グレイズアナトミー6 WOWOW オンライン

海外ドラマNAVI

NEWS

COLUMN

ABOUT グレイズ・アナトミーについて

CATEGORY カテゴリー

WRITER ライター

ライター画像HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


9月26日(水) #12「敗北の味」

12未亡人となったテディ。彼女を気遣う人々から次々と手料理が差し入れられる中、悲しみと怒りを紛らわせようと、クリスティーナを助手にして二日間ぶっ通しで働き続ける。一方、リチャードは記念すべき1万回目のオペとして肝臓移植を行うことに。オペ後には祝賀会も計画されていたが、何とオペ中に妻アデルが突然病院に現れ……。デレクはオペ不可能だと断られ続けてきた少年のオペを引き受ける。またこの日は、ゾラの1歳の誕生日パーティーも開かれる。


●リチャードは1万回目のオペを執刀。ゾラは1歳の誕生日!
リチャードは記念すべき一万回目のオペとして肝臓移植に臨むことに。患者は、肝不全のカレンで、肝臓の提供者は彼女の姉のマーシー。カレンは何かと恩着せがましいマーシーにイライラを募らせ、ついに「もうオペはやめる!」と宣言します。そして、その興奮の影響なのか、突如吐血してしまいます。
結局、この後カレンは、マーシーから肝臓をもらうことに了承するわけですが、オペが終わると、「感謝祭の日以外は肝臓もらったことで姉に感謝することはない」とキッパリ。これに反論したがるマーシーをメレディスが黙らせるシーン、なかなか面白かったです。

 

なお、この肝臓移植の最中、アデルが突然病院に現れ「夫はどこ!?」とエイプリルに迫るという事件が起きました。エイプリルはアデルを見学室に連れて行き、オペ中のリチャードの姿を彼女に見せますが、アデルはオペを手伝うメレディスをエリスだと思い込んで錯乱。メレディスは、幸せな思い出話をして興味を引くのが効果的だとリチャードにアドバイスします。そこでリチャード、夫婦が初ダンスで踊った曲「My Funny Valentine」を歌唱。アデルは自分も歌でリチャードに応え、ようやく落ち着きを取り戻すのですが……。
リチャード役の、ジェームズ・ピケンズ・ジュニア、アデル役のロレッタ・デヴァイン、二人とも素晴らしい歌声でした。ただ、それだけにこの二人の歌の掛け合いが、とにかく切なくて……。辛い内容ではありましたが、印象に残る名シーンだったのは確かです。

 

なお、オペ後はリチャードの祝賀会が計画されていましたが、リチャードはそれをキャンセルしてゾラの1歳の誕生日パーティーへ。メレディスとデレクは、ゾラのケーキをリチャード用にして、彼に進呈するというニクい気遣いを見せてくれました。

 

なお、専門分野がまだ決まっていないメレディスは、みんなから一般外科を勧められます。でも、いつも名一般外科医だったエリスの名前を持ち出されたのでは、メレディスとしては反発したくなるというもの。「母と同じにはなりたくないから一般外科には進まない」と宣言しますが、「君はお母さんとは違う」とリチャードに励まされて……。さあメレディス、どうする? 個人的には、一般外科医の魅力をメレディスに生き生きと語るベイリーの言葉に説得力を感じたと同時に、やはりメレディスには一般外科医としての素質が大いにあるんじゃないかと感じたのですが。

 

●悲しみと怒りを紛らわせるため、仕事にのめりこむテディ
未亡人となり、みんなから手料理を差し入れされるテディ。でも、彼女を癒すのは料理ではなくオペ。悲しみと怒りを紛らわせるべく、テディはクリスティーナを助手に付けて二日間ぶっ通しで働き、次々とオペをこなします。心配するオーウェンは、オペをほかの医師に振り分けますが、クリスティーナの策略が成功し、そのオペもテディのものに。後からこのことを知ったオーウェンの怒りを買うかたちとなります。しかしながら、テディはひるむことなくオーウェンを拒絶! どうやら、ヘンリーの死を隠して自分にオペをさせたオーウェンへの恨みは、相当なもののようですね……。あの時のオーウェンの判断、決して間違ってはいなかったと思うのですが、オーウェンを悪者に仕立てることで心のバランスを取ろうとするテディの事情も分からなくもない。う~ん、この先どうなるんだろう?

 

●デレク、インオペの少年のオペに挑むも……
デレクはどこの病院でもオペは不可能と断られた神経芽細胞腫の少年ウェスを診察。オペ成功率は5%以下だったにもかかわらず、母親に懇願されてオペに踏み切る決断をします。そして、デレクの下についているレクシーは、ウェスが自分の病気のことをすべて承知していることを知ります。母親は息子に病気のことを隠しているつもりでいたのですが、ウェスはすべて気付いていたのです。自分の病気のことはさておき、母親の心配をするいたいけなウェスの態度に心を痛めるレクシー。「シェパード先生は一番いい先生」とウェスを励まします。
けれども、実際にオペをしてみたところ、病状は思ったより深刻で……。デレクは、何もせずにウェスの切開創を閉じます。これには、本当にがっかりのレクシー。もちろん、見ているこちらもがっかりでした。だって、目が覚めて、自分が死んでいくことを自覚しながら母親を励まそうとするウェス君があまりにも不憫で……。
最後、勝ち目はなくても闘いを続けるとデレクに表明したレクシーの潔さに、ほんの少しだけ心が救われた思いでした。

 

●マークがジュリアに対して消極的に?
「愛してる」と言うジュリアに、「愛してる」を返さないマーク。カリーとアリゾナは、レクシーがジャクソンと別れたことが関係しているんじゃないかとマークに迫ります。マークは、焦って過去の間違いを繰り返したくないだけと突っぱねますが、その真意は!?

