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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


10月26日(水) #15「繰り返す時間の中で」

Bamen15_a救急医療の現場では、受傷(発症)からの1時間、いわゆる“ゴールデンアワー”が患者の生死を分ける鍵と言われている。今回は、ある日の午後6:00からの1時間にスポットを当て、メレディスが仕切るERでの出来事を描く。胸の痛みを訴えてERにやって来たオリヴァーは、息子とバスケ試合の観戦に行く予定があるため早く帰りたがる。レクシーは、頭痛患者のミッチをただの偏頭痛と診断。そんな中、バスケ試合前のパーティーでケンカをし、頭にナイフが刺さってしまった男が来院! 一方で、クリスティーナはカリーから子どもの後見人になってほしいと頼まれ…。


Bamen15_9ある日、混雑するERを仕切ることになったメレディス。午後6:00から1時間の間に、さまざまなことが起きます。1時間の中で何ができるのか、1時間の間に人の人生がどう変わるのか、それをメレディスの視点から描くという、なかなか面白いプロットです。
ドラマはほぼリアルタイムで、ちょっと「24 -TWENTY FOUR-」のように進行します。

 

この日、胸の痛みを訴えてERにやって来たオリヴァー。息子を連れてワシントン大のバスケの試合に行く予定があるため一刻も早く帰りたがりますが、メレディスはそんな彼を引き留め、一連の検査をして痛みの原因を突き止める必要があると説明。テディにコンサルを頼みます。でも実はテディにも予定が。ウィリアムという男性とデートの約束をしていて、すでに彼が病院に迎えに来ていたんです。さらには、テディがウィリアムに「少し待っていてほしい」と事情を説明していると、そこにテディの書類上の夫ヘンリーが! 彼は、テディの夫であることはあえて語らず、テディを待つウィリアムの話し相手になります。テディにとっては何とも複雑な状況…。
結局、オリヴァーはCT検査を受けることとなり、仕方なく息子に「試合に遅れる」と連絡を入れます。ところが、この電話がオリヴァーと息子の最後の会話になってしまいました…。オリヴァーは大動脈解離でCT検査中に心停止となり、テディとメレディスによる緊急オペを受けるものの、すでに手遅れの状態で…。このオペシーン、いつにも増して緊迫感があって見応えがありましたね。できればこの患者にはぜひ助かってもらいたかった…。
さて、そんなこんなでさんざん病院で待たされたウィリアム。長時間彼と話をしたヘンリーは、ウィリアムは退屈な男だとテディに忠告。ヘンリー、テディの幸せを邪魔するつもりはないと思うけれど、内心では自分を見てほしいという気持ちが強そうです。

 

Bamen15_5メレディスは脚の整復を待つ4歳の男の子ネイサンの両親から、痛がる息子が何時間も処置を待たされているとクレームを受けます。「処置には麻酔が必要だが、現在オペ室がすべてふさがっている」と説明するメレディス。オペ室が空き次第声をかけると両親に伝えます。

 

そんな中、意外な人物もERにやって来ます。それは、リチャードの妻アデル。彼女は脚立から足を滑らせて転んだと語りますが、その後の会話のつじつまがどうも合わない。メレディスは記憶障害を疑いますが、人づてにアデルがERにいると聞いて慌てて飛んできたリチャードは、「メレディスは認知症に取りつかれている」と反発し、彼女の懸念を一蹴します。でも、明らかにアデルの様子、変でしたよね。リチャードも本当は何か感じていたのでは?

 

バスケの試合前のパーティーでケンカしたあげく、ナイフが頭に突き刺さってしまったスチュワートという男性も、仲間のデーヴとともにERにやってきます。頭にナイフというホラーさながらの状況なのに、スチュワートは痛みも感じていない様子で、ビール瓶片手に平然と歩いたりしゃべったりしているから驚き。眉をひそめてナイフを動かして楽しむなど、スチュワート&デーヴ、本当におバカです。
メレディスはデレクに診てもらおうとしますが、あいにくオペ中。彼を待つ間、オーウェン&レクシー&ジャクソンが処置法を話し合っていると、何とその間にデーヴがナイフを抜き取っちゃいました! けれども、その後のスチュワートの様子には異変なし。脳に何の損傷もないと分かり、スチュワートは自主退院してバスケの試合へと向かいます。胸の痛みを訴えるオリヴァーより、頭にナイフのスチュワートの方が重症に見えたのに、結局試合に行けたのはスチュワートの方。人生、分からないものです。

 

休む暇なく動くメレディスは、合間にレクシーが退院させた偏頭痛患者ミッチのカルテを確認。退院時のミッチのサインに異変を感じ取ったメレディス、脳卒中の可能性があると見て、まだ駐車場にいた彼を病院に呼び戻します。おかげで、メレディスの予想通り脳卒中を起こしていたミッチは、適切な処置を受けることができて命拾い。メレディス、すばらしい洞察力&判断!
ちなみに、ミッチには恋人のジアが付き添っていましたが、彼女はミッチの病状よりも予定していたディナーや旅行のことを気にしてばかり。まさに「悪魔のような女」。最終的にミッチは彼女と別れることを決断しましたが、正しい選択だったと思います。

 

