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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


8月24日(水) #6「復活への道」

Bamen6_5乱射事件から立ち直りつつあるシアトル・グレース・マーシー・ウェストの医師たちの姿を追うドキュメンタリー番組が制作されることになり、事件後にヒーロー扱いされているクリスティーナも取材を受ける。そんな中、病院では脳死した男性から両腕をなくした男性へ、両腕の移植手術が行われることに。けれども、手術の直前、ドナーの腕に問題が発覚し…。一方、アリゾナは名誉ある賞を受賞し、アフリカ行きの権利を得るが…。


今回のエピソードは、異例なドキュメンタリー仕立て。脚本を担当したステイシー・マッキーは、昨年夏にABCで放送された医療ドキュメンタリー「Boston Med」をヒントにしたんだとか(「Boston Med」は、ボストンを代表する3つの教育病院を4カ月にわたって取材し、編集した番組で、今回のエピソードのように、医師たちの私生活にも踏み込んだ取材もあり!)

 

さて、ドキュメンタリー番組の取材がスタート。リチャードは、事件の後に導入した最新式のセキュリティ・システムを自慢げに記者に紹介しますが、実はこのシステム、何とも使いにくい。事件後、ブロンドヘアをブルネットに戻したレクシーは、身分証の写真と現在のビジュアルの違いから、出入りの度に警備員に引き留められる始末。いら立った彼女は、ついにゲートを強行突破しちゃいます。すると、案の定警報装置が作動。患者を連れて移動中だったジャクソンは、廊下のワンコーナーに閉じ込められてパニック状態に! 結局、患者は無事だったけれど、今もなおジャクソンが乱射事件のトラウマに悩まされていることが露呈したかたちとなりました(その後、システムは撤去されることに…)。

 

事件のヒーローと言っても過言ではないクリスティーナも、メレディスとともにカメラの前に座り、インタビューを受けることに。けれども、いまだオペに参加できない彼女、インタビューでも言葉を詰まらせてしまいます。メレディスはそんな彼女を一生懸命フォローしますが…。

 

アレックスは、アリゾナの下について、喉の腫瘍のせいで呼吸困難に陥った少女リリーを担当します。彼女は何度も腫瘍摘出のオペを受けているにもかかわらず、その度に再発してもはやオペでも命を救えない状態。でも、乱射事件の修羅場をくぐり抜けたアレックスは、決して諦めたりしない! 本人の軟骨を使って気管を再生する実験的治療を提案し、自ら気管の培養を担当。小児科医を目指しているのは子ども好きだからじゃないと公言しながらも、リリーを温かく励まし続けました。彼女のお気に入りであるディズニー・チャンネルのオリジナル映画『キャンプ・ロック2  ファイナル・ジャム』の挿入曲"Wouldn't Change a Thing"(歌っているのは、シーズン6の#22「忘れえぬ人」にゲスト出演したデミ・ロヴァートと、ジョナス・ブラザーズの次男ジョー・ジョナス)を、検査の最中に歌ってあげるなんていうワンシーンも。子供心をつかむコツをしっかり心得てます! 元気になったリリーが闘病生活で得たものを発表することになり、学校にアレックスを招いたという後日談も良かった!

 

Bamen6_4そしてアリゾナは、名誉あるカーター・マディソンの助成金を獲得。念願叶って、アフリカで小児医療に従事できることに。でも、アフリカに行けばカリーとは離ればなれに…。結局、2人で一緒にアフリカに行くと決断します。けれども、どうもカリーが一方的にアリゾナに合わせているように見えて…。

 

