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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


2月22日(月) #20「素直になれなくて」

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メレディスから結婚式の準備を任されたイジー。業者から試着用のウェディングドレスを取り寄せ、病室をブライダルショップのようにして張り切る。ところが、次第に化学療法の副作用が出始め…。そんな中、車にはねられたメロイと運転手のゲイツがERに搬送されてくる。事故の状況に対して言い分が食い違う2人。アレックスとジョージがオーウェンの元でメロイの治療を進めるが…。

今回のエピソードは…「降参度★★★★★」
ジミ婚を望むメレディス。豪華なドレスには興味がなくても、闘病中のイジーの希望の前には降参するよりほかなし。結局、自分の好みではないドレスを何着も試着するハメになる。そして、闘病中といえば6歳のテイ・サックス病患者、ジェシカ。何とか娘を助けたいという父親の思いは痛いほど分かるが、治療法がない不治の病の前に、やはり降参を余儀なくされる。最近、自分に自信を持ち始めていたアレックスも、自分にはない冷静さを持つジョージに降参する結果に。アレックスは、プレッシャーに弱い自分を認め、イジーが弱っていくことへの不安をジョージにさらけ出す。
降参…、一見みじめに思える言葉だけれど、抗えるものと抗えないものとを見極め、抗えないものを受け入れる勇気を持つことを意味する場合もあるのだ。


【STORY】
デレクとの結婚を決めたメレディス。闘病中のイジーの気を紛らわそうと、彼女に結婚式の準備を頼む。シンプルなジミ婚を望むメレディスに対し、イジーは「メレディスのようなタイプが結婚にこぎ着けたのは奇跡!」とハデ婚を計画。業者から試着用のウェディングドレスを取り寄せ、病室をブライダルショップのようにして張り切る。“いかにも”なウェディングドレスを着るつもりのないメレディスだったが、リチャードからその日の仕事としてドレスの試着を命じられ、イジーの要求を無碍にすることもできず…。渋々ドレスを試着する。

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そんな中、イジーの体に化学療法の副作用が出始め、ついに彼女は病室で倒れてしまう。意識を取り戻したイジーは、自分の体調がどんどん悪化していくのを実感する。
ERには、車にはねられたアンソニー・メロイと、車を運転していたダン・ゲイツが運び込まれる。メロイはゲイツが無謀な運転をしたと主張。しかし、ゲイツはメロイの方が車に飛び込んできたと反論する。
アレックスとジョージはオーウェンの下についてメロイを担当。アレックスがERを監督することとなり、ジョージはメロイの検査結果を彼に報告する立場にされてしまう。ジョージは内心不服に思いながらもメロイを検査。傷は軽傷であるものの、メロイの言動に不審な点が多いことに気付き、彼が自殺願望者ではないかと疑いを持つ。そしてジョージは、メロイには精神科のコンサルが必要だとアレックスに進言。そのままメロイを帰らせるつもりでいたアレックスだったが、「自殺したらお前の責任だ」とジョージに言われ、精神科にコンサルを頼むことを許す。
ところが、ジョージとアレックスが目を離している隙に、メロイが姿を消してしまう。ジョージとアレックスは、駐車場で責任を押しつけ合って言い争うが、そんな最中、メロイが上階の窓を突き破って2人の目の前に落下してくる。再び自殺を図ったのだ! 車に叩き付けられたメロイは重体に。うろたえるアレックスのかたわら、ジョージは冷静さを失うことなく処置に集中。オーウェンはそんなジョージを褒め、外傷外科を専門にするよう勧める。
その夜。ジョージにありったけ暴言を吐いてしまったアレックスは、ジョーの店に行って1人で酒を飲んでいるジョージの隣に座る。そして、「今日はお前に負けたよ。完全に負けた」と降参を宣言。自分はプレッシャーに弱いタイプだと認め、イジーが衰弱していくことへの不安を打ち明ける。
一方、ゲイツの方は、頬骨上顎複雑骨折、脾臓周囲の出血、鼓膜破裂のほか顔面神経の損傷も見られるため、マークとデレクが協力してオペを行うことになる。けれども、何せ2人は今も喧嘩中の身。助手についたレクシーは2人の板挟みとなり、そのストレスからやけ食いに走る。レクシーのSOSを受けたメレディスは、いい加減仲直りするようデレクに忠告するが…。
オペでは、依然としてデレクとマークはいがみ合いを続ける。けれども、途中、マークが大量出血を手際よく処置するのを見たデレクは、彼の手技に感服。オペ後、ゲイツの妻に状況を説明する際、マークの処置のおかげでゲイツは助かったのだとマークを褒める。この件をきっかけに、ようやくデレクとマークの仲は元通りになる。
アリゾナのオペを見学するために病院にやって来た非番のベイリーは、アリゾナの担当患者で、テイ・サックス病を患っている少女ジェシカに出会う。テイ・サックス病は治療法がない難病で、彼女の余命はあと数時間。けれども、娘が死んでいくという事実を受け入れられない父親のマットは、メキシコに行って試験的な幹細胞治療を受けさせると言い出す。アリゾナは、「ジェシカの余命はわずか。すべてやり尽くした」と忠告するが、マットはメキシコ行きを実現させるため、病室を飛び出して金策に走る。