 

●エイプリルたちが引っ越し!?
エイプリルは、ゾラがやってきて手狭になったグレイ家を出て、ジャクソンと別のアパートに引っ越すことを検討。条件のいい物件は家賃が高くて二人でシェアするには厳しいことから、女を取っ替え引っ替え連れ込むアレックスにも不本意ながら同居話を持ちかけます。この調子でいくと、3人は近々お引っ越し!?

 

●クリスティーナとオーウェンが大げんか!
グレイ家で、和気あいあいとパーティーが進行する中、突然、キッチンからオーウェンとクリスティーナの怒鳴り合いが聞こえてきます。指示を無視してテディと暴走したことをはじめ、クリスティーナの独善的なやり方を非難するオーウェン。たかがオペ1回のことと言い返すクリスティーナ。するとオーウェンは今回のオペだけではないと中絶の件を蒸し返し、「君は俺たちの子どもを殺したんだぞ!」と言い放ちます。思わず、絶句するクリスティーナ……。オーウェン、やはり中絶の件、相当根に持っていたみたい。夫婦でこの件について、とことん話し合わなかったツケが、今頃回ってきたというところでしょうか。オーウェンの捨てゼリフは、見事なまでにパーティーを楽しんでいたみんなを凍らせましたが、このすさまじい二人のケンカ、ちゃんと収拾するんでしょうか?


【トリビア:ゲスト】
ウェス役は、「ザ・ケープ 漆黒のヒーロー」のトリップ役や、フラッシュフォワードのディラン役で知られるライアン・ウィノット。
カレン役は、ドラマ「マイ・ビッグ・ファット・ライフ!」や映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のニア・ヴァルダロス。
マーシー役は、「そりゃないぜ!? フレイジャー」のロズ・ドイル役のペリ・ギルピン。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Hope for the Hopeless」は、A Fine FrenzyやBrett Dennenの曲名として知られる“Hope for the Hopeless”からの引用。


【注目のセリフ】
「あ、子どもに触るのやめよう。その手で何触ったか分からないでしょ?」by メレディス
 ……何を触ったか、想像したくない。
「テディの深い悲しみは、あたしには願ってもない幸せ」by クリスティーナ
 ……こういうクリスティーナのげんきんなところ、嫌いじゃない。
「そうだメレディス、肛門科だよ!お尻のミステリーに迫れ」by クリスティーナ
 ……肛門科医、キャストの中に一人くらいいても面白いかも。
「この調子だと、行く末はひとりぼっちのホームレスね。持ってるものはと言えば、せいぜい梅毒くらい」by エイプリル
 ……なかなか言う!!


【メレディスの一言】
いつタオルを投げ込むか
勝ち目がないこともあると認めるか
そうこうするうち限界がやってくる
クタクタになってもう闘えない時、諦める
その時やっと始まる
希望など見当たらない中、希望を見いだすという本当の仕事が

-----------------------------------------------------------

【鑑賞MEMO】
アダムキュービッツ動脈

脊髄に分布する動脈の一つで、第9胸椎から第3腰椎までの特に太い動脈のこと。


【曲情報】
♪"Rock It" Little Red

オープニング、デレクとレクシーがインオペとされた少年の脳のCT画像を見て、メレディスの家の混沌とした朝の様子に、エイプリルが同居の限界を感じ、ジュリアに愛してると言い返さないマークをカリーが注意するシーンで。
♪"Good Intent" Kimbra
クリスティーナが患者の妻を言いくるめて、テディのためにオペを横取りしようと画策し、肝臓の提供者である姉のマーシーと口論をした肝不全の妹のカレンが吐血するシーンで。
♪"Black Sheep" Gin Wigmore
エイプリル、ジャクソン、アレックスがメレディスの家を出ていくことについて話し、専門は肛門科にしろとクリスティーナがメレディスを茶化し、カリーとアリゾナがジュリアに愛してると言えとマークを諭すも、そこにテディが現れたため話を終わらせるシーンで。
♪"My Funny Valentine" Cast
オペ中のリチャードと見学室のアデルが歌唱。
♪"Afternoon" Youth Lagoon
ゾラの誕生日パーティー。エイプリル、ジェシー、アレックスが引っ越し先の物件について話し、メレディスとデレクがゾラに用意したケーキをリチャードの1万回目のオペのお祝い用にし、カリーとアリゾナが、ジュリアと前に進むようマークをけしかけるシーンで。
♪"Easy To Love" The Jezabels
エンディング、一般外科への道を渋るメレディスを「エリスとは違う」とリチャードが励まし、オーウェンとクリスティーナが激しい口論をするシーンで。

2012.9.26|グレイズ・アナトミー8、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213810/55752860

この記事へのトラックバック一覧です: 9月26日(水) #12「敗北の味」:

コメント

コメントを書く