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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


11月21日(水) #20「名もなき少女」

20フェローとして就職する新たな勤め先を探すため、面接続きの日々を送る5年目のレジデントたち。クリスティーナには名だたる病院から相次いでオファーが舞い込み、エイプリル、ジャクソン、アレックスもそれぞれ面接に挑む。一方、6歳の時に誘拐されて以来、12年間も監禁され、虐待を受けてきた少女ホリー・ウィラーが保護され、病院に運ばれてくる。ホリーに頼りにされるようになったメレディスは、名門病院の面接をキャンセルし、精神的に不安定な彼女に付き添う。


●12年間も監禁されていた少女が発見され病院へ!
6歳の時に男にさらわれて以来、12年間も監禁・虐待されていた少女ホリー・ウィラーが、山の谷底で大けがを負っていたところを保護されます。ホリーは混乱し、怯えきっていましたが、最初に意識が戻った時に声をかけてくれたメレディスに信頼を寄せ、セラピストのフィンチャーや、駆けつけた両親よりも彼女を頼りにするようになります。メレディスは、ベイリーの口利きで取り付けた、一般外科の名門、ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院の面接を数回にわたりキャンセルし、ホリーに付き添います。そんなメレディスの様子を見たクリスティーナは、シアトルにとどまってデレクと子育てを楽しみたいがためにブリガムへ行くのを躊躇しているのではないかとからかっていましたが、これ、意外と当たっているようでしたね。ゾラの母親となり、安定した生活を手に入れたメレディスは、変化を恐れているように見えます。

 

一方、ホリーの事件をよく覚えていたベイリーは、少女の過酷な体験に、子を持つ親として激しく動揺。託児所からタッカーが姿を消したことでパニックを起こします。けれども、タッカーは鼻血を出して手当を受けていただけで無事でした。ベイリーの慌てふためく姿は見ていて気の毒でしたが、彼女の母親としての顔、弱点がある人間らしさがよくあらわれていたと思います。

 

さてさて、ホリーの治療の方は順調に進みました。一時は腹腔動脈のグラフトに漏れが見つかり心配停止に陥りますが、テディやベイリーの処置により回復。両親も、ホリーがなかなか自分たちに心を開いてくれない状況に耐え、とにかくホリーの気持ちを優先。幾多の危機を脱したホリーは、最終的に両親と一緒に退院していきます。ホリーを見送るメレディスは、それはもうしっかりしたもの。さまざまな経験を通して、今では人の親となったメレディス、本当にたくましくなりました。

 

なお、マスコミへの対応などにも苦労しつつ、ホリーを無事退院させることができたのは、外科部長としてのオーウェンの努力あってこそ。ホリーの退院を決定したミーティングの席では、一同からオーウェンへの称賛の拍手が! ちょっとジーンとくるワンシーンでした。

 

●アデルが重度の認知症の男性と恋!
アデルが暮らす施設に足繁く通うリチャード。ある日、アデルが施設の部屋で重度の認知症の男性アランと恋に落ちて、ベッドインしている姿を目の当たりにします。これはショック!! アデルはもはやリチャードが夫であることすら理解できなくなってしまったのです。リチャードは、アデルをアランから引き離そうと部屋を替えてもらうなどしますが、効果はなし。諦めたリチャードは、必要のない限り施設に出入りするのをやめるという決断をするのでした。
前回、リチャードが「My Funny Valentine」を歌った時は、まだリチャードとの結婚のことをアデルも覚えていたのに……。今回のリチャードの「My Funny Valentine」の響きは、むなしいものとなってしまいました。それにしても、アデル役のロレッタ・デヴァインの演技がスゴイ。彼女が演じるアデルが乙女のように愛らしかっただけに、リチャードの悲しみの深さがより一層浮き彫りになった気がします。

 

●全国の病院から引っ張りだこのクリスティーナ
クリスティーナは全国の病院から引っ張りだこ。シアトルを離れてオーウェンと別居することになっても構わないとばかりに、遠方の病院の面接を次々とこなしていきます。その一方で、ホリーの件で疲労困憊するオーウェンに優しい言葉をかける一幕も。ホリーの退院決定の際には、穏やかな表情でオーウェンに称賛の拍手も贈っていました。でも、二人の距離自体は縮んでおらず……。
また、クリスティーナを失いたくないテディは、夫なんだから引き留めてくれとオーウェンに訴えます。オーウェンは、決めるのは本人だと突っぱね、夫婦のことに口を挟まないでくれと冷たく言い放ちます。「俺は部長。友だちじゃない。君にそう教えられた」と。あれだけ自分に憎しみをぶつけておきながら、今さら……とオーウェンが思うのも当然です。それに、オーウェンは今それどころじゃないですもんね。クリスティーナとの関係そのものが崩壊しかけているのですから。

 

