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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


12月1日(水) #8「涙のバースデー」

Bamen8_2アリゾナと、彼女が2年前から担当している短腸症候群の少年ウォレスの誕生日が金曜日に迫る。ウォレスは9歳までしか生きられないと言われていたが、アリゾナの尽力もあり今度の誕生日で11歳。ウォレスの両親は大いに喜び、「治療法の研究に」と2,500万ドルの寄付を申し出る。ところが、誕生日目前に、ウォレスは腸閉塞を起こしてしまい…。
一方、クリスティーナはジャクソンと一緒にカリーとオーウェンの下につき、50カ所以上も骨折した少女の手術を担当。アレックスは、事故に遭った母親のお腹の中で脳卒中を起こした赤ちゃんを診る。


【STORY】
ある夜。デレク、カリー、アリゾナは、寝ているところをポケベルで起こされる。病院に行ってみると、交通事故に遭って硬膜下血腫を起こした妊婦ローラと、自宅の屋上から転落して50カ所以上も骨折した少女ヒラリーが運び込まれていた。

 

ローラの胎児は脳卒中を起こしていることが分かり、急遽帝王切開が行われることに。その後、ローラはデレクによる開頭術を受け、一命を取り留める。目を覚ました彼女は、赤ちゃんを抱きたいと懇願するが、手術を受けたばかりでそれは叶わない。
一方、未熟児として産まれた赤ちゃんは、ICUに入れられるも容体が安定せず。アリゾナの下で赤ちゃんを担当することになったアレックスは、どんどん弱っていく赤ちゃんを見てもう助からないだろうと判断。それなら、せめて最後に人に抱かれる経験をさせてやろうと、母親の代わりに赤ちゃんを抱く。すると…驚くことに徐々にバイタルが安定してくる。ベイリーは、アレックスの行為がいわゆる「カンガルーケア」の効果をもたらしているのだと確信。肌と肌が触れあう形で赤ちゃんを抱く方が効果的だと言って、シャツを脱いで赤ちゃんを抱き続けるようアレックスに指示する。
そんなアレックスは、イジーが姿を消したことですっかり傷ついていた。その上、リチャードからイジーの未払いの治療費20万ドルの医療費明細を突きつけられ、無力感にさいなまれていただけに、自分の腕の中で徐々に回復していく赤ちゃんが思わぬ支えとなる。「自分にもこうして赤ちゃんを抱いてやることはできる」と、家にも帰らずひたすら赤ちゃんを抱き続けるアレックス。リードは、そんな彼に次第に好意を抱くようになる。アレックスは冷たくあしらうが、リードは赤ちゃんの母親が安定して面会できるようになるまでの間、彼のそばに付き添う。

 

オーウェンとカリーは、骨折患者のヒラリーを担当。クリスティーナも彼らの下につく。そして、オーウェンとカリーは、極めて難易度の高い観血的整復固定術を実施。回復を待って、転子下骨折の修復も行う予定を立てる。
そんな中、ヒラリーは屋上から転落する際にマジック・マッシュルームでハイになっていたことが薬物検査で判明。母親のジルはもちろん、父親のトレイも、娘の暴走ぶりに失望する。しかし、当のヒラリーはいっさい反省する様子なし。「成績はオールAの優等生。生徒会長で学校新聞の編集長もしている。親にとっては『夢のような娘』のはず」と開き直る始末。親にズケズケと物を言い、周囲を唖然とさせる。
その後、転子下骨折の修復オペを受けることになったヒラリー。オペ中、空気塞栓症を起こしてしまう。オーウェンは急いで心臓外科医を呼び出そうとするが、クリスティーナは「以前経験があるから自分が吸引処置をやる」と主張。オーウェンの反対を押し切り処置を敢行する。結果的に、クリスティーナは塞栓の除去を無事成功させるが、「処置がうまく行ったのは運が良かっただけ。免許を剥奪されてもいいのか?」とオペ後にオーウェンに非難される。褒められるならまだしも、とがめられるのは不服だと言いたげなクリスティーナ。自宅療養中のメレディスに愚痴をこぼす。メレディスは、「彼はあなたを愛しているから心配している。彼に言うことにも一理ある」とクリスティーナを諭すが…。
一方、そんな大胆なクリスティーナの行動に魅了されたのはジャクソン。クリスティーナに迫ってキスをするが、「すでに相手がいる」と拒絶されてしまう。
ヒラリーの方は順調に回復していくが、いい気になって病室から電話でドラッグを手配しようとする。さすがのクリスティーナもこればかりは見過ごせず、彼女から電話を奪い取ると「自分なら何でもできるつもりでいるかもしれないが、今生きているのは運が良かっただけ」と一喝。自分も生意気なヒラリーと同様にうぬぼれていたのだと反省し、オーウェンに謝罪する。

 