Bamen6_7一方、バイク事故でサムという男性が死亡。彼がドナー登録していたため、仕事で両腕をなくしたザックにサムの両腕の移植手術が行われることになります。両腕の移植手術は希な事例で、過去の成功例は1件だけ(実際、ドイツの男性が2008年、世界で初めて両腕の移植手術を受けています)。カリー、マーク、デレク、オーウェンらが協力し、エイプリル、レクシーらも加わってこの大仕事にあたることに。
ところが途中で問題発生! ドナーであるサムが腕に奥さんの名前(ニコール)のタトゥーを入れていたことが分かったのです! 他人が愛した人の名前が刻まれた腕…。一同は、これですべて台無しになるかも…とがっかりしますが、さすが、後のリハビリの辛さを承知の上で、両腕の移植を望んだザック。こんなことくらいじゃ決意はぐらつかない! ポジティブ思考でタトゥーも受け入れます。
そして、いよいよオペ。一時は片腕に合併症の兆候が現れ、最悪の場合、片腕は失うかもしれないという状況に陥ったものの、結果的にオペは大成功。これには一同も笑顔! ザックは術後、痛みの感覚が戻る前に「ありがとう」の文字を「ニコール」というタトゥーの下に彫り足しました。本当に前向きな患者です。
それにしても、ザックの妻のノラ役が「プライベート・プラクティス」でヴァイオレットのお腹を切り裂いて赤ちゃんを奪ったケイティ役のアマンダ・フォアマンだったことにビックリ! スピンオフであんなに強烈な役を演じている女優を、よくこんなかたちでゲストに使ったなあ…。

 

さて、ベイリーは乱射事件の時にオペを受けるはずだった患者、メアリーの人工肛門閉鎖術を行うことに。瀕死のチャールズとともに同じ時を過ごした彼女は、いわばベイリーの戦友のようなもの。ベイリーはメアリーとの再会を喜び、彼女のオペを担当しますが、簡単なオペだったにもかかわらず、メアリーはオペ後麻酔から覚めず。何と、そのまま昏睡状態に陥ってしまった! チャールズのみならず、メアリーのことも救えなかったという事実に打ちのめされるベイリー…。昏睡状態となってから1カ月後、メアリーの夫はついに生命維持装置を外すことに同意します。あの乱射事件を生き抜いたのに、まさかこんなオペで死ぬなんて。ベイリーはメアリーの死を背負い込むことになりそう。辛いですね…。

 

…というわけで、動きのあるカメラワークやぼかし、ピー音なんかが、いかにもドキュメンタリー番組っぽくてリアルだった今回。最後に、シーズンを重ねても新たな挑戦をしかけてくる製作スタッフの意気込みに敬意を表したいと思います。


【トリビア:ゲスト】
両腕の移植手術を受けたザックの妻ノラ役は、「プライベート・プラクティス」のケイティ役のアマンダ・フォアマン。
メアリー役は、シーズン6の#23、#24(最終話)話に登場したアイドル歌手で女優のマンディ・ムーア。「ヴェロニカ・マーズ」のマーサー・ヘイズ役でも知られるライアン・デヴリンも、メアリーの夫ビル役として再登場した。

 

【トリビア:原題】
今回のエピソードの原題「These Arms of Mine」は、Otis Redding の曲“These Arms of Mine”からの引用。
まさにザックのために用意されたようなタイトル。


【注目のセリフ】
「俺のベターハーフだ。見た目は俺の方がベターだけど」by マーク
 ……デレクとマーク、どちらの見た目がベターだと思いますか?
「もう1つ事件で俺が大きく変わった点を挙げるとすれば、『きっと何か手はある』、そう思えるようになったことです」by アレックス
 ……これは事件から学んだ偉大な教訓。
「あたしはそういう外科医じゃないんです。スーパーミラクル名外科医とかじゃないんですよ。あたしは単純に…」by クリスティーナ
 ……この後、クリスティーナは言葉を詰まらせてしまい…。


【クリスティーナの一言】
だから、生きてるだけでもうけもの
みんな恵まれてる
今ここで自分の得意なことをやれる
命を救ってる
毎日、命を1つずつ
傷は癒えた
これからは人を癒やす番


【鑑賞MEMO】
リリス・フェア

1997年にシンガーソングライターのサラ・マクラクランがスタートさせた、女性アーティストだけのライブイベント。1999年以来、11年振りに開催された昨年のリリス・フェアには、シェリル・クロウ、コリーヌ・ベイリー・レイ、メアリー・J・ブライジなど、多彩なアーティストが参加している。
アレックスは、ライブでダイブなんかするなとリリーに釘を刺しつつも、リリス・フェアならまだいいとコメントしている。


【曲情報】
♪"All My Life" Calahan

カリー、マーク、デレク、オーウェンがオペの成功を祝って乾杯するシーンで。
♪"You Know The Way" (Acoustic)" Right The Stars
エンディング、ベイリーがビルに辛い事実を伝え、リリーが元気になり、アリゾナとカリーがアフリカ行きの準備をするシーンで。

2011.8.24|グレイズ・アナトミー7、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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