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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


9月28日(水) #11「甦る悪夢」

Bamen11_a病院での乱射事件から数カ月が経ったある日、シアトルの大学で乱射事件が発生し、銃弾を浴びた学生や教員が次々に搬送されてくる。よみがえる感情をこらえ、懸命に治療にあたる医師たち。デレクとメレディスは、学生と逃げる途中で窓から転落した教授を担当。メレディスは待合室にいる教授の妻に、治療の状況を逐一報告しに行くが…。一方、ひとりシアトルを市内観光する途中で乱射事件を知ったクリスティーナは…。


Bamen11_9前回、いきなり患者ヘンリーと結婚すると言い出したテディ。本当に結婚しちゃった! 結婚の立ち会いを求められたオーウェンもビックリです。でも、これって一種の偽装結婚ですよね? 医療保険詐欺防止調査協会によると、保険金詐欺には当たらないらしいんですが、倫理的には問題がないとは言えないし…。

そんな中、シアトルのパシフィック大学で乱射事件が発生し、撃たれた学生や教員がシアトル・グレース・マーシー・ウェスト病院にも搬送されることに。まだ病院での乱射事件から数カ月しか経っておらず、医師たちもそれぞれがトラウマを抱えたままだというのに、何とも皮肉な…。レクシーは半ばパニック状態、エイプリルも泣きべそ状態。

 

病院には続々と救急車が到着。デレクとメレディスは、学生と一緒に窓から逃げる途中で転落し、頭を強打したスタージョン教授を担当します。知らせを受けて病院に駆けつけた彼の妻は、待合室で涙に暮れていて…。メレディスは彼女に逐一状況を報告しに行きますが、デレクはそんなメレディスの態度が面白くない。オペより患者の妻を優先するのは本末転倒と言いたかったのでしょう。でも、メレディスの気持ちもよく分かります。彼女も病院での乱射事件の際、“待合室の妻”という立場を経験し、その辛さを味わったのだから。デレクやクリスティーナと同様に、自分もトラウマを抱えているのだと訴えるメレディス。デレクも、メレディスの気持ちがようやく分かったみたい。

 

Bamen11_7アレックスはスタークの下につき、脚と腹部を撃たれた15歳の少女ケリー・ケックを担当。スタークは「命を救うには脚を切断するしかない」と主張しますが、カリーなら脚を救えるはずだと直感したアレックスがそこで待ったをかけます。そして、カリーに拒まれた上に、再雇用も認めてもらえず、すっかり居場所を失って見学室にたたずんでいるアリゾナに、「何とかしてくれ!」とアピール。アレックス同様、スタークの判断もその言い草も気に入らないアリゾナは、非常事態を理由にリチャードから診療の許可を取り付けると、カリーをつかまえてケリーのオペ室へ。アレックスの体を張った妨害により何とか脚の切断を免れていたケリーは、カリー、アリゾナによるオペのおかげで、脚を失わずに済みました。アレックス、お手柄!
その後、オペの結果に気をよくしたアリゾナは、これぞ関係修復のチャンス! と言わんばかりにカリーに謝罪し、愛してると伝えますが、こちらはオペのようにはうまくいかず。今のカリーは、アリゾナを受け入れられる状態にはない模様。アリゾナ、とりあえず再雇用を認めてもらえただけでも良しとしなくちゃ…ですかね。

 

オーウェンの指示のもと、エイプリルは急遽外傷治療の場と化した外来回復室をてきぱきと切り盛り(やっぱりエイプリルって外傷外科向き?)。ケリーの治療をアリゾナとカリーに託したアレックスは外来回復室に合流し、ベイリーから任された青年チャック・ファウラーを治療します。チャックは一時心肺停止に陥るものの、チャールズの記憶を重ねて励ますベイリーの言葉が効いたのか、心拍が戻ってホッ。いっぱいいっぱいの様子だったレクシーも、マークの冷静な指示のおかげで徐々に落ち着きを取り戻し、頭蓋内出血の患者にバーホールを開けるという処置を見事にこなします。外来回復室、見事な連携プレーの連続!

 

リチャードは、乱射事件の時に出会ったマーティ巡査部長の部下のマイケル・ファジオリ巡査の治療にあたります。彼は唯一、犯人の顔を見た人物。リチャードたちは薬で巡査を目覚めさせ、痛みに苦しむ彼から犯人の特徴を聞き出すと、オペ室が確保できない中、外傷室でオペを敢行。無事、巡査の命を救います。

 

その頃、テディは胸に銃弾を受けて心臓に穴が開き、現場で緊急開胸術を施されたという青年ジャレッド・スウォークのオペを行っていました。それも、クリスティーナと一緒に! 実は、シアトル観光に行くつもりだったクリスティーナは、何台もの救急車が通りを行き交う様子を目の当たりにし、誘われるようにパシフィック大学へ。そこで、すぐに胸を開く必要があるジャレッドの姿を見かけると、自ら開胸術を施して一緒に救急車に同乗して病院へとやってきたのです。そして、心配するオーウェンをよそに、クリスティーナはそのままオペ室へ。ついに、ついに、外科医クリスティーナの復活です!
ところが、しばらくしてオペ室にやって来たリチャードの話から衝撃的な事実が判明します。何とこのジャレッドこそ乱射事件の犯人!! 一緒にオペに入っていたジャクソンは、罪のない多くの人を撃った犯人を救おうとしているという事実に拒絶反応をあらわにすると、オペを放棄して出て行ってしまいます。でも、クリスティーナは医師としての誓いに背くことなく、そのままオペ室に残ります。しかも、この判断は難しいことじゃなかったと後にテディに語っています。さすがクリスティーナ!
それにしても、この一連の流れ、「プライベート・プラクティス」で、マヤにケガを負わせた相手と知らずに治療していたサムを思い出させる展開。考えさせられる話ですよね。