短腸症候群の少年ウォレスを2年前より担当しているアリゾナ。彼女の尽力と、15回ものオペに耐えてきたウォレス本人の頑張りにより、当時9歳までしか生きられないと言われていた彼も、今週の金曜日に11歳の誕生日を迎えようとしていた。ウォレスの両親であるアンダーソン夫妻は大いに喜び、「ウォレスの病気の治療法を探る研究費にしてほしい」と、2,500万ドルもの多額の寄付を申し出る。ウォレスと同じ日に自分の誕生日を迎えるアリゾナにとって、嬉しい誕生日プレゼントだ。
ところがその後、事態が急変することとなる。ウォレスが腸閉塞を起こしていることが分かったのだ。アリゾナは「もうウォレスにはオペに耐えられるだけの体力がない」と主張するが、アンダーソン夫妻はオペを懇願。夫妻から寄付を取り下げられたくないリチャードは、「君にはオペを成功させる力がある」とアリゾナを説得。夫妻の希望を優先して、オペをさせようとする。結局、アリゾナは不本意ながらオペを承諾。オペは何とか成功するが、その後にウォレスの容体が急変。アリゾナが危惧していた通り敗血症性ショックを起こしたウォレスは、誕生日当日に亡くなってしまう。
アリゾナは、訴訟問題になるのを避けるために夫妻への説明を理事長とリチャードに任せ、カリーのアパートへ。ドアを開けると、カリーが企画したサプライズ・パーティーのために集まっていた面々から一斉に「サプライズ!」の声がかかる。しかし、今のアリゾナにパーティーを楽しむ余裕などない。耐えかねて泣き出したアリゾナは、カリーにウォレスの死を伝えて病院に戻る。
ウォレスの病室には、無言で荷物を片付けているアンダーソン夫妻が。アリゾナは、静かに彼らに歩み寄り、「彼(ウォレス)に会いに行きます?」と声をかけて遺体安置室へ。ウォレスの遺体を前にした母親は、生前から、怖い夢を見るのを恐れていたウォレスのためにしていたおまじないの言葉を唱え始める。けれども、涙がこみあげてきて…。アリゾナは「いい夢、いい夢残れ、悪い夢、悪い夢消えろ…」と、母親に代わって残りのおまじないの言葉を唱える。そんな彼女の姿を見た父親は、アリゾナがこの病院にいるから寄付は取り下げないと宣言。あくまでも、おべっかを使っているリチャードやジェニングスのためではないと強調する。
こうして、アリゾナはようやく帰宅。待ちくたびれてソファーで眠っていたカリーは、明るい笑顔で彼女を出迎える。カリーの優しさに心を打たれたアリゾナは、感謝の気持を込めて「愛してる」と告げ、カリーも「私も」と返すのだった。


【今回のMVP】
アリゾナ!

「小児外科、ここには奇跡と魔法がある」と断言するアリゾナ。子どもには、点滴バッグに妖精の粉が入っていると信じられる“力”があると言い、自身もその“力”を存分に引き出すべく、子どもにとって最善のケアをする…。ウォレスの両親であるアンダーソン夫妻も、そんなアリゾナを信頼した。
しかし、リチャードや理事のジェニングスは、夫妻が寄付を申し出た途端に彼らをパトロン扱い。ウォレス本人の体のことより、両親の意向を叶えることを優先させたせいで、ウォレスは亡くなってしまう。権力に弱い彼女も、今回ばかりは憤慨。ウォレスの再オペ中に乗り込んできたリチャードに対して、「部長に隣に立たれて息づかいを感じたら『札束』にオペしてる気分になる」とキッパリ。ウォレスを救うことはできなかったけれど、2,500万ドルの寄付金は、アリゾナの尽力の証し!


【鑑賞メモ】
短腸症候群

小腸広範切除により生じる吸収不良。


【メレディスの一言】
つぎ込むものが大きいほど、得るものも大きいという
でも、チャンスに賭けてみることも必要
すべてを失う危険も、覚悟しなければならない
でも、チャンスに賭ければ、うまくつぎ込めば、驚くような報酬があるかも


【今回のゲスト】
ウォレス役は、映画『チャーリーと14人のキッズ』でベンを演じたカーマニ・グリフィン。ウォレスの母親役は、「ER緊急救命室」のアデル・ニューマン役や「ヴェロニカ・マーズ」のアリシア・フェンネル役、「プロファイラー/犯罪心理分析官」のエンジェル・ブラウン役など、数々のドラマで活躍しているエリカ・ギンペル。ウォレスの父親役は、「メンタル:癒しのカルテ」でカール・ベル医師を演じているデレク・ウェブスター。
ヒラリー役は、「アシュトン・カッチャーの70'sショー」のスティーブン・ハイド役のダニー・マスターソンと、「マルコム in the Middle」のフランシス役のクリストファー・マスターソンを兄に持つアラナ・マスターソン。ヒラリーの母親ジル役は、第82回アカデミー賞で主要6部門ノミネート/2部門受賞で話題となった映画『プレシャス』に出演のニーラ・ゴードン。


Bamen8_aアリゾナの人柄の良さと、そんな彼女を支えるカリーの優しさが伝わってくる感動的なエピソード。デレクやメレディスといった主要キャラの出番が少なくても、しっかりエピソードが成り立ってしまうのが、この番組のスゴイところ。
カリー&アリゾナ、クリスティーナ&オーウェン、マーク&レクシーが、カリーの部屋に集まって誕生日のイベントについてバラバラな意見を言うシーンは、キャラクターたちの個性の違いが短い時間で的確に表現されていて面白い! キャラクター同士のバランスの良さが、この番組の魅力だと再確認しました。
さて、次回はいよいよメレディスも仕事に復帰!“心臓外科の禁断症状”の現れなのか、オペでハメをはずしてしまったクリスティーナにも、嬉しいサプライズが!?

2010.12. 1|グレイズ・アナトミー6、ストーリーガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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