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目を覚ましたジェシカは、父親の姿が見えないのを不安がる。ベイリーはそんなジェシカを放っておけず、オペの見学を諦めてとことん彼女に付き添う。次第に弱っていくジェシカ…。いよいよジェシカの死期が迫ると、ベイリーは病室に戻ってきたマットを優しく諭す。最期にジェシカの手を握るのは父親であるべきだと。マットはようやく現実を受け入れ、幼いジェシカは父親の腕の中で息を引き取る。アリゾナは、「小児外科医は切開することだけが仕事じゃない」と激しい徒労感に襲われるベイリーに声をかけ、彼女の行為をねぎらうのだった。


【その他のキャラクターたちの動き】

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カリーの父がシアトルにやって来る。彼は、ジョージの顔を見るなり「よくも浮気したな!」とすごい剣幕。カリーは、父を落ち着かせるため、付き合っている人がいると打ち明け、恐る恐るアリゾナを恋人として紹介する。娘が同性愛者になったと知った父は仰天。カリーをマイアミの病院に転属させ、実家に連れて帰る計画を推し進める。言うことをきかないなら、信託資金を受け取る権利を奪うと最後通告を突きつけられたカリー。本当の自分を受け入れてくれない父と縁を切る道を選ぶ。
PTSDと向き合うことに決めたオーウェンは、精神科医ワイアットのセラピーを受け始めるが、なかなかクリスティーナの件に関する感情を言い表せないでいた。けれども、自殺願望者のメロイが罪もないゲイツに犠牲を負わせたことと、自分がクリスティーナにしたことを重ね合わせると、自分は自分のことを「情けない」と感じているのだと認識。ワイアットは、感情に名付けをしたオーウェンを褒め、自分の感情と向き合うところがスタートなのだとオーウェンを励ます。
デレクとマークが仲直りしたことに安堵するレクシー。メレディスから、妹として結婚式に出席していいと言われて大いに喜ぶ。


【医学用語豆知識】
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免疫系がん細胞を攻撃する際に中心となるT細胞の増殖を促進し、癌亜細胞を破壊するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きを高める効果がある化学療法剤。投与量が多いほど抗腫瘍効果が高まるが、副作用は強い。副作用は、発熱や悪寒、頭痛、発疹、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、体重増加、睡眠障害など。

テイ・サックス病
劣性遺伝により幼児期に発病する遺伝病。神発達遅延や視力障害、小脳失調をきたす。根本的に治癒させる方法はなく、たいていは5歳頃までに死に至ると言われている。


【メレディスの一言】
私たちは仕事上、敗北を選択肢に入れてはいけない
患者がどんなに重病でも希望はある
現実を前に希望が砕け、事実に降参しなければならなくなったとしても、今日の闘いに負けたというだけ
明日も闘いはある
降参とはこういうもの
負けを認めたら、完全に屈したら、そもそもなぜ闘っていたのか理由すら忘れる


【今回のゲスト】
メロイ役は「CSI:科学捜査班」のカヴァリエ刑事役や「CSI:マイアミ」のフアン・オルテガ役で知られるホセ・ズニーガ。
今回2度目の登場となるカリーの父親役は、映画『プリティ・ウーマン』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされ、「シカゴホープ」では外科部長のフィリップ・ウォッターズ役でエミー賞助演男優賞を受賞している名優ヘクター・エリゾンド。最近では、「名探偵モンク」でモンクのセラピスト、ドクター・ベル役を務めている。マット役は『バタフライ・エフェクト』や『デジャヴ』への出演で知られるエルデン・ヘンソン。「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の第1シーズン#7「ベビーラッシュ」では、妊婦の強盗犯サラの元恋人デイモンを演じた。


自身も幼い子を持つベイリーには、小児科医として天性の資質があるよう。死期が迫るジェシカを優しく抱き、寄り添い…。そして娘の死を見届ける立場に立たされる父親を、同じ子を持つ親としてどんな思いで見ていたのかと考えると本当に胸が詰まります。どんなに救いたくても救えない命がある。そんな厳しい現実の中で、ベイリーは最善のことをした。自信を持って小児外科医への道に進んでほしいです。
天性の資質という点では、ジョージにも進むべき道が見つかったよう。彼はこれから外傷外科医を目指すことになりそうです。ジョージをバカにするばかりだったアレックスも、ジョージの優れた点を認め、自分の弱さをさらけ出して…。
一方、ステージ4の転移性メラノーマと闘うため、過酷な治療を強いられているイジー。化学療法もスタートし、急激に体調の悪化を感じ始めている様子。次回は、そんな彼女に強力過ぎる助っ人が登場! 演じるゲスト女優に注目です。

2010.2.22|グレイズ・アナトミー5、ストーリーガイド|コメント(1)トラックバック(1)

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コメント

シーズン5は色々なことがありすぎて、泣いたり笑ったりと、視聴者も忙しいですsweat01

そんな中で最近ぱっとしなかったジョージが、自分の進むべき道を見つけてくれたことが凄く嬉しかった!
頑張ってほしいな~★

投稿: ゆっきん | 2010年3月 1日 (月) 17時01分

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