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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


9月12日(水) #10「それは突然に」

10メレディスとアレックスが乗っていた救急車に激突してきたバンには、キャンプに出かけようとしていた家族が乗っていた。長女リリーは軽傷だったが、祖母は現場で死亡し、意識不明の重体だった母も病院に搬送後、死亡。重傷を負った父と、車の下敷きになった弟マイケル、目にガラス片が刺さった妹アビーがオペを受ける。テディはローラのオペを続けていたが、途中で助っ人としてクリスティーナを指名し……。


●追突事故に遭った家族の容体は!?
メレディスとアレックスが乗っていた救急車に激突してきたバンには、キャンプに出かけようとしていた6人の家族が。メレディスは、軽傷の長女リリーに搬送中だった新生児を託すと、アレックスとともに大ケガを負ったほかの家族たちに応急処置を施します。しかしながら、祖母は現場で死亡。程なくして到着した救急車でみな病院に運び込まれますが、意識不明の重体だった母親も間もなく死亡。重傷を負った父親、車の下敷きになって肝臓を損傷した弟マイケル、目にガラス片が刺さった妹のアビーはそれぞれオペを受けることとなります。

 

マイケルのオペはベイリーとメレディスが担当。ヘンリーが亡くなったショックを引きずって不機嫌なベイリーは、麻酔を担当するベンに冷たく当たります。けれども、マイケルが麻酔に対して重篤な反応を示す遺伝疾患であることにベンがすばやく気付いたことから態度を軟化。彼のおかげで最悪の事態を免れたことに感謝し、ベイリーはベンに心を許します。
アビーのオペには、マークの恋人で眼科専門のシアトル長老派病院の外科医ジュリアが呼ばれます。助手としてオペに入るレクシーは複雑な心境に陥りますが、果敢にいい仕事をしてアビーの眼球を救い、オペ後、デレクやマークと仕事をするのにどれだけ緊張していたかを吐露する素直なジュリアのこと、すっかり好きになってしまった様子。確かにジュリア、好感の持てる女性です。
一方、父親のオペはカリー、リチャード、オーウェンが担当しますが、容体は思わしくなく、術後、心肺停止を繰り返します。そのたびに延命措置を施される父親を見ていたリリーは、体への負担を強いられながら徐々に弱っていく父親を楽に逝かせてやりたいと思うように。最終的には、生命維持装置を外してほしいとメレディスに訴えます。ちょうど18歳の誕生日を迎えたリリーの意志は尊重され、メレディスはリリーとともに父親の死を見守ることになるのでした。

 

●搬送された赤ちゃんは!?
死の危険を乗り越えながら搬送してきた新生児が気がかりでならないアレックス。休めと勧めるアリゾナの助言も聞かずに治療に当たります。でも、自分で思っている以上に事故の衝撃を受けていて……。すでに施した処置のことを忘れ、再度試みようとしてアリゾナに止められます。アレックス、ようやくここで自分の状況を理解し、冷静さを取り戻すのでした。なお、結果的に赤ちゃんは無事。アレックスとメレディスの努力が報われてよかった!

 

●ローラのオペのその後、そしてヘンリーの死を知ったテディは!?
ジャクソン&カリーのミスで心臓を損傷したローラの修復オペを続けていたテディ。さらに予想外のトラブルが発生し、クリスティーナを助手によこせとオーウェンに指示します。でも、クリスティーナはヘンリーのオペを執刀し、彼の死を目の当たりにした直後。その事実をまだ知らないテディと一緒にオペをするなんてとんでもないと嫌がります。しかしながら、もしここでクリスティーナがテディを手伝わず、ローラが亡くなるようなことがあれば、ヘンリーだと伏せてクリスティーナに彼のオペをさせたことも、夫の死を隠したままテディにオペを続けさせていることもすべて無駄になってしまいます。ノーと言えない状況に追い込まれたクリスティーナは、意を決してオペ室へ。テディにヘンリーの話題を振られると、見学席でオペの進行を見守るエイプリルをジョークのネタにしたり、時にはテディと一緒にふざけて盛り上がる振りをしたりして何とかオペを乗り越えます。そしてオペ後、テディにヘンリーの死を自ら伝えるのでした。

 

●ゾラの親権は……
39時間ぶっ通しで働いたメレディスとデレク、自宅に戻り、疲労感と空腹にうなだれながらも、子どもがいなくても二人でやっていこうと互いへの愛情を確かめ合います。するとそこでチャイムが鳴ります。ピザの宅配かと思いきや、ドアの向こうに立っていたのはゾラを抱いたジャネット! ついにメレディスとデレクはゾラの親になれたのです!
このエンディングシーン、泣けましたね。とにかく、それ以外が悲惨だっただけになおさらです。