●エイプリル、ジャクソンも面接へ。アレックスは……
まずはエイプリル。シカゴのノースウェスタン記念病院に行きます。気合いを入れて作った分厚い履歴書を持参し、ハイテンションで自己アピール。逆に担当者からドン引きされてしまいます。この空回りっぷりがいかにもエイプリル。

 

ジャクソンは、マークの推薦でロスのUCLAへ。担当者が好意的であることに気を良くしますが、自分がハーパー・エイヴリーの孫として見られていることに気付くと、面接を途中退席。自ら辞退を申し出ます。

 

アレックスは、アリゾナが紹介してくれたトレドのカーソン・メソジスト病院を訪ねますが、そこは小規模な病院で、“自由にお好みパフェ”というカフェテリアのメニューが最大のアピールポイントといったところ。ジャクソンのため、名だたる病院とのアポイントを積極的に取ってくれるマークと対照的に、ショボい病院しか紹介してくれないアリゾナに業を煮やします。実はアリゾナ、手塩にかけた優秀なレジデントを手放したくなくて、アレックスを囲い込む戦法に出ていたのです。それを知ったアレックスは、面接のアポイントを取り付けろとアリゾナに迫り、ようやくイェールへの切符を手に入れます。

 

こうして、アレックスもあらためていざ空港へ。空港のバーには、ニューヨークのコロンビアへ飛ぶクリスティーナ、いよいよブリガムの面接を受けに行くことになったメレディスの姿も。
そして翌日、ブリガムの面接でメレディスは、「ここが私の第一志望です」とキッパリ言い切ります。みんな(特にクリスティーナ)と一緒にシアトルに残りたいと、ちょっと“女子っぽい”ところを見せていたメレディスでしたが、大きな一歩を踏み出しました。こうなると、6年目のスタート時に誰がどこにいるのか見当もつかない!? これはうまい脚本ですね。おそらく脚本家たちは、メレディス役のエレン・ポンピオら、メイン・キャストたちの契約更新に決着がついていない状況の中で、いかようにも展開を広げられるストーリーを用意したんだと思われます(結局、エレンらメイン・キャストは皆揃って契約更新しています)。

 

さて、メレディスたちは自分たちの進路をどう決めるのか!?
その前に、認定試験が待っています。次回は、認定試験の前日の“驚くべきハプニング”と、認定試験当日の様子が描かれます。ドキドキ!


【トリビア:ゲスト】
セラピストのフィンチャー役は、「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」のケイト・ペリー役のロレイン・トゥーサント。
ホリー役は、「スイッチ ~運命のいたずら~」のベイ役や、「デクスター ~警察官は殺人鬼」のレベッカ役、「WITHOUT A TRACE」のハンナ・マローン役などで知られるヴァネッサ・マラーノ。
ホリーの母親役は、「シカゴホープ」のリサ・カテラ役のステイシー・エドワーズ。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「The Girl with No Name」は、The Byrdsの曲“The Girl with No Name”からの引用。


【注目のセリフ】
「あたしは特別。神だから」by クリスティーナ
 ……続々と貢ぎ物をされては、自分が神だと思いたくなる気持ちも分かる!
「あなたはクセがある。いわばブルーチーズ。好きな人もいるけど、近くにいるのもイヤって人もいる。臭いって」by アリゾナ
 ……「俺は臭いチーズか!?」って、アレックスよく自分を理解してる。
「ここに残って笑顔がキュートなベビーを、笑顔がキュートなダンナと育てたいんじゃないの?」by クリスティーナ
 ……メレディスが安定志向に走るようになるなんてビックリ。


【メレディスの一言】
よく世間で言われること
過去に踏ん切りを付けなきゃ前へ進めない
踏ん切りを付けるのは簡単
辛いのは前へ進むこと
だから抵抗する
同じでいようとする
でも同じではいられない
どこかで諦めるしかない
前へ進む
なぜなら、どんなに辛くても、そうやってこそ成長するから


【曲情報】
♪"Old Mythologies" The Barr Brothers

オープニング、空港で偶然クリスティーナと出会ったメレディスが、出迎えに来ていたデレクとゾラと一緒に家に帰り、アデルが「恋に落ちた」とリチャードに報告するシーンで。
♪"Repatriated" Handsome Furs
カフェテリアで、ホリーの行動を見ながらレジデントたちがおしゃべりするシーンで。
♪"My Funny Valentine" Cast
リチャードが自分との結婚を思い出させようとアデルにむけて歌唱。
♪"Shame On You" Mariah McManus
リチャードが自分の夫だと理解できないアデルが、アランを捜してくれと訴え、緊急オペが必要となったホリーを、両親がメレディスに任せるシーンで。
♪"Sorrow" The National
エンディング、ホリーが両親とともに退院し、オーウェンがクリスティーナを引き留めてほしいというテディを突っぱね、アランと抱き合うアデルの姿を見つつ、リチャードが施設を後にし、空港のバーで仲間たちと酒を酌み交わした翌日、メレディスがブリガムの面接を受けるシーンで。

2012.11.21|グレイズ・アナトミー8、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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