 

一方、オペ室を出たジャクソンは犯人への憎しみを募らせていましたが、弟アーロンが自分の妹を殺しかけたと話すアレックスの「犯人は心を病んでいる」という言葉にハッとします。そして、犯人の母親が息子の無事を祈って涙する姿を見かけると、自ら進んで治療の状況を彼女に説明。ジャクソン、一皮むけた瞬間かな?

Bamen11_2_2

そして、それぞれの担当患者の治療を終えた医師たちは、まだ治療が続いている唯一の患者、犯人ジャレッドのオペを見ようと見学室に集まってきます。大勢が見守る中、テディとクリスティーナによるオペは成功。ジャレッドも命を取り留めます。
これで、シアトル・グレース・マーシー・ウェスト病院に運び込まれた26人の患者たちは全員無事。たった一人の死者も出さなかったというのは本当にすごいこと。見学室に詰めていた面々のすすり泣きは、やがて笑いへ…(涙)。

 

というわけで、かなり感動させられる場面が多かった今回。最初は「どうしてよりにもよってまたシアトルで乱射事件が!?」と思ったけれど、結果的にこの事件がそれぞれのトラウマ克服に一役買った形になった点が良かったです。クリスティーナの復活がとにかく嬉しかったし(釣りの効果絶大!)、メレディスとの自然な和解シーンにもジーン…。病院前で繰り広げられるパシフィック大学の校歌の大合唱もとても印象的でした。
今回のエピソードを監督したのは、米国で始まったシーズン8でジャクソンの母親役を演じることになっているデビー・アレンなんですが、かなりいい仕事をしてくれたと思います。ちなみに、第16話も彼女の監督エピソードです。お楽しみに。


【トリビア:ゲスト】
「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」のジョン・ハナダルコ役のトム・アーウィンが、シーズン6の#23「サンクチュアリ」、#24「汚された聖域」に引き続きマーティ役で再登場。
犯人の母親役は、「L.A.ロー 七人の弁護士」のロクサーヌ“ロクシー”・メルマン役のスーザン・ラッタン。

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「Disarm」は、Smashing Pumpkinsの曲“Disarm”からの引用。


【注目のセリフ】
「まず我々の務めを果たすことに全力を注ごうじゃないか。感傷に浸るのは後でいい」by リチャード
 ……まさに、この言葉通りの結果に!
「そいつをブロックしてカレフ! 脚に近づけないで!」by アリゾナ
 ……アレックス、アイオワ州選抜のレスラーだったの!?
「医者の務めを果たせ! 人が死にかけてる。ごちゃごちゃ言わずに命を救え!」by リチャード
 ……さすがのスタークも言い返す言葉なし。
「なぜクリスティーナは好きなようにしていいけど私はダメなの? 手術台の下に隠れたりバーテンやらないから?」by メレディス
 ……抗議の中にもユーモアあり。
「このボケナス! あんた、この青年をこっちの世界へ返しなさい。今すぐ!」by ベイリー
 ……ベイリーにかかると神もボケナス呼ばわり。


【メレディスの一言】
オペは非常手段
身体を刃物で切り、組織を取り出し、残りを元通りにする
人生を切り刻むメス、もしそんなものがあったら、ちょっと痛みを感じただけで、きっと切って、切って、切りまくる
いったんメスで切り取ったものは、元には戻せない
だから人生にメスはなくていい


【鑑賞MEMO】
映画『M★A★S★H マッシュ』

朝鮮戦争を舞台に、型破りな3人の軍医の暴走っぷりを描くブラック・コメディ。
「映画の『M★A★S★H マッシュ』、あれと同じだ」なんて言い方でエイプリルに外来回復室を任せるオーウェン。分かりやすい例えではあるけれど…。


【曲情報】
♪"Humanity (Love The Way It Should Be)" John Legend

オープニング、クリスティーナとの釣りの件でメレディスがデレクに不満をぶつけるシーンで。
♪"State Of Our Affairs" Mt. Desolation
エンディング、テディとヘンリーが形だけの結婚に祝杯をあげることにし、メレディスとクリスティーナが自然と和解するシーンで。

2011.9.28|グレイズ・アナトミー7、ストーリーガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

ずっと見逃してしまっていたグレアナ6を、今朝、久々に観ることが出来て、感動しています。ヤン、おかえりなさい!よかった~!(拍手!)、パシフィック大学関係者の人たちが手にローソクを持って、病院の外で合唱していた歌、、、アイルランド民謡で親しまれている「春の日の花と輝く」だったんですね!憎いな~(@^-^) この美しいメロディーに、さらに胸を打たれました。

投稿: aquarius | 2011年10月 5日 (水) 11時11分

このエピ素晴らしかったです!

投稿: ゆき | 2011年11月11日 (金) 22時11分

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