 

だって、事故に遭ったリリーは、両親と祖母を一度に亡くし、父親の延命措置をやめさせるという苦渋の決断を強いられました。しかも、この悲惨な事実を自分の口から弟や妹に伝えなくてはならず……。カリーもまた、アテンディングとしてジャクソンのミスの責任を負い、ローラの夫に言いづらい事実を話さねばなりませんでした。
そして、何よりも悲惨だったのは、後になって夫の死を知らされたテディと、ヘンリーの死を隠しながらテディとオペをしなければならなかったクリスティーナ。個人的には、特にクリスティーナが本当によく耐えたと思いますね。ヘンリーだということを隠してオペをさせられた上に、その結果、ヘンリーが亡くなったことを伏せたままテディとオペだなんて、あまりにも酷すぎます。しかも、テディはオペ中、あのハイテンションでしたから。第9話、そして今回の第10話、本当にすさまじい内容でした。

 

なお、テディが今回の件をどう受け止めたかはまだ分かりません。テディにオペを続けさせたリチャードやオーウェンの判断、医師としては正しかったと思いますが、何せテディも人の子ですから……。次回以降の展開が気になります。


【トリビア:ゲスト】
前回に引き続き、「NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル」のコルビー・グレンジャー役や、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のジェイソン・ポール・ディーン役で知られるディラン・ブルーノがグリフィス役で登場。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Suddenly」は、Billy OceanやOlivia Newton-John & Cliff Richardの曲として知られる“Suddenly”からの引用。


【注目のセリフ】
「もしこの患者まで死んだらすべてが無意味になってしまう。これを意味あることにしなきゃならない」by オーウェン
 ……オーウェンの言い分ももっともだけれど、クリスティーナが気の毒すぎ。
「お前の前の妻は優秀だったが、俺と寝た。ケンカを売る気はないが言っておく」by マーク
 ……自分と寝る女性を無能呼ばわりされたマークの反論。これにはデレクも言い返せなくて当然。
「欲しい人いないんでしょう、ケプナー。あのキンキン声、壁のペンキすら剥がれそう」by クリスティーナ
 ……テディにヘンリーのことがバレないよう、話題をそらしたかったクリスティーナの気持ちは分かるけれど、物真似がうまかっただけに、それを見学室で聞かされた本人がみじめで……。
「よかったらもう少し立ち入ってくれても構わないんだけど」by ベイリー
 ……ついにベンを受け入れたベイリー。二人にはいい関係でいてほしい。


【メレディスの一言】
突然の衝突には備えられない
身構えるのは無理
突然、だしぬけに衝撃を食らい、それまでの人生が終わってしまう
永遠に


【鑑賞MEMO】
悪性高熱症

筋弛緩薬の一つであるサクシニルコリン(スキサメトニウム)あるいは吸入麻酔薬などによって引き起こされる全身麻酔の併発症の一つ。現在は、ダントロレンによる対処法が確立されているため、発症した場合の死亡率は低下していますが、依然として全身麻酔の併発症としては最も死亡率の高い疾患です。
すばやくマイケルが悪性高熱症を発症していることに気付いたベン。マイケルの命を救っただけでなく、再びベイリーを引き寄せるとはお見事でした。


【曲情報】
♪"The Same" Mackintosh Braun

デレク、マークとともにオペに入ったジュリアが、アビーの眼球からガラスの破片を無事抜き取るシーンで。
♪"Always Looking" Dum Dum Girls
自家心臓移植による体外弁再建術に挑むテディが、クリスティーナをけしかけて盛り上がるシーンで。
♪"Pictures" Benjamin Francis Leftwich
心肺停止を繰り返す父親の様子を見ていた長女のリリーが、延命措置をやめてほしいとメレディスに訴え、デレク、マークとのオペを終えたジュリアが、どれだけ緊張していたかをレクシーに吐露するシーンで。
♪"Skin" Zola Jesus
テディが亡くなったヘンリーを見て涙し、延命措置をやめたため死んでいく父親を見守るリリーにメレディスが付き添い、カリーがローラの身の上に起きたことを彼女の夫に説明に行くシーンで。
♪"New York" Snow Patrol
エンディング、ベイリーがベンを受け入れ、リリーが妹と弟に両親の死を伝え、ジャネットが自宅に帰ったメレディスとデレクを訪ね、ゾラを二人に引き渡すシーンで。

2012.9.12|グレイズ・アナトミー8、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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