに来させたのでしょうか?
それとも偶然通りかかったのか、はたまたクリスティーナの素行が気になるトーマスが、わざとパーカーの家の前を通ってクリスティーナを発見したのか。
その辺が描かれてなかったと思うのですが、どうですかね?

投稿: mm | 2013年8月11日 (日) 13時16分

室伏さん、楽曲情報お待たせしました!
記事としてアップしておきましたので、ブログでご確認ください。

投稿: HB | 2013年8月12日 (月) 15時53分

この歌、好きになりました o(*^▽^*)o
早速ダウンロードして、通勤時間を楽しみますsad
ありがとうございました!!

投稿: 室伏 | 2013年8月13日 (火) 07時27分

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