アレックスはこの日の夜はオフ。患者からバスケの試合のチケットを2枚もらった彼は、試合に行く前に病院に顔を出し、たまっているカルテのサイン書きに精を出します。途中、エイプリルにサイン偽造を頼んで断られるものの、バスケ好きのルーシーがカルテ書きに協力。何とか試合開始前に処理を終わらせました。
でも、アレックスは結局試合には行かず。脚の整復の件で、いつまでも手当を受けられずにいるネイサンのことを放っておけず、自らネイサンの処置を買って出たんです。ネイサンに好きな色を尋ねて、その色のギプスを用意してあげるあたり、アレックスって本当に優しいし子どもの扱いがうまい! その様子を見ていたルーシー、ますますアレックスに惚れちゃった!?
なお、アレックスからチケットを譲り受けたジャクソン。レクシーを誘ってました。この2人、急接近ですね。

 

Bamen15_7クリスティーナは、生まれてくる子どもの後見人になってほしいとカリーに頼まれますが、その話を聞いたメレディスは、「断るのが当然」とキッパリ。目下、不妊治療中のメレディス、クリスティーナが別の子どもの後見人になったら、自分には子どもができないと言われているような気がして、こんなことを言ったようです。不妊期間中にナーバスになるメレディスの心境、結構リアル。クリスティーナは、親友を苦しめてまで後見人になるのは気が引けたと見えて、カリーの申し出を断ることに。

 

そうそう! ベイリーがイーライに誘われて、ついに当直室を不適切な目的で使用!! しかもそれをデレクに見られてしまうという…。あのベイリーの悲鳴と、その後のデレクの反応、面白かったです。

 

というわけで、以上の出来事がすべて同時進行した1時間。ERを仕切りながら自分の不妊治療のことも忘れず、緊急オペ、患者の死亡宣告、遺族への連絡などを次々とこなしていくメレディス。彼女の心境が臨場感たっぷりに伝わってきました。
また、こうしてメレディスの視点で描きつつも、デレクやクリスティーナら、いつものメンバーもさりげなく全員登場。アレックス&ルーシー、レクシー&ジャクソン、ベイリー&イーライ、テディ&ヘンリー、リチャード&アデルらのドラマもバランス良く盛り込まれていて。ベイリー&イーライの件はもちろん、デレクとメレディス、エレベーターの中で何を始めるのかと思いきや排卵誘発剤の注射! と笑いのエッセンスもバッチリ。とにかくシナリオの完成度が高いな、という印象を受けました。テディやジャクソン、エイプリルら、魅力的なキャラクターが増えるのは嬉しいことですが、オリジナルのキャストの出番にもう少し時間を割いてほしいと思うことも多いので、今回は本当に大満足!
それにしてもメレディス、とてもいいキャラに成長したな、とあらためて感じますね。


【トリビア:ゲスト】
ネイサンの父親役は、「名探偵モンク」のランドール・ディッシャー警部補役でおなじみのジェイソン・グレイ=スタンフォード。
ウィリアム役は、「エド~ボーリング弁護士」のマイク・バートン役のジョシュ・ランドール。
ネイサン役は、「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でホッチの息子ジャックを演じているケイド・オーウェンス君。


【注目のセリフ】
「潜在的利点を考えるべきだ。しびれるような快感とか、興奮を味わえる潜在的利点を」by イーライ
 ……ベイリーにまで当直室を不適切使用させないで~!
「バスケ好きならダメ男感がちょっと薄れた」by ルーシー
 ……バスケ好きと知る前からアレックスに興味があるように見えたけど。
「ナイフスタンドはどこ?」by クリスティーナ
 ……頭にナイフが突き刺さってるからって、スタンド呼ばわりはちょっと…。
「いや、何でもない。使用中だった。ドアの向こうで何を見たか聞かないでくれ」by デレク
 ……ベイリーの叫び声には笑えた!
「あっ、ちょと待って。ここ血が付いてる」by クリスティーナ
 ……メレディスの血をぬぐってあげるこのシーン、すごく良かった!


【メレディスの一言】
1時間、その間にすべてが変わる。永久に…
命拾いをする1時間
考えが変わる1時間
1時間が自分へのご褒美ということもある
ある人にとって1時間は何の意味もない
ある人にとって1時間がすべてを左右する
でも結局1時間に過ぎない
時間の一部
膨大な時が続く
60分、3600秒、それだけ
また1時間が始まる
次の1時間がどうなるかは分からない


【鑑賞MEMO】
ジェフ・バグウェル

MLBヒューストン・アストロズに所属した元プロ野球選手。
元プロのピッチャーだったというヘンリーは、彼と一度対戦したことがあるとのこと。


【曲情報】
♪"Love Like A Sunset Pt. 1" Phoenix

オープニング、メレディスのナレーションシーンと、オリヴァーの緊急オペのシーンで。
♪"Bourgeois Shangri-La" Miss Li
デレクがエレベーターの中でメレディスに排卵誘発剤を打ち、アレックスがエレベーターの中でルーシーに試されるシーンで。
♪"Lose Control" Back Ted N-Ted
エンディング、患者のミッチが恋人のジアに別れを告げ、ヘンリーがウィリアムの件でテディに助言し、ベイリーとイーライが不適切な休憩を終え、スチュワートを見送った後にジャクソンがレクシーをバスケの試合に誘い、ネイサンの処置をするアレックスをルーシーが見つめ、リチャードがアデルを連れ帰り、メレディスがERで対応を続けるシーンで。

2011.10.26|グレイズ・アナトミー